ABEJA

ABEJA、2025年8月期は増収増益 売上高29.6%増・営業利益53.6%増

決算サマリー 2026.08.27
ABEJA、2025年8月期は増収増益 売上高29.6%増・営業利益53.6%増

※本記事はABEJAが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ABEJA(証券コード5574)は2025年8月期(通期)の決算を発表した。売上高は3,585百万円で前年同期比29.6%増、売上総利益は2,236百万円で21.3%増、営業利益は445百万円で53.6%増、当期純利益は448百万円で105.0%増となった。売上高・営業利益は2025年7月15日開示の直近修正業績予想に対しそれぞれ100.2%、101.3%で着地した。2026年8月期は売上高4,400百万円(前年比22.7%増)、営業利益500百万円(前年比12.1%増)を見込む一方、当期純利益は439百万円で前年比2.1%減の予想となっている。

目次

連結業績(2025年8月期 実績)

売上高は前年同期比29.6%増の3,585百万円(前期2,766百万円)だった。売上総利益は前年同期比21.3%増の2,236百万円(前期1,844百万円)、売上総利益率は62.4%(前期66.7%)に低下した。販管費は前年同期比15.2%増の1,790百万円(前期1,553百万円)にとどまり、営業利益は前年同期比53.6%増の445百万円(前期290百万円)、営業利益率は12.4%(前期10.5%)に上昇した。経常利益は前年同期比57.7%増の451百万円(前期286百万円)、当期純利益は前年同期比105.0%増の448百万円(前期218百万円)だった。従業員数は133人(前期末比+8人)となった。

項目2025年8月期2024年8月期前年比
売上高3,5852,766+29.6%
売上総利益2,2361,844+21.3%
売上総利益率62.4%66.7%
販管費1,7901,553+15.2%
営業利益445290+53.6%
営業利益率12.4%10.5%
経常利益451286+57.7%
当期純利益448218+105.0%
項目2025年8月期実績2025年7月15日開示予想予想比(達成率)
売上高3,5853,580100.2%
営業利益445440101.3%
経常利益451442102.3%
当期純利益448391114.6%
2025年8月期 エグゼクティブ・サマリー
出典:2025年8月期通期決算説明資料 P.10
2025年8月期 業績
出典:2025年8月期通期決算説明資料 P.11

事業(領域)別の状況

ABEJAはABEJA Platformを核に、顧客への導入支援を行う「トランスフォーメーション領域」と、その後の人とAIの協調による運用を行う「オペレーション領域」の2領域で事業を展開している。2025年8月期の売上高は、トランスフォーメーション領域が2,746百万円(前期2,104百万円)、オペレーション領域が838百万円(前期661百万円)だった。資料によると、新規取引の売上構成は前期約20%から今期約25%(+約5pt)に、LLM案件の売上構成は前期20%超から今期50%超(大幅上昇)に、継続顧客からの売上比率(エンタープライズ企業)は前期82.7%から今期88.8%(+6.1pt)にそれぞれ上昇した。ABEJA Platformに関連する売上比率は前期92.2%から今期91.8%とほぼ横ばいだった。

区分2025年8月期2024年8月期
トランスフォーメーション領域2,7462,104
オペレーション領域838661
売上高の推移(領域別・規模別)
出典:2025年8月期通期決算説明資料 P.13

通期業績予想(2026年8月期)

2026年8月期の業績予想は、売上高4,400百万円(前年比22.7%増)、営業利益500百万円(対売上高比11.4%、前年比12.1%増)、経常利益498百万円(対売上高比11.3%、前年比10.2%増)、当期純利益439百万円(対売上高比10.0%、前年比2.1%減)としている。資料は、LLMを成長ドライバーに中核業務での実装を深化させる一方、AIロボティクス領域の育成や人材・研究開発への継続投資を進めるとしている。

項目2026年8月期予想2025年8月期実績前年比
売上高4,4003,585+22.7%
営業利益500445+12.1%
経常利益498451+10.2%
当期純利益439448△2.1%
2026年8月期 業績予想
出典:2025年8月期通期決算説明資料 P.47

トピック(成長戦略)

資料は、生成AI活用の重心が「業務の中核」へ移行しつつあるとし、LLMを成長ドライバーにエンタープライズ案件と公的プロジェクトを並行して推進するとしている。また、LLMで培った知見をAIロボティクス領域へ展開し、事業領域をデジタル空間からリアル空間(フィールドオペレーション)へ拡張する方針を示した。取り組みの一環として、経済産業省・NEDOのGENIACプロジェクトに第一期から第三期まで継続参画しているほか、一般社団法人AIロボット協会(AIRoA)に正会員として参画しているとしている。

※本記事はABEJAが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次