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フューチャー、2025年12月期は10%超の増収増益 ITコンサル&サービス事業がけん引

決算サマリー 2026.08.27
フューチャー、2025年12月期は10%超の増収増益 ITコンサル&サービス事業がけん引

※本記事はフューチャーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フューチャーは2025年12月期の連結業績で、売上高75,993百万円(前期比8.8%増)、営業利益16,176百万円(同10.3%増)、経常利益16,672百万円(同11.5%増)、当期純利益11,712百万円(同13.5%増)と増収増益を確保した。中核のITコンサルティング&サービス事業が「次世代バンキングシステム」導入プロジェクトの進捗や新規大型案件の獲得などをけん引役に増収増益となった一方、ビジネスイノベーション事業は前期にあった大型ストアデザイン案件の反動により減収減益となった。2026年12月期は売上高80,600百万円(前期比6.1%増)、営業利益17,500百万円(同8.2%増)を計画する。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は75,993百万円(前期69,878百万円、前期比8.8%増)、営業利益は16,176百万円(前期14,667百万円、同10.3%増、営業利益率21.3%)となった。フューチャーアーキテクトにおける「次世代バンキングシステム」導入プロジェクトの順調な進捗、複数の大型プロジェクトの開始、フューチャーアーキテクトとリヴァンプの共同営業によるシナジー発現などが増益に寄与した。経常利益は16,672百万円(前期比11.5%増、前期実績額は開示なし)、当期純利益は11,712百万円(同13.5%増、前期実績額は開示なし)だった。

項目当期(2025年12月期)前期(2024年12月期)増減
売上高75,993百万円69,878百万円+8.8%
営業利益(営業利益率)16,176百万円(21.3%)14,667百万円(21.0%)+10.3%
経常利益16,672百万円開示なし+11.5%
当期純利益11,712百万円開示なし+13.5%
2025年12月期決算ハイライトのスライド
出典:フューチャー 2025年12月期決算説明資料 P.5

セグメント別の状況

事業セグメント別では、ITコンサルティング&サービス事業の売上高が67,515百万円(前期60,881百万円、前期比10.9%増)、営業利益が16,381百万円(前期14,538百万円、同12.7%増)と増収増益となった。同事業では「次世代バンキングシステム」の第2行目の安定稼働と新規3行での導入決定、政府主導の医療DXや小売・食品卸・金融等の大規模プロジェクトの進捗、DX戦略パートナーとしての新規顧客獲得などが寄与した。一方、ビジネスイノベーション事業は売上高8,486百万円(前期9,041百万円、同6.1%減)、営業利益178百万円(前期381百万円、同53.2%減)と減収減益となった。連結子会社キュリオシティにおいて、前期に完了した海外ラグジュアリーブランドの大型ストアデザイン案件の反動減が主因。売上高増減分析では、2024年12月期の69,878百万円から、ITコンサルティング&サービス事業が+6,633百万円、ビジネスイノベーション事業が▲555百万円、その他が+249百万円、調整額が▲213百万円寄与し、2025年12月期の75,993百万円に至った。

セグメント指標当期(2025年12月期)前期(2024年12月期)
ITコンサルティング&サービス事業売上高67,515百万円60,881百万円
ITコンサルティング&サービス事業営業利益16,381百万円14,538百万円
ビジネスイノベーション事業売上高8,486百万円9,041百万円
ビジネスイノベーション事業営業利益178百万円381百万円
売上高・営業利益・EBITDAの5期推移グラフ
出典:フューチャー 2025年12月期決算説明資料 P.6

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、食品卸の大型プロジェクトが上期に終了して下期から利益率が回復する見通しに加え、複数の新規大型プロジェクトの推進、「次世代バンキングシステム」「FutureBANK」など知財の新規展開の進展を見込む。ビジネスイノベーション事業はYOCABITOの収益改善を見込む。連結全体では、ライセンス売上が前期比で減少するものの、売上高80,600百万円(前期比6.1%増)、営業利益17,500百万円(同8.2%増、営業利益率21.7%)、EBITDA21,200百万円(同8.2%増、EBITDAマージン26.3%)を計画する。当期純利益は11,800百万円(同0.7%増)とほぼ横ばいの計画で、前期に計上した政策保有株式の縮減に伴う有価証券売却益の特別利益を今期計画では見込んでいないことが要因。上期計画は売上高38,100百万円(前年同期比6.9%増)、営業利益7,300百万円(同2.7%増)としている。

項目予想(2026年12月期)前期実績(2025年12月期)
売上高80,600百万円(+6.1%)75,993百万円
営業利益(営業利益率)17,500百万円(21.7%)(+8.2%)16,176百万円(21.3%)
EBITDA(EBITDAマージン)21,200百万円(26.3%)(+8.2%)19,596百万円(25.8%)
当期純利益11,800百万円(+0.7%)11,712百万円
2026年12月期通期業績見通しのスライド
出典:フューチャー 2025年12月期決算説明資料 P.17

株主還元

2025年12月期は当初計画どおり期末配当1株23円を実施し、中間配当と合わせて年間配当は46.0円(前期42.0円)、配当性向は34.8%(前期36.1%)となった。2026年12月期は中間・期末とも1株当たり1円ずつ増配し、中間24円・期末24円の年間48.0円(配当性向36.1%)とする配当計画を示している。

1株当たり年間配当金・配当性向の推移と2026年12月期配当計画
出典:フューチャー 2025年12月期決算説明資料 P.19

バランスシート・キャッシュ・フロー

総資産は前期末比5,442百万円増加の97,491百万円となった。売上増加に伴う売掛金及び契約資産の増加(+6,498百万円)が主因。営業活動によるキャッシュ・フローは8,664百万円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローは本社オフィス設備投資などにより1,391百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは有利子負債の返済や配当金の支払いにより6,885百万円の支出となり、現金及び現金同等物は前期末比425百万円増加した。

※本記事はフューチャーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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