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トーセ、2025年8月期は直近15年で最高の増収増益 特別損失計上も黒字転換

決算サマリー 2026.08.27
トーセ、2025年8月期は直近15年で最高の増収増益 特別損失計上も黒字転換

※本記事はトーセが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

トーセが発表した2025年8月期の連結業績は、売上高6,636百万円(前期比43.8%増)、営業利益689百万円(前期は522百万円の営業損失)、経常利益677百万円(前期は501百万円の経常損失)となり、赤字からの回復にとどまらず従前の水準を超える大幅な増収増益を達成した。ゲーム事業において複数の主要プロジェクトで開発活動が活発化し売上が伸長したほか、レベニューシェアの増加も寄与した。親会社株主に帰属する当期純利益は250百万円(前期は260百万円の損失)で黒字転換したが、長岡京トーセビル建替えに関連する特別損失314百万円を計上した。2026年8月期は、ゲーム事業でのレベニューシェアの反動減により営業利益405百万円(同41.3%減)を予想する一方、土地売却に伴う特別利益789百万円の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は790百万円(同215.7%増)を見込む。

目次

連結業績(2025年8月期 実績)

ゲーム事業において複数の主要プロジェクトで開発活動が活発化し、売上高は6,636百万円(前期比2,020百万円増、43.8%増)となった。売上総利益は1,792百万円(同246.2%増)、販管費は1,102百万円(同6.0%増)にとどまり、営業利益は689百万円(前期は522百万円の損失)、営業利益率は10.4%(前期は▲11.3%)となった。経常利益は677百万円(前期は501百万円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益は250百万円(前期は260百万円の損失)で、いずれも黒字転換した。なお、長岡京トーセビル建替えの関連費用として特別損失314百万円が発生している(単位:百万円)。

項目2025年8月期2024年8月期増減
売上高6,6364,615+2,020(+43.8%)
売上総利益1,792517+1,274(+246.2%)
販管費1,1021,040+62(+6.0%)
営業利益689▲522+1,212
営業利益率10.4%▲11.3%
経常利益677▲501+1,179
経常利益率10.2%▲10.9%
親会社株主に帰属する当期純利益250▲260+511
業績ハイライト
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

報告セグメントはゲーム事業とその他事業の2区分。ゲーム事業は複数の主要プロジェクトで開発活動が活発化し、売上高は6,045百万円(前期4,166百万円)、営業利益は621百万円(前期は573百万円の損失)となり、前期の損失を解消した。その他事業は教育関連分野における新規クライアント向けコンテンツ開発や異業種との試作プロジェクトの寄与により、売上高591百万円(前期比31.6%増)、営業利益68百万円(同32.6%増)となった。

セグメント指標2025年8月期2024年8月期
ゲーム事業売上高6,0454,166
ゲーム事業営業利益621▲573
その他事業売上高591449
その他事業営業利益6851
連結合計売上高6,6364,615
連結合計営業利益689▲522
新しい報告セグメント別 売上高・営業利益の四半期推移
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.24

通期業績予想

2026年8月期は、市場環境は堅調で売上高は前期並みの6,510百万円(前期比1.9%減)を見込む一方、ゲーム事業でのレベニューシェアの反動減により営業利益は405百万円(同41.3%減)、経常利益は410百万円(同39.5%減)と減益を予想する。長岡京トーセビルの建替えに関連し、一部の土地を売却するため特別利益789百万円が発生する見込みで、親会社株主に帰属する当期純利益は790百万円(同215.7%増)を見込む。セグメント別では、ゲーム事業の売上高が6,110百万円(同1.1%増)とほぼ横ばいながら営業利益は360百万円(同42.1%減)に減少し、その他事業は売上高400百万円(同32.3%減)、営業利益45百万円(同34.0%減)を予想する。

項目2026年8月期(予想)2025年8月期(実績)増減
売上高6,5106,636▲126(▲1.9%)
営業利益405689▲284(▲41.3%)
営業利益率6.2%10.4%▲4.2pt
経常利益410677▲267(▲39.5%)
親会社株主に帰属する当期純利益790250+539(+215.7%)
業績予想ハイライト
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.9

株主還元

当社は、企業体質の強化と新たなビジネス分野への積極的な事業展開に備えるために内部留保資金の充実を図りつつ、株主の皆様に対し安定的な配当を維持していくことを基本方針としている。2026年8月期の配当予想は中間配当12.5円、期末配当12.5円の合計25円(配当性向24.0%)。

項目2026年8月期(予想)
中間配当12.5円
期末配当12.5円
合計25円
配当性向24.0%
株主還元
出典:2025年8月期 決算説明資料 P.17

中期経営計画/トピック

当社は安定的にROE8.0%以上をめやすとする資本効率性の方針を掲げている。2025年8月期は増益・ROE増加の傾向を実現してきたものの、株価の評価上昇にはつながっていないことを課題として認識しており、ゲーム領域での事業成長・収益性向上と非ゲーム領域での新たなビジネス創出により事業利益を拡大するとともに、情報開示や双方向の対話を強化する方針を示した。あわせて、老朽化した長岡京トーセビル及び長岡ターミナルビルの建替えを計画しており、2025年9月に解体着工、2026年7月に解体完了、2026年8月に新オフィスビル建設予定地以外の土地を譲渡(同月に新オフィスビル着工)、2027年10月(予定)に竣工、2028年1月(予定)に稼働開始を見込む。

※本記事はトーセが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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