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ネクソン、2025年12月期は売上収益475,102百万円で過去最高 当期利益は前期比32%減の92,052百万円

決算サマリー 2026.08.11
ネクソン、2025年12月期は売上収益475,102百万円で過去最高 当期利益は前期比32%減の92,052百万円

※本記事はネクソンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ネクソンの2025年12月期(2025年度)通期決算は、売上収益が475,102百万円(前期比+6%、一定為替レートベースでは+10%)となり過去最高を更新した。新作タイトルの好調と主要タイトルの堅調な回復が牽引した。営業利益は124,012百万円で前期比ほぼ横ばい(▲0%、一定為替+2%)となった一方、当期利益は92,052百万円と前期比32%減少した。当期利益の減少は、2025年に27億円の為替差損を計上した(前期は309億円の為替差益)ことや、持分法による投資に係る86億円の減損損失を認識したことが主因。

目次

連結業績(2025年度 実績)

売上収益はPC/コンソールが338,857百万円(前期比+32%、一定為替+36%)と大きく伸びた一方、モバイルは136,245百万円(前期比▲28%、一定為替▲25%)に減少した。営業利益は、ロイヤリティ費用や支払手数料などの変動費、広告宣伝費、人件費の増加が売上収益の増加と相殺し前期比でほぼ横ばいとなった。2025年に46億円の減損損失を認識した(2024年は134億円)。1株当たり当期利益は114.48円(前期161.79円)。

項目2025年度2024年度前期比
売上収益¥475,102百万¥446,211百万+6%(一定為替+10%)
PC/コンソール¥338,857百万¥256,524百万+32%(一定為替+36%)
モバイル¥136,245百万¥189,687百万▲28%(一定為替▲25%)
営業利益¥124,012百万¥124,176百万▲0%(一定為替+2%)
当期利益¥92,052百万¥134,848百万▲32%(一定為替▲31%)
1株当たり当期利益114.48円161.79円
2025年度業績サマリー(売上収益・営業利益・当期利益の推移)
出典:ネクソン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.19

セグメント別(地域別・プラットフォーム別)の状況

地域別では、北米及び欧州が『ARC Raiders』の好調等により前期比+61%(一定為替+55%)と大きく伸長し、韓国も『メイプルストーリー』フランチャイズの成長等により+28%(一定為替+35%)増加した。一方、中国はモバイル『アラド戦記モバイル』の減収により▲33%(一定為替▲32%)、日本も▲21%(一定為替▲19%)となった。プラットフォーム別ではPC/コンソールが+32%増、モバイルは▲28%減となった。

区分項目2025年度2024年度
地域別韓国¥249,973百万¥195,022百万
地域別中国¥109,513百万¥164,116百万
地域別日本¥14,014百万¥17,768百万
地域別北米及び欧州¥68,582百万¥42,522百万
地域別その他の地域¥33,020百万¥26,783百万
プラットフォーム別PC/コンソール¥338,857百万¥256,524百万
プラットフォーム別モバイル¥136,245百万¥189,687百万
2025年度 地域別・プラットフォーム別 売上構成比
出典:ネクソン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.20

2026年度第1四半期 業績見通し(通期業績予想の開示なし)

本資料では2026年度第1四半期の業績見通しのみが開示されており、2026年度通期の業績予想は記載されていない。2026年度第1四半期は、PC版『アラド戦記』やメイプルストーリーフランチャイズの前年同期比での成長、『ARC Raiders』及び『マビノギモバイル』の堅調な増収寄与により、過去最高の四半期売上収益を見込む。売上収益は前年同期比+32%~+44%(一定為替+23%~+34%)の150,492百万円~164,015百万円、営業利益は前年同期比+23%~+47%(一定為替+7%~+30%)の51,182百万円~61,122百万円を予想。

項目2026年度第1四半期 見通し2025年度第1四半期 実績前年同期比(会計基準)
売上収益¥150,492百万~¥164,015百万¥113,934百万+32%~+44%
PC/コンソール¥117,765百万~¥125,622百万¥77,596百万+52%~+62%
モバイル¥32,727百万~¥38,393百万¥36,338百万▲10%~+6%
営業利益¥51,182百万~¥61,122百万¥41,611百万+23%~+47%
四半期利益¥40,912百万~¥48,442百万¥26,272百万+56%~+84%
1株当たり四半期利益51.72円~61.25円32.12円
2026年度第1四半期 業績見通し
出典:ネクソン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.22

株主還元

2025年は1株当たり配当額を2024年の22.5円から45円に倍増した。2026年の年間配当予想額は1株当たり60円。自己株式取得については、1年間で取得総額1,000億円を上限とする方針のもと2025年に967億円(96.9十億円)を取得したほか、2026年1月28日には250億円分の自己株式取得を完了し、同日開催の取締役会で当該取得株式をすべて消却することを決議した。前年度営業利益の33%以上を株主に還元するという基本方針のもと、積極的な株主還元を継続している。

項目2025年度2024年度2026年度予想
1株当たり配当金45円22.5円60円(予想)
自己株式取得額967億円(96.9十億円)514億円(51.4十億円)1年間で上限1,000億円の方針
株主還元(配当額・自己株式取得の推移)
出典:ネクソン 2025年12月期 通期 決算説明資料 P.26

トピック:IP成長戦略とパイプライン

『ARC Raiders』は発売以来累計1,400万本を販売し、大型IPを創出・持続的に成功させる力を実証した。『MapleStory: Idle RPG』はアジアの複数市場でアプリストアランキング1位を獲得するなど、既存フランチャイズを成長させる力を実証した。パイプラインには『Vindictus: Defying Fate』『NAKWON: LAST PARADISE』『Woochi the Wayfarer』『Dungeon&Fighter: ARAD』『Project OVERKILL』『Project DX』『Project RX』などの新作タイトルがあり、いずれもローンチ日程は未定として紹介されている。

※本記事はネクソンが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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