※本記事はポーターズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ポーターズ株式会社(東証グロース:5126)は2025年12月期の通期決算を発表した。売上高は2,137百万円で前年比11.2%増加し、主にPORTERSシリーズのID数増加が寄与した。一方、人件費増加に伴う販管費の増加により営業利益は358百万円で前年比8.5%減少した。特別損失として株式会社atBに係るのれんの減損損失、TalentEx Recruitment(Thailand)Co., Ltd.の関係会社株式評価損及び関係会社貸付金等に係る関係会社債権放棄損を計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は129百万円(前期268百万円)となった。
連結業績(2025年12月期 実績)
資料によると、売上高は前年比11.2%増の2,137百万円、営業利益は前年比8.5%減の358百万円となった。経常利益は368百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は129百万円だった。資料は自己資本比率73.5%、総資産に対する現預金比率49.5%としている。
| 項目 | 2025年12月期(実績) | 2024年12月期(実績) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,137百万円 | 1,923百万円 | +214百万円 | +11.2% |
| 営業利益 | 358百万円 | 391百万円 | ▲33百万円 | ▲8.5% |
| 経常利益 | 368百万円 | 387百万円 | ▲19百万円 | 開示なし |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 129百万円 | 268百万円 | ▲139百万円 | 開示なし |


セグメント別の状況
資料は、HR-Tech事業(主にPORTERSシリーズ)についてリカーリング売上が順調に成長したとしている。一方、Global HR-Tech事業(主に求人媒体・オフショア開発)はバングラデシュにおける有料求人獲得に苦戦し、減収減益になったとしている。セグメント利益はHR-Tech事業が466百万円、Global HR-Tech事業が▲109百万円(損失)だった。
| 区分 | HR-Tech事業 | Global HR-Tech事業 | 計 | 調整額 | 連結計上額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | 2,126 | 11 | 2,137 | - | 2,137 |
| セグメント間の内部売上高又は振替高 | 3 | 19 | 22 | ▲22 | - |
| 計 | 2,130 | 30 | 2,160 | ▲22 | 2,137 |
| セグメント利益又は損失(▲) | 466 | ▲109 | 357 | 1 | 358 |
主要なKPI
PORTERS STAFFING及びPORTERS AGENTのKPIとして、資料は次の数値を開示している(いずれも2025年12月時点)。
| 指標 | 値 |
|---|---|
| リカーリング売上比率 | 94.4% |
| ARR | 21.1億円 |
| チャーンレート | 1.31% |
| ID数 | 16,566 |
| 既存ID数 減少率 | 0.14% |
| ARPU | 10,298円 |
通期業績予想(2026年12月期 計画)
2026年12月期の通期業績予想は、売上高2,469百万円(前年比15.5%増)、営業利益331百万円(前年比7.5%減)、経常利益331百万円(前年比9.9%減)、親会社株主に帰属する当期純利益212百万円(前年比64.2%増)としている。資料は、PORTERS STAFFING及びPORTERS AGENTのID数増加により売上高の増加を計画する一方、日本におけるHR-Tech事業の開発強化に伴う人員増加、KIKAN flexやバングラデシュ等の新規事業への先行投資により営業利益は減少を見込むとしている。
| 項目 | 2026年12月期(計画) | 2025年12月期(実績) | 増減額 | 増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 2,469百万円 | 2,137百万円 | +332百万円 | +15.5% |
| 営業利益 | 331百万円 | 358百万円 | ▲27百万円 | ▲7.5% |
| 経常利益 | 331百万円 | 368百万円 | ▲37百万円 | ▲9.9% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 212百万円 | 129百万円 | +83百万円 | +64.2% |


グループ会社トピックス
資料は、株式会社KIKAN flexについて、2026年中のリリースに向けて企画・開発・納品を実施中とし、PORTERS STAFFINGのユーザーからも複数の問い合わせがあるとしている。また、バングラデシュの求人媒体「atB JOBS」については、2025年12月末の登録求職者数が計画の30万人に対し32万人となった一方、有料求人掲載数は500件にとどまり営業活動で苦戦したとし、2026年12月期中の月次黒字化を目指すとしている。
※本記事はポーターズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。