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フィットクルー、2025年11月期は営業利益143.2%増 2026年11月期は増収増益を予想

決算サマリー 2026.08.27
フィットクルー、2025年11月期は営業利益143.2%増 2026年11月期は増収増益を予想

※本記事はフィットクルーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フィットクルーの2025年11月期(通期)連結業績は、新規7店舗の出店により期末時点で全国53拠点体制へ拡大したことに加え、リカーリング収益の拡大による既存店の稼働率向上で収益率が大幅に良化し、増収増益となった。売上高は29.2億円(前年度比+19.0%)、営業利益は2.7億円(同+143.2%)、当期純利益は2.4億円(同+462.7%)。ただし、入会者数が計画を下回ったことなどから、2025年12月12日公表の期初計画は下回る結果となった。

決算ハイライト(2025年11月期)
出典:フィットクルー 2025年11月期決算説明資料 P.5
目次

連結業績(2025年11月期 実績)

売上高は2,920百万円(前期2,454百万円、前期比+19.0%、予想比△0.9%)、売上総利益は1,161百万円(前期比+27.9%、予想比△2.4%)、営業利益は274百万円(前期比+143.2%、予想比△5.5%)、当期純利益は249百万円(前期比+462.7%、予想比△4.6%)、1株当たり当期純利益は263.59円(前期比+471.4%、予想比△4.8%)となった。リカーリング収益の拡大による既存店の稼働率向上で収益率が大幅に良化し、営業利益は前期比143.2%増と大幅に伸長した。また、人的資本への投資に伴う「賃上げ促進税制」の活用を前提として繰延税金資産を計上したことで法人税等の負担が軽減され、当期純利益を大きく押し上げた。ただし、入会者数の未達により、期初計画(2025年12月12日公表の予想)は下回る結果となった。

項目2025年11月期実績2024年11月期実績前期比予想比(対2025年12月12日公表予想)
売上高2,920百万円2,454百万円+19.0%△0.9%
売上総利益1,161百万円907百万円+27.9%△2.4%
販売費及び一般管理費886百万円794百万円+11.5%△1.3%
営業利益274百万円112百万円+143.2%△5.5%
当期純利益249百万円44百万円+462.7%△4.6%
1株当たり当期純利益263.59円46.13円+471.4%△4.8%
損益計算書(P/L)
出典:フィットクルー 2025年11月期決算説明資料 P.8

ブランド別売上高・リカーリング収益の状況

主力ブランドのUNDEUX SUPERBODYアフターコースに加え、継続利用型の「UNDEUX SUPERBODY LIFE」「Dr.plus Fit」が拡大し、リカーリング収益比率は51.6%(前期41.6%)と50%を超過し、安定的な収益基盤を確立した。短期集中型の集中コースは前期比で減少した一方、物販売上高も拡大が続いている。

ブランド/項目2025年11月期2024年11月期増減
UNDEUX SUPERBODY 集中コース1,118,463千円1,204,882千円△86,419千円
UNDEUX SUPERBODY アフターコース758,760千円631,771千円+126,989千円
UNDEUX SUPERBODY LIFE600,137千円280,058千円+320,079千円
Dr.plus Fit147,028千円107,990千円+39,038千円
プロジム70,469千円71,723千円△1,254千円
物販180,867千円142,032千円+38,835千円
その他45,224千円15,964千円+29,260千円
2,920,951千円2,454,420千円+466,531千円
リカーリング収益1,505,925千円1,019,819千円+486,106千円
リカーリング収益比率51.6%41.6%+10.0pt
リカーリング収益の状況・ブランド別売上高の推移
出典:フィットクルー 2025年11月期決算説明資料 P.11

事業KPI・財務状況

月額制パーソナルトレーニング利用者数は6,030名(前期4,393名、22/11期~25/11期のCAGR56.2%)、トレーナー数は207名(前期180名、同CAGR17.4%)といずれも拡大した。財務面では、新規7店舗の出店や賃上げ促進税制の活用に伴う繰延税金資産の計上等により、純資産は前期の350百万円から599百万円へ積み上がり、自己資本比率は前年の19.2%から32.1%へ大幅に向上した。一方、事業拡大に伴う売上債権の増加(188百万円)等により営業活動によるキャッシュ・フローは△14百万円(前期348百万円)となった。投資活動によるキャッシュ・フローは新規出店に伴う有形固定資産の取得等で△101百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは長期借入金の返済等で△129百万円となり、現金及び現金同等物の期末残高は570百万円(前期816百万円)となった。

通期業績予想(2026年11月期)

2026年11月期は、「UNDEUX SUPERBODY」で構築したノウハウを活かした「UNDEUX SUPERBODY LIFE」を主軸に積極展開し、幅広い顧客層の獲得と安定的なリカーリング収益のさらなる拡大を目指す。売上高3,570百万円(前期比+22.3%)、営業利益344百万円(同+25.4%)、当期純利益261百万円(同+4.8%)、1株当たり当期純利益248.28円(同△5.8%)を見込む。なお、2025年12月25日公表の「Ascender株式会社との事業譲受に向けた基本合意書締結」による影響については現在精査中であり、現時点の業績予想には織り込んでいない。

項目2026年11月期予想2025年11月期実績増減率
売上高3,570百万円2,920百万円+22.3%
営業利益344百万円274百万円+25.4%
当期純利益261百万円249百万円+4.8%
1株当たり当期純利益248.28円263.59円△5.8%
2026年11月期 業績予想
出典:フィットクルー 2025年11月期決算説明資料 P.16

株主還元

現在、グロース市場上場直後の「急成長フェーズ」にあることから、創出された利益およびキャッシュフローはさらなる成長投資へ優先的に配分する方針で、資料上に配当等の具体的な還元計画の記載はない。投下資本を上回る高いリターンが見込める事業への再投資を通じた継続的な業績拡大と、それに伴う株価の上昇(キャピタルゲイン)を、現時点における最大の株主還元と位置づけている。

※本記事はフィットクルーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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