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PRONI、2025年12月期は売上高47.1%増・営業黒字転換 2026年12月期は営業利益119.6%増を予想

決算サマリー 2026.08.27
PRONI、2025年12月期は売上高47.1%増・営業黒字転換 2026年12月期は営業利益119.6%増を予想

※本記事はPRONIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

PRONI(東証グロース市場上場、旧社名:株式会社ユニラボ)は2026年2月13日、2025年12月期通期決算説明資料を公表した。売上高は前期比47.1%増の3,233百万円、営業利益は前期の営業損失384百万円から369百万円の黒字に転換した。マッチング成立数は前期比41.5%増の165,658件、受注企業ARPU(年換算)は同69.1%増の3,407千円となり、リカーリング売上比率は80.7%を維持した。2026年12月期は売上高4,343百万円(前期比34.3%増)、営業利益812百万円(同119.6%増)を見込んでいる。

売上高・営業利益の推移(FY20〜FY25)
出典:PRONI 2025年12月期 通期決算説明資料 P.3
目次

業績(2025年12月期 実績)

2025年12月期の売上高は3,233百万円(前期比+47.1%)、営業利益は369百万円(前期は営業損失384百万円)、経常利益は361百万円(前期は経常損失383百万円)、当期純利益は533百万円(前期は当期純損失270百万円)となり、いずれも黒字に転換した。会社は、DXコンシェルジュの増員による発注獲得チャネル強化でマッチング成立数が増加したことに加え、受注企業ARPUも向上し、売上増に結実したと説明している。営業利益・経常利益・当期純利益の前期比欄は、前期が損失であったため増減率ではなく売上高対比利益率の改善幅(pt)で示されている。25年12月期期初予想(売上高3,209百万円、営業利益361百万円)に対しては、売上高100.7%、営業利益102.2%、経常利益102.6%、当期純利益105.5%といずれも予想を上回る達成率となった。なお当期純利益が経常利益を上回っているのは、税務上の繰越欠損金の存在により税前利益より当期純利益が大きくなっているためで、会社は中期的に解消を見込むとしている。

項目2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)前期比期初予想(25年12月期)達成率
売上高(百万円)3,2332,197+47.1%3,209100.7%
営業利益(百万円)369△384+28.9pt361102.2%
経常利益(百万円)361△383+28.6pt352102.6%
当期純利益(百万円)533△270+28.8pt505105.5%
25年12月期通期業績及び前期比較
出典:PRONI 2025年12月期 通期決算説明資料 P.7

事業KPIの状況

事業KPIでは、マッチング成立数が前期比41.5%増の165,658件、受注企業ARPU(年換算)が同69.1%増の3,407千円となり、両者の掛け合わせにより売上増を牽引した。一方、課金受注企業数は1,088社(前期比10.8%減)とやや減少したが、月次10万円以上の高額利用企業の売上は3,000百万円(前期比58.8%増)へ拡大し、リカーリング売上(マッチング課金のうち月次10万円以上・6ヶ月連続利用等の要件を満たす売上と月額課金形態契約の売上の合計)は2,608百万円(前期比54.6%増)、リカーリング売上比率は80.7%(前期76.7%)となった。

指標2025年12月期(当期)2024年12月期(前期)前期比
マッチング成立数(件)165,658117,070+41.5%
売上(百万円)3,2332,197+47.1%
うちリカーリング売上(百万円)2,6081,686+54.6%
リカーリング売上比率80.7%76.7%+3.9pt
うち月次10万円以上の企業の売上(百万円)3,0001,889+58.8%
受注企業ARPU(千円、年換算)3,4072,016+69.1%
課金受注企業数(社)1,0881,220-10.8%
うち月次10万円以上の企業数(社)632633-0.2%
重視するKPIの推移(FY25実績・FY24実績)
出典:PRONI 2025年12月期 通期決算説明資料 P.14

2026年12月期 通期業績予想

2026年12月期は、マッチング成立数および受注企業ARPUの持続的拡大による成長を見込み、売上高4,343百万円(前期比34.3%増)、営業利益812百万円(同119.6%増)、経常利益801百万円(同121.4%増)、当期純利益913百万円(同71.1%増)を予想している。1Qを中心に発注獲得チャネルへの投資や採用関連費用を積み増す方針で、四半期ごとの利益水準には変動が生じる見込みとしている。2025年11月公表の業績予想(売上高・経常利益)からの変更はない。当期純利益の伸び率が経常利益の伸び率を下回るのは、2025年12月期末時点で税務上の繰越欠損金を約18億円有しており、その影響で法人税等合計を△112百万円(税負担の還付超過)と見込むためで、経常利益801百万円に対し当期純利益913百万円を見込むとしている。

項目2026年12月期予想2025年12月期実績前期比
売上高(百万円)4,3433,233+34.3%
営業利益(百万円)812369+119.6%
経常利益(百万円)801361+121.4%
当期純利益(百万円)913533+71.1%
26年12月期通期業績予想概要
出典:PRONI 2025年12月期 通期決算説明資料 P.16

株主還元

本資料には配当や自己株式取得など株主還元に関する記載はない。

今後の成長戦略

PRONIは2025年12月に東京証券取引所グロース市場に上場した。国内336万社の中小企業のうち約8割がDX未導入とされる中、DXコンシェルジュによる伴走支援とオンラインチャネルを組み合わせた2層の発注獲得体制を強みに、発注会員基盤(25年12月期末で25万社超)とマッチング成立数の拡大を継続する方針を示している。AI領域では2025年1月にAIサービス比較サイト「AI最強ナビ」をローンチし、AI導入支援を強化しているとしている。

※本記事はPRONIが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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