※本記事は富士ユナイトホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
富士ユナイトホールディングス株式会社(コード:416A、上場廃止となった子会社:富士興産株式会社)は2026年3月期(4-3月)の決算説明資料を公表した。同期に持株会社体制へ移行し、富士ユナイトホールディングスを設立、事業をグリーン領域・エネルギー領域・インフラ領域の3領域に再編した。業績は増収増益となり、売上高75,057百万円(前期比110%)、営業利益1,184百万円(前期比148%)、経常利益1,187百万円(前期比144%)、当期純利益726百万円(前期比101%)となった。京滋地区で石油事業を営む加島がグループに加入したほか、姫路バイオ燃料製造所が2025年11月に稼働を開始した。
業績(2026年3月期 実績)
売上高は2026年3月期(4-3月)計画82,000百万円に対し達成率92%の75,057百万円、前期(2025年3月期4-3月実績)68,344百万円に対し前期比110%となった。営業利益は計画800百万円に対し達成率148%の1,184百万円で前期比148%(前期800百万円)。経常利益は計画800百万円に対し達成率148%の1,187百万円、前期822百万円に対し前期比144%。当期純利益は計画500百万円に対し達成率145%の726百万円、前期717百万円に対し前期比101%となった。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2026年3月期計画 | 達成率 | 2025年3月期実績 | 前期比 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 75,057百万円 | 82,000百万円 | 92% | 68,344百万円 | 110% |
| 営業利益 | 1,184百万円 | 800百万円 | 148% | 800百万円 | 148% |
| 経常利益 | 1,187百万円 | 800百万円 | 148% | 822百万円 | 144% |
| 当期純利益 | 726百万円 | 500百万円 | 145% | 717百万円 | 101% |

事業領域別の状況
3領域の内訳は、グリーン領域(リサイクル・ホームエネルギー・再生可能エネルギー)が営業利益358百万円(計画300百万円に対し達成率119%)、エネルギー領域(石油)が684百万円(計画460百万円に対し達成率149%)、インフラ領域(レンタル)が329百万円(計画250百万円に対し達成率132%)となった。全社共通費用(M&A関連費用を含む)は▲188百万円(計画▲210百万円)だった。この3領域区分での前期実績は開示されていない。グリーン領域は環境開発工業(リサイクル)、富士ホームエナジー(ホームエネルギー)、富士興産(再生可能エネルギー)、加島(リサイクル)が、エネルギー領域は富士興産・加島(石油)が、インフラ領域は富士レンタル(レンタル)が、それぞれ担う。
| 事業領域 | 主要事業(グループ会社) | 2026年3月期営業利益実績 | 2026年3月期計画 | 達成率 |
|---|---|---|---|---|
| グリーン領域 | リサイクル・ホームエネルギー・再生可能エネルギー | 358百万円 | 300百万円 | 119% |
| エネルギー領域 | 石油 | 684百万円 | 460百万円 | 149% |
| インフラ領域 | レンタル | 329百万円 | 250百万円 | 132% |
| 全社共通費用(M&A関連費用を含む) | - | ▲188百万円 | ▲210百万円 | - |

株主還元
2026年3月期の配当は中間31円、期末31円の合計62円/株となった。当期純利益726百万円に対し配当総額409百万円、総還元性向は56.3%(自己株式取得の実施はなし)。資料では、2027年3月期(資料表記:2026年度)の配当単価について、2026年3月期実績と同水準の年間62円/株とする方針が示されている。
| 区分 | 中間 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 当期純利益 | 286百万円 | 726百万円 | 726百万円 |
| 配当総額 | 204百万円 | 204百万円 | 409百万円 |
| 配当単価 | 31円 | 31円 | 62円 |
| 総還元性向 | - | - | 56.3% |

中期経営計画
資料では2026年度-2028年度(2027年3月期~2029年3月期)を対象とする中期経営計画の概要が示された。基本方針は「グリーン領域への積極的な戦略投資」「持株会社体制による効率的なグループ経営」「持続可能な成長への投資と株主還元の両立」の3点。財務目標および株主還元方針として、2028年度(2029年3月期)の領域別営業利益18.0億円、ROE8.0%以上、配当性向60%以上、2030年度(2031年3月期)のグリーン領域営業利益構成比60%以上を掲げている。
| 指標 | 目標値 | 目標年度 |
|---|---|---|
| 領域別営業利益 | 18.0億円 | 2029年3月期 |
| ROE | 8.0%以上 | 2029年3月期 |
| 配当性向 | 60%以上 | 方針 |
| グリーン領域営業利益構成比 | 60%以上 | 2031年3月期 |

※本記事は富士ユナイトホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。