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昭和真空、2026年3月期は増収増益 当期純利益は54.3%増

決算サマリー 2026.08.28
昭和真空、2026年3月期は増収増益 当期純利益は54.3%増

※本記事は昭和真空が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

昭和真空の2026年3月期(2025年度)連結業績は、売上高9,324百万円(前期比10.0%増)、営業利益1,112百万円(同40.4%増)、経常利益1,171百万円(同39.9%増)、当期純利益867百万円(同54.3%増)となり、増収増益となった。一方で受注高は6,062百万円(同41.0%減)に減少し、受注残高は前期末6,617百万円から2025年度末3,355百万円に減少した。会社は2027年3月期(2026年度)については、受注高11,000百万円(同81.4%増)を見込む一方、売上高8,800百万円(同5.6%減)、営業利益803百万円(同27.8%減)、経常利益823百万円(同29.8%減)、当期純利益560百万円(同35.4%減)と減収減益を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2025年度(2026年3月期)は、水晶・光学業界向け製品を中心に受注残及び受注予定案件を見据えた生産体制を整え、着実に納品したことで売上高は9,324百万円(前期比10.0%増)となった。期末にかけて生産量が増加し操業度が向上したことで固定費負担が軽減され、営業利益は1,112百万円(同40.4%増)、経常利益は1,171百万円(同39.9%増)、当期純利益は867百万円(同54.3%増)となった。一方、受注高は、電子デバイスメーカーの在庫調整の長期化により水晶・光学業界向けの投資姿勢が慎重になったことなどから6,062百万円(同41.0%減)となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減額増減率
受注高6,062百万円10,268百万円△4,205百万円△41.0%
売上高9,324百万円(100.0%)8,480百万円(100.0%)844百万円10.0%
営業利益1,112百万円(11.9%)792百万円(9.3%)320百万円40.4%
経常利益1,171百万円(12.6%)837百万円(9.9%)334百万円39.9%
当期純利益867百万円(9.3%)561百万円(6.6%)305百万円54.3%

セグメント別(製品分野別)の状況

同社は水晶・光学・電子他・サービスの4分野で受注高・売上高を開示している。2025年度の売上高は、水晶が3,150百万円(前期1,476百万円)、光学が2,327百万円(前期2,620百万円)、電子他が1,568百万円(前期1,648百万円)、サービスが2,278百万円(前期2,734百万円)となった。受注高は、水晶が1,420百万円(前期3,592百万円)、光学が269百万円(前期2,788百万円)、電子他が2,215百万円(前期1,576百万円)、サービスが2,156百万円(前期2,310百万円)となった。

区分指標2026年3月期2025年3月期
水晶売上高3,150百万円1,476百万円
水晶受注高1,420百万円3,592百万円
光学売上高2,327百万円2,620百万円
光学受注高269百万円2,788百万円
電子他売上高1,568百万円1,648百万円
電子他受注高2,215百万円1,576百万円
サービス売上高2,278百万円2,734百万円
サービス受注高2,156百万円2,310百万円
2025年度の受注・売上・利益概況(連結)
出典:昭和真空 2026年3月期決算補足説明資料 P.4

海外売上高の状況

輸出先国別の売上高では、台湾向けが2,840百万円から2,322百万円、中国向けが2,060百万円から1,421百万円となる一方、ベトナム向けは70百万円から145百万円、スイス向けは4百万円から115百万円に増加した。輸出高の合計は5,306百万円から4,464百万円に減少し、輸出割合は62.6%から47.9%に低下した。

輸出先国別売上高推移(連結)
出典:昭和真空 2026年3月期決算補足説明資料 P.9

通期業績予想(2027年3月期)

会社は2026年度(2027年3月期)の連結業績予想として、受注高11,000百万円(前期比81.4%増)、売上高8,800百万円(同5.6%減)、営業利益803百万円(同27.8%減)、経常利益823百万円(同29.8%減)、当期純利益560百万円(同35.4%減)を見込んでいる。資料は「実際の業績等は、今後の社会状況や経済状況の推移によっては大きく異なる可能性がございます」と注記している。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績増減額増減率
受注高11,000百万円6,062百万円4,937百万円81.4%
売上高8,800百万円(100%)9,324百万円(100.0%)△524百万円△5.6%
営業利益803百万円(9.1%)1,112百万円(11.9%)△309百万円△27.8%
経常利益823百万円(9.4%)1,171百万円(12.6%)△348百万円△29.8%
当期純利益560百万円(6.4%)867百万円(9.3%)△307百万円△35.4%
2026年度連結業績予想
出典:昭和真空 2026年3月期決算補足説明資料 P.12

セグメント別(製品分野別)の通期業績予想

会社が開示した2026年度(2027年3月期)計画は、売上高で水晶2,946百万円、光学1,534百万円、電子他1,862百万円、サービス2,458百万円(合計8,800百万円)、受注高で水晶2,640百万円、光学2,260百万円、電子他3,900百万円、サービス2,200百万円(合計11,000百万円)としている。

区分指標2027年3月期予想
水晶売上高2,946百万円
水晶受注高2,640百万円
光学売上高1,534百万円
光学受注高2,260百万円
電子他売上高1,862百万円
電子他受注高3,900百万円
サービス売上高2,458百万円
サービス受注高2,200百万円
2026年度売上計画(連結)
出典:昭和真空 2026年3月期決算補足説明資料 P.21

株主還元

本資料には配当予想・配当性向等の記載はない。連結キャッシュ・フロー計算書(財務活動によるキャッシュ・フロー)には、2025年度の配当金の支払として436百万円が計上されている。

設備投資・研究開発計画

単体ベースの設備投資額は2025年度207百万円から2026年度計画233百万円、研究開発費は439百万円から516百万円に増加する計画である一方、減価償却費は248百万円から212百万円に減少する計画としている。

※本記事は昭和真空が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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