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バリューHR、2025年12月期は増収も一時費用で営業減益 2026年12月期は最高益更新を計画

決算サマリー 2026.08.28
バリューHR、2025年12月期は増収も一時費用で営業減益 2026年12月期は最高益更新を計画

※本記事はバリューHRが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

バリューHRの2025年12月期は、売上高10,068百万円(前年同期比+20.2%)と初の売上高100億円を突破した。一方、更なる顧客増加を見越した体制強化への投資と一時的な派遣・業務委託費が重なり、営業利益は883百万円(同△21.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益は629百万円(同△20.5%)とそれぞれ減益となった。業績予想には届かなかったものの、4Qは改善基調に回帰した。2026年12月期は売上高11,000百万円(同+9.3%)、営業利益1,650百万円(同+86.9%)とし、外注依存度の低下と内製化の進展によるコスト構造の正常化を背景に、営業利益の過去最高益更新を計画している。

目次

業績(2025年12月期 実績)

バリューカフェテリア事業・HRマネジメント事業とも増収となったが、内製体制の拡充や業務処理システムへの投資、業務処理を補完する一時的な派遣・業務委託費の増加により、全社の営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも前期を下回った。

項目2025年12月期2024年12月期前期比
売上高10,068百万円8,376百万円+20.2%
営業利益883百万円1,117百万円△21.0%
経常利益957百万円1,181百万円△19.0%
親会社株主に帰属する当期純利益629百万円791百万円△20.5%

セグメント別の状況

バリューカフェテリア事業は新規顧客の獲得、既存顧客におけるサービス追加受注の増加により増収となったが、営業利益は減益。主要KPIのユーザ数は300万人(対前年+42万人)に達した。HRマネジメント事業は新規設立健保向けBPOサービスの開始などにより増収増益となり、契約健保数は76健保(対前年+1健保)となった。

セグメント指標2025年12月期2024年12月期
バリューカフェテリア事業売上高8,257百万円6,741百万円
バリューカフェテリア事業営業利益1,718百万円1,910百万円
HRマネジメント事業売上高1,811百万円1,634百万円
HRマネジメント事業営業利益321百万円254百万円
全社費用(管理部門)△1,155百万円△1,047百万円
全社売上高・営業利益の四半期推移
出典:2025年12月期決算説明資料 P.6

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は新規顧客の獲得、既存顧客におけるサービス追加受注の増加を見込み、システム利用料、健診事務代行サービス、特定保健指導などが引き続き拡大するとしている。営業利益は売上拡大に応じた利益成長へ回帰し、最高益更新を計画。バリューカフェテリア事業のユーザ数は330~350万人、HRマネジメント事業の契約健保数は82健保(新規設立2健保・既設4健保)を主要KPIの目標とする。

項目2026年12月期予想2025年12月期実績前期比
売上高11,000百万円10,068百万円+9.3%
営業利益1,650百万円883百万円+86.9%
経常利益1,630百万円957百万円+70.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,050百万円629百万円+66.9%
2026年12月期業績予想(セグメント別)
出典:2025年12月期決算説明資料 P.17

株主還元

配当性向50%またはDOE10%のいずれか高い方を基準とする累進配当方針を継続する。2025年12月期の年間配当金は26.00円(配当性向110.5%、DOE10.6%)、2026年12月期は中間13.50円・期末13.50円(それぞれ前年比+0.50円増配)の年間27.00円を予想し、上場以来13期連続増配を目指すとしている。株主優待は自社の健康管理サービス「バリューカフェテリア®」のポイント贈呈を継続実施し、配当予想・株主優待とも変更はないとしている。また、2025年11月13日には自己株式取得(上限70万株・10億円、取得期間2025年11月14日~2026年3月31日)を公表した。

項目2025年12月期実績2026年12月期予想
年間配当金26.00円27.00円
配当性向110.5%68.7%
DOE10.6%10.4%
株主還元方針
出典:2025年12月期決算説明資料 P.31

今後の成長戦略

新規顧客開拓(主力の健診代行サービスの拡販、資本・業務提携各社との営業連携強化)、既存顧客の深耕(既存サービスの機能拡充・価格改定・追加受注によるARPU向上)、オペレーション強化(生成AIを活用した人材育成・多能工化、業務基幹システム刷新)、HRマネジメント事業の健保BPOの営業拡大と体制強化などを重点施策とし、売上高の平均成長率+15%を掲げている。資本コストや株価を意識した経営の実現に向けては、ROEを2026年12月期に約15%水準まで回復させ、自己資本比率は40%程度を目安に適切にコントロールする方針を示している。

配当実績と配当予想の推移
出典:2025年12月期決算説明資料 P.32

※本記事はバリューHRが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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