jig.jp

jig.jp、2026年3月期は売上高過去最高 営業利益は減益も当期純利益は増益

決算サマリー 2026.08.27
jig.jp、2026年3月期は売上高過去最高 営業利益は減益も当期純利益は増益

※本記事はjig.jpが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

jig.jpは2026年3月期(2025年4月〜2026年3月)の連結決算を発表した。連結売上高は14,631百万円(前年同期比+6.1%)となり過去最高を更新した。営業利益は1,976百万円(同▲1.8%)、経常利益は1,821百万円(同▲2.0%)といずれも減益となった一方、親会社に帰属する当期純利益は前期に計上していた特別損失がなくなったことなどにより1,155百万円(同+7.3%)の増益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

資料によれば、売上高はライブ配信サービス”ふわっち”を中心とした事業成長を背景に前年比+6.1%増加した。営業利益は、売上高増加や決済手数料の圧縮効果があったものの、固定費を中心に費用が増加し前年比▲1.8%の減益。経常利益は営業外費用として株式報酬費用及び固定資産除却損を計上し前年比▲2.0%の減益。当期純利益については、前期は特別損失の計上があった一方、当期は一過性の損失がなく前年比+7.3%の増益となった。以下は連結損益計算書の主要項目(単位:百万円)。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績前年同期比
売上高13,79614,631+6.1%
売上総利益13,08013,675+4.5%
売上総利益率94.8%93.5%▲1.3pt
営業利益2,0121,976▲1.8%
営業利益率14.6%13.5%▲1.1pt
経常利益1,8581,821▲2.0%
経常利益率13.5%12.5%▲1.0pt
親会社に帰属する当期純利益1,0771,155+7.3%
当期純利益率7.8%7.9%+0.1pt
jig.jp 2026年3月期決算サマリー
出典:2026年3月期決算説明資料及び事業計画並びに成長可能性に関する事項 P.4

財務面では、現金及び預金は4,849百万円(前期末比+11.0%)。自己資本比率は前期末から+6.3pt上昇の66.9%となり、健全な財務状況を維持しているとしている。

事業別の状況

2026年3月期の事業別売上高構成比(売上高ベース)は、ライブ配信事業が95.9%、その他事業(ブラウザ事業、VTuber事業、バーチャル音楽ライブ配信”topia”、飲食店予約代行事業、こどもパソコン事業及びオープンデータプラットフォーム事業等)が4.1%だった。

事業売上高構成比(2026年3月期)
ライブ配信事業95.9%
その他事業4.1%
jig.jp 事業別売上構成比
出典:2026年3月期決算説明資料及び事業計画並びに成長可能性に関する事項 P.18

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の通期業績予想について、資料は、バチェラーデートやその他新規事業が貢献し売上高は前期比+12.8%の増加を計画する一方、人件費増加やユーザー獲得に向けた広告宣伝費・イベント費用の増加、新規事業への投資、その他変動費の増加等を見込むため、利益項目は概ね横ばいを計画するとしている。

項目2025年3月期実績2026年3月期実績2027年3月期計画
売上高13,79614,63116,500
営業利益2,0121,9761,980
営業利益率14.6%13.5%12.0%
経常利益1,8581,8211,830
経常利益率13.5%12.5%11.1%
親会社に帰属する当期純利益1,0771,1551,160
当期純利益率7.8%7.9%7.0%
EPS(円)25.8527.7828.15
jig.jp 2027年3月期通期業績予想
出典:2026年3月期決算説明資料及び事業計画並びに成長可能性に関する事項 P.15

株主還元

株主還元の基本方針として、今後の成長投資は推進しつつ、定期的な配当に加え、自己株式取得を含めた柔軟かつ機動的な株主還元を行うとし、重視する指標を総還元性向30%以上(但し、配当性向10%以上)としている。2026年3月期実績の総還元性向は33.1%(うち配当性向10%)だった。

総還元性向うち配当性向
2024年3月期20.0%開示なし
2025年3月期33.9%開示なし
2026年3月期33.1%10%
jig.jp 株主還元方針
出典:2026年3月期決算説明資料及び事業計画並びに成長可能性に関する事項 P.14

トピック

資料は、M&Aを企業価値向上の手段の一つとして活用する方針を示しており、2026年3月期は事業譲受を含め2件のM&Aを公表したとしている。2025年11月13日には、VTuber事業及びライブ配信事業における連携強化を目的にBrave Groupとの業務提携契約を締結。2025年12月には創業の地”鯖江”を拠点にスマート眼鏡(ARグラス)事業への参入を決定し、ブランド「SABERA」として2026年4月にMakuakeで先行販売を開始した。2026年4月には株式会社バチェラーデート(現:株式会社Miris)の全株式を取得し、マッチングアプリ事業への本格参入を決定した。

※本記事はjig.jpが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次