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楽天グループ、2025年12月期は増収増益 Non-GAAP営業利益1,063億円・楽天モバイルEBITDA通期黒字化を達成

決算サマリー 2026.08.11
楽天グループ、2025年12月期は増収増益 Non-GAAP営業利益1,063億円・楽天モバイルEBITDA通期黒字化を達成

※本記事は楽天グループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

楽天グループの2025年12月期(2025年度)通期決算は、連結売上収益が2.5兆円(前年同期比+9.5%)となり29期連続の増収を達成した。連結Non-GAAP営業利益は1,063億円(同+992億円)、連結EBITDAは4,359億円(同+33.7%)でいずれも大幅増益・過去最高を更新した。IFRS営業利益も14.4十億円となり、一過性利益に頼らず黒字化(前期は▲53.9十億円)を達成した。楽天モバイルはEBITDAが129億円となり、期初に掲げた通期黒字化目標を達成した。

目次

連結業績(当期 実績)

楽天モバイルの収益改善や楽天シンフォニーの収益性向上を背景に、Non-GAAP営業利益・EBITDAともに大幅増益・過去最高額を更新した。第4四半期には減損損失(ネットスーパー事業279億円、楽天シンフォニー205億円、物流事業100億円)を計上した一方、デリバティブ評価損益(+435億円)等もあり、一過性要因の当期損益への影響を軽減する取り組みを継続した。

項目当期(2025年度)前期(2024年度)増減
連結売上収益2.5兆円開示なし+9.5%(29期連続増収)
連結Non-GAAP営業利益1,063億円7.0十億円(AST株式再評価益除く)+992億円
連結EBITDA4,359億円開示なし+33.7%(過去最高更新)
IFRS営業利益14.4十億円▲53.9十億円(AST株式再評価益除く)黒字転換

セグメント別の状況

インターネットサービスセグメントは、国内ECの増収と物流事業等成長投資ビジネスの損失改善により増収増益。フィンテックセグメントは楽天カードの取扱高増加や楽天銀行の金利収益増加により2桁増収・大幅増益。モバイルセグメントは契約回線数の増加を背景に増収となり、EBITDAは通期で黒字化した。

セグメント指標当期前年同期比
インターネットサービス売上収益1.4兆円+6.8%
インターネットサービスNon-GAAP営業利益(マイノリティ投資除き)1,003億円+15.2%
インターネットサービスNon-GAAP営業利益(マイノリティ投資込み)889億円+4.5%
フィンテック売上収益9,759億円+19.0%
フィンテックNon-GAAP営業利益1,999億円+30.3%
モバイル売上収益4,828億円+9.6%
モバイルNon-GAAP営業利益▲1,618億円471億円改善
モバイルEBITDA288億円+651億円(通期黒字化達成)
2025年度 連結業績サマリ
出典:楽天グループ 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.58
インターネットサービスセグメント:通期業績ハイライト
出典:楽天グループ 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.14
フィンテックセグメント:2025年度 通期業績ハイライト
出典:楽天グループ 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.22
モバイルセグメント:2025年度 通期業績ハイライト
出典:楽天グループ 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.31

通期業績予想(2026年度の方針)

2026年度は具体的な数値計画の開示はないが、「Non-GAAP営業利益及びIFRS営業利益の大幅な増益を目指す」方針を示した。非金融事業の純有利子負債/EBITDA倍率は2025年度の6.5倍(2024年度11.7倍)から、2026年度は6倍程度を目指す。楽天モバイルのネットワーク関連設備投資は2026年度に2,000億円強を計画し、通信品質向上に再加速する(2025年度は工事会社リソース確保の遅延により当初計画にビハインドしたが、発注ベースでは1,000億円強が完了)。

項目2026年度の方針・計画2025年度(参考実績)
Non-GAAP営業利益/IFRS営業利益大幅な増益を目指すNon-GAAP営業利益1,063億円/IFRS営業利益14.4十億円
非金融事業 純有利子負債/EBITDA倍率6倍程度を目指す6.5倍
楽天モバイル ネットワーク関連設備投資額2,000億円強を計画発注ベースで1,000億円強が完了

株主還元

本決算説明資料には、配当や自己株式取得等の株主還元方針に関する記載はない。

2026年度の重点方針・AIトピック

2026年度は「楽天モバイルとエコシステムのシナジー拡大」「AI活用加速」「人材開発強化」を3つの重点領域とする。AI活用による利益創出額(サービス上のコスト削減・売上成長効果)は2025年に255億円となり、2025年目標の210億円(2024年の2倍)を上回って達成。2026年は2024年の3倍の増加を見込む。12月18日には次世代大規模言語モデル「Rakuten AI 3.0」を発表し、楽天エコシステムのサービスにおいてGPT-4o比で最大90%のコスト削減を実現するとしている。

※本記事は楽天グループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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