※本記事は中外鉱業が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
本記事は、中外鉱業が2026年5月15日に開示した2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)に基づく簡易サマリーです(同社は決算補足説明資料の作成および決算説明会の開催がいずれも「無」)。2026年3月期の連結業績は、売上高281,692百万円(前期比73.5%増)、営業利益2,445百万円(同72.5%増)、経常利益2,289百万円(同84.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,513百万円(同24.2%増)となりました。会社側は、金相場が上昇基調で推移し、リサイクル原料の集荷量が堅調で工場稼働率が高水準を維持したことから好調に推移したと説明しています。2027年3月期は売上高300,000百万円、営業利益1,770百万円を見込んでいます。
連結業績(2026年3月期 実績)
売上高・各利益段階とも前期を上回りました。1株当たり当期純利益は105.14円(前期84.57円)、自己資本当期純利益率は17.3%(前期15.9%)、売上高営業利益率は0.9%(前期0.9%)です。財政状態は、総資産17,572百万円、純資産9,368百万円、自己資本比率53.3%(前期49.5%)、1株当たり純資産651.96円。キャッシュ・フローは営業活動2,600百万円の獲得、投資活動△1,060百万円、財務活動618百万円で、現金及び現金同等物の期末残高は6,299百万円となりました。なお、同社は2025年10月1日を効力発生日として普通株式20株を1株に併合する株式併合を実施しており、1株当たり指標は前連結会計年度の期首に当該株式併合が行われたと仮定して算出されています。
| 項目 | 当期 | 前期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 281,692百万円 | 162,345百万円 | 73.5%増 |
| 営業利益 | 2,445百万円 | 1,417百万円 | 72.5%増 |
| 経常利益 | 2,289百万円 | 1,238百万円 | 84.9%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,513百万円 | 1,218百万円 | 24.2%増 |
| 1株当たり当期純利益 | 105.14円 | 84.57円 | - |
| 自己資本当期純利益率 | 17.3% | 15.9% | - |
| 自己資本比率 | 53.3% | 49.5% | - |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 6,299百万円 | 4,141百万円 | - |
セグメント別の状況
報告セグメントは「貴金属事業」「機械事業」「コンテンツ事業」の3つです。貴金属事業は貴金属・美術品・ダイヤモンド・宝飾品の販売、金・銀・白金・パラジウム地金の生産販売、含金銀非鉄金属の仕入販売等、機械事業は中古工作機械・鈑金機械等の仕入販売、コンテンツ事業はアニメ、コミック、ゲーム等のキャラクター関連商品の企画・製作・販売を行っています。このほか、報告セグメントに含まれない「その他」の区分には、不動産事業、投資事業、太陽光発電による売電収入および不動産賃貸収入が含まれます。当期は貴金属事業が売上高・営業損益とも大きく伸長した一方、機械事業は内需で中小企業を中心に様子見の動きが継続し厳しい事業環境で推移、コンテンツ事業は人気タイトルのグッズ製造・販売に努めたものの委託販売先での売上が落ち込み、前年実績を下回りました。
| セグメント | 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|---|
| 貴金属事業 | 売上高 | 278,161,097千円 | 157,631,627千円 |
| 貴金属事業 | 営業損益 | 2,808,938千円の利益 | 1,043,467千円の利益 |
| 機械事業 | 売上高 | 751,724千円 | 796,225千円 |
| 機械事業 | 営業損益 | 20,998千円の利益 | 25,162千円の利益 |
| コンテンツ事業 | 売上高 | 2,778,593千円 | 3,856,199千円 |
| コンテンツ事業 | 営業損益 | 216,624千円の利益 | 864,617千円の利益 |
2027年3月期 通期業績予想
2027年3月期の連結業績予想は、売上高300,000百万円(前期比6.5%増)、営業利益1,770百万円(同27.6%減)、経常利益1,600百万円(同30.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(同33.9%減)、1株当たり当期純利益69.46円です。第2四半期累計は売上高142,800百万円(前年同期比26.7%増)、営業利益680百万円(同14.8%減)、経常利益620百万円(同14.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益340百万円(同52.6%減)を見込みます。会社側は、引き続き貴金属需要が見込まれると想定しているものの、中東情勢の混迷に伴う原油高を背景としたインフレ加速懸念等、業績に与える影響は先行き不透明な状況が続くと予想しています。
| 項目 | 予想 | 前期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高(通期) | 300,000百万円(6.5%増) | 281,692百万円 |
| 営業利益(通期) | 1,770百万円(27.6%減) | 2,445百万円 |
| 経常利益(通期) | 1,600百万円(30.1%減) | 2,289百万円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(通期) | 1,000百万円(33.9%減) | 1,513百万円 |
| 1株当たり当期純利益(通期) | 69.46円 | 105.14円 |
| 売上高(第2四半期累計) | 142,800百万円(26.7%増) | - |
| 営業利益(第2四半期累計) | 680百万円(14.8%減) | - |
株主還元
2026年3月期の年間配当金は、第2四半期末0円00銭、期末34円00銭の合計34円00銭で、配当金総額は488百万円、配当性向(連結)は32.3%、純資産配当率(連結)は5.2%です。前期(2025年3月期)は第2四半期末0円50銭、期末1円00銭の合計1円50銭、配当金総額432百万円、配当性向35.5%、純資産配当率5.3%でしたが、これは2025年10月1日を効力発生日とする株式併合(普通株式20株を1株に併合)前の実際の配当金の額を記載したものです。2027年3月期の配当予想は「-」と記載されています。なお、当期は自己株式の取得による支出37,968千円があり、期末自己株式数は117,723株(前期末76,942株)となっています。
※本記事は中外鉱業が公開したIR資料(直近の通期決算短信)に基づく簡易サマリーであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。