ヨコオ

ヨコオ、2026年3月期は増収増益 純利益74.4%増で着地

決算サマリー 2026.08.28
ヨコオ、2026年3月期は増収増益 純利益74.4%増で着地

※本記事はヨコオが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ヨコオ(証券コード:6800)は2026年5月19日、2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は90,090百万円(前期比+8.7%)、営業利益は5,016百万円(同+18.7%)、経常利益は5,528百万円(同+40.8%)、純利益は3,886百万円(同+74.4%)となり、増収増益となった。いずれも2026年2月公表の直近予想(売上高89,000百万円、営業利益4,500百万円、経常利益4,650百万円、純利益3,000百万円)を上回った。2027年3月期は売上高97,000百万円、営業利益7,000百万円を見込み、増収増益の計画としている。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は全セグメントが増収となり90,090百万円となった。営業利益はCTC事業の増収に伴う増益などにより5,016百万円(前期比+18.7%)となった。経常利益は5,528百万円(同+40.8%)、純利益は3,886百万円(同+74.4%)となった。

項目当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)前期比
売上高90,090百万円82,884百万円+8.7%
営業利益5,016百万円4,226百万円+18.7%
経常利益5,528百万円3,926百万円+40.8%
純利益3,886百万円2,227百万円+74.4%

セグメント別の状況

VCCS(車載通信機器等)は売上高56,096百万円(前期比+0.2%)、営業利益2,198百万円(同-22.5%)となった。資料は労務費・物流費の増加や関税影響などを利益減少の要因に挙げている。CTC(回路検査用コネクタ)は売上高19,610百万円(同+25.6%)、営業利益2,931百万円(同+98.1%)となり、増収に伴う増益が寄与した。FC・MD(精密コネクタ・医療機器)は売上高11,458百万円(同+3.9%)、営業利益551百万円(同-30.2%)となった。インキュベーションセンター・その他は売上高2,924百万円(前期275百万円)となり、このうちインキュベーションセンター単体の営業利益は-690百万円(前期は-886百万円の損失)となった。

セグメント指標当期(2026年3月期)前期(2025年3月期)
VCCS売上高56,096百万円55,961百万円
VCCS営業利益2,198百万円2,838百万円
CTC売上高19,610百万円15,614百万円
CTC営業利益2,931百万円1,479百万円
FC・MD売上高11,458百万円11,032百万円
FC・MD営業利益551百万円789百万円
インキュベーションセンター・その他売上高2,924百万円275百万円
インキュベーションセンター営業利益-690百万円-886百万円
セグメント別売上高推移
出典:ヨコオ 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高97,000百万円(前期比+7.7%)、営業利益7,000百万円(同+39.5%)、経常利益6,500百万円(同+17.6%)、純利益4,500百万円(同+15.8%)としている。このうち上期の業績予想は売上高48,000百万円、営業利益3,300百万円、経常利益2,800百万円、純利益1,950百万円としている。想定為替レートは1ドル150.00円としている。

項目予想(2027年3月期)前期(2026年3月期実績)
売上高97,000百万円90,090百万円
営業利益7,000百万円5,016百万円
経常利益6,500百万円5,528百万円
純利益4,500百万円3,886百万円
2027年3月期業績予想
出典:ヨコオ 2026年3月期 決算説明資料 P.10

株主還元

2026年3月期の配当は中間25円、期末31円の年間56円となり、期末配当を直近予想から4円増額修正した。DOE(純資産配当率)は2.3%、連結配当性向は33.6%となった。2027年3月期の配当は中間32円、期末32円の年間64円を予想しており、DOE2.5%水準を目安に設定するとしている。

配当金
出典:ヨコオ 2026年3月期 決算説明資料 P.11

新中期経営計画の進捗

新中期経営計画(2024~2028年度、2026年5月更新)では、2029年3月期に売上高営業利益率・ROE・ROICのいずれも10%超とする「ミニマム10」の達成を目標として掲げている。事業ポートフォリオマネジメントを強化し、VCCS事業をはじめとする安定収益基盤で創出したキャッシュをCTC事業へ集中する方針としている。目標値は28年3月期に売上高100,000百万円・営業利益10,000百万円、29年3月期に売上高108,000百万円・営業利益12,960百万円としている。

中期経営計画(今回公表値・2025年5月公表値との比較)
出典:ヨコオ 2026年3月期 決算説明資料 P.18

※本記事はヨコオが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次