コーユーレンティア

コーユーレンティア、2025年12月期は過去最高の増収増益 中計目標を1年前倒しで達成

決算サマリー 2026.08.28
コーユーレンティア、2025年12月期は過去最高の増収増益 中計目標を1年前倒しで達成

※本記事はコーユーレンティアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

コーユーレンティア株式会社は2025年12月期通期の決算説明資料で、各セグメントが好調に推移し過去最高の売上高・営業利益を達成したと発表した。2026年度を最終年度とする中期経営計画「Next Evolution 26」の定量目標を1年前倒しで達成し、前期比で売上高は8.9%増、営業利益は44.4%増、当期純利益は25.0%増となった。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は34,701百万円(前期比8.9%増)、営業利益は3,005百万円(同44.4%増、営業利益率8.7%)、経常利益は2,999百万円(同40.6%増)、当期純利益は1,937百万円(同25.0%増、当期純利益率5.6%)となった。EPSは175.15円、EBITDAは5,255百万円(同23.4%増)。単位は百万円。

項目2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)増減額増減率
売上高34,70131,8612,8408.9%
売上総利益14,31312,6221,69013.4%
販管費11,30710,5407667.3%
営業利益3,0052,08192344.4%
経常利益2,9992,13386540.6%
特別利益050△50△99.6%
特別損失1046149.0%
当期純利益1,9371,54938825.0%
EPS(円)175.15140.98
EBITDA5,2554,26099523.4%

セグメント別の状況

レンタル関連事業は万博関連の想定超需要や大規模再開発案件、大型イベント案件等により売上高20,694百万円(前期比11.0%増)、営業利益2,264百万円(同39.9%増)となった。ICT事業は外販工事の拡大とアライアンス効果により売上高4,777百万円(同17.6%増)、営業利益315百万円(同28.1%増)。スペースデザイン事業は受注単価向上やリフォーム・リノベーション案件の利益貢献により売上高6,020百万円(同1.6%減)、営業利益245百万円(同39.9%増)。物販事業は官公庁・郵政・民間市場の新規案件獲得と利益率向上により売上高3,208百万円(同5.8%増)、営業利益172百万円(同319.8%増)となった。

セグメント指標当期前期増減率
レンタル関連事業売上高20,69418,64311.0%
レンタル関連事業営業利益2,2641,61839.9%
ICT事業売上高4,7774,06317.6%
ICT事業営業利益31524628.1%
スペースデザイン事業売上高6,0206,120△1.6%
スペースデザイン事業営業利益24517539.9%
物販事業売上高3,2083,0335.8%
物販事業営業利益17241319.8%
セグメント業績(2025年12月期通期)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.13

通期業績予想

会社は2026年12月期通期の業績予想として、売上高350億円、営業利益25億円、当期純利益16億円を見込むと発表した。市場環境は良好とする一方、前年度の万博関連受注の反動減が影響するとしている。将来を見据えた事業基盤強化のため、物流改革を2028年にかけて実施する計画としている。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)増減額増減率
売上高35,00034,7012980.9%
売上総利益14,50014,3131861.3%
販管費12,00011,3076926.1%
営業利益2,5003,005△505△16.8%
経常利益2,5002,999△499△16.7%
当期純利益1,6001,937△337△17.4%
EPS(円)144.64175.15
EBITDA4,7005,255△555△10.6%

セグメント別の2026年12月期通期業績予想は、レンタル関連事業が売上高20,800百万円(前期比0.5%増)、営業利益1,750百万円(同22.7%減)、ICT事業が売上高5,400百万円(同13.0%増)、営業利益450百万円(同42.7%増)、スペースデザイン事業が売上高5,500百万円(同8.6%減)、営業利益200百万円(同18.4%減)、物販事業が売上高3,300百万円(同2.8%増)、営業利益100百万円(同41.9%減)としている。

2026年12月期 セグメント別業績予想
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.24

株主還元

2025年度の年間配当は36円(特別配当5円を含め、前期比6円増配)で、上場以来増配を継続している。2026年度の年間配当予想は37円(中間10円、期末27円)としている。また、2026年6月時点の株主を対象に「コーユーレンティア・プレミアム優待倶楽部」で利用可能なポイントを贈呈する株主優待制度を設けている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)
年間配当金(円)36(特別配当5円を含む)37(中間10円、期末27円)
株主還元(配当・株主優待)
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.26

中期経営計画「Next Evolution 26」の進捗

2026年度を最終年度とする3カ年の中期経営計画「Next Evolution 26」は、目標として連結売上高329億円、連結営業利益30億円、ROE12.0%以上を掲げていたが、2025年度実績(売上高34,701百万円、営業利益3,005百万円、ROE16.4%)で1年前倒しして達成した。重点戦略は①新規事業の創出、②経営基盤の強化、③人的資本の充実の3点で、経営基盤の強化では「2024年問題」に伴う人手不足や物流コストの上昇を背景に、設備増強・配送効率向上を目指す物流改革を2028年にかけて推進するとしている。

資本コストを意識した経営としては、2025年はPBR1倍以上を維持し、ROE16.4%、ROIC16.7%と前年より改善した。2026年は反動減によりROE、ROICは低下する見通しとしているが、株主資本コスト、WACCを上回る水準を維持するとしている。

中期経営計画「Next Evolution 26」の概要
出典:2025年12月期 通期決算説明資料 P.31

※本記事はコーユーレンティアが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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