ブロードエンタープライズ

ブロードエンタープライズ、2025年12月期は10期連続増収 売上高・利益とも過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.27
ブロードエンタープライズ、2025年12月期は10期連続増収 売上高・利益とも過去最高を更新

※本記事はブロードエンタープライズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ブロードエンタープライズの2025年12月期は、売上高7,413百万円(前期比+57.8%)となり、10期連続増収を達成した。内装リノベーション「BRO-ROOM」・大規模修繕「BRO-WALL」の受注増大を受け、通期業績予想を期初の売上高6,000百万円から7,400百万円(+23.3%)へ上方修正しており、実績はこの修正後予想も上回り、売上高・利益ともに過去最高を更新して着地した。

営業利益は977百万円(前期比+32.4%)、経常利益は770百万円(+36.6%)、当期純利益は416百万円(+20.5%)。BRO-ROOM・BRO-WALLの粗利増加が増益をけん引した一方、各段階利益の増加率が売上高の伸びより小さいのは、個別債権に対する貸倒引当金の追加計上が販管費・税金に影響したことが主因としている。

目次

連結業績(2025年12月期 実績・累計期間)

単位は百万円。

項目2025年12月期2024年12月期前期比
売上高7,4134,697+57.8%
営業利益977738+32.4%
経常利益770564+36.6%
当期純利益416346+20.5%

通期業績予想の上方修正(2025年12月期)

BRO-ROOM及びBRO-WALLの受注増大を受け、2026年1月19日付で通期業績予想を上方修正した。売上高は期初予想6,000百万円から7,400百万円(増減額+1,400百万円、増減率+23.3%)、営業利益は905百万円から950百万円(+45百万円、+5.0%)、経常利益は655百万円から750百万円(+95百万円、+14.5%)、当期純利益は400百万円から405百万円(+5百万円、+1.3%)にそれぞれ修正した。実績はこの修正後予想も上回った。

通期業績予想の修正(上方修正)
出典:ブロードエンタープライズ 2025年12月期通期決算説明資料 P.3

事業別(商品別)売上高の状況

入居者向け無料インターネット「B-CUBIC」等のストック売上高はほぼ横ばいだった一方、内装リノベーション「BRO-ROOM」・大規模修繕「BRO-WALL」を中心とするフロー売上高が大きく伸長した。単位は百万円。

区分2025年12月期2024年12月期増減額増減率
ストック売上高合計(B-CUBIC等)1,8461,858△11△0.6%
フロー売上高合計5,5672,839+2,728+96.1%
 B-CUBIC Next1,107967+139+14.4%
 BRO-LOCK399559△159△28.5%
 BRO-ROOM2,8881,019+1,869+183.4%
 BRO-WALL96087+873+1,003%
 その他210206+4+2.4%
事業別売上高と工事完了数(累計期間)
出典:ブロードエンタープライズ 2025年12月期通期決算説明資料 P.18

財務トピックス(貸借対照表)

売上拡大に伴い売掛金が増加し流動資産が増加。流動負債は前受金の減少と借入金の増加が主因で増加した。自己資本比率は利益剰余金の積み上がりがある一方、負債増加により前期末比0.1pt減の15.1%となった。単位は百万円。

項目2024年12月期末2025年12月期末増減額
流動資産6,8609,890+3,030
固定資産1,090878△212
負債合計6,7439,141+2,398
純資産合計1,2071,627+419
自己資本比率15.2%15.1%△0.1pt
貸借対照表(前期末比較)
出典:ブロードエンタープライズ 2025年12月期通期決算説明資料 P.32

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、売上高10,000百万円(前期比+34.9%)、売上総利益(粗利)4,000百万円(+35.0%)、営業利益1,700百万円(+73.9%)、経常利益1,100百万円(+42.8%)、当期純利益650百万円(+55.9%)を見込む。中期経営計画の当初予想(売上高74.8億円・営業利益14.8億円・経常利益10億円・当期純利益6億円)から上方修正した水準となる。取締役・執行役員に付与した第1回有償ストックオプションの行使条件として、2027年12月期までの2期合計経常利益25億円の達成が設定されている。2026年4月からは、BRO-ROOM・BRO-WALLの受注四半期分のフロー粗利額と工事未完了(受注残)のフロー粗利額合計を四半期ごとに開示する予定としている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)増減額増減率
売上高7,41310,000+2,586+34.9%
売上総利益(粗利)2,9634,000+1,036+35.0%
営業利益9771,700+722+73.9%
経常利益7701,100+329+42.8%
当期純利益416650+233+55.9%
2026年12月期 通期業績予想(前期比較)
出典:ブロードエンタープライズ 2025年12月期通期決算説明資料 P.35

株主還元

配当政策として、税引後当期純利益5億円以上で配当性向20%を実施予定としている。2026年12月期予想の当期純利益6.5億円(発行済株式数6,145,000株)を基準とした試算では、1株当たり21円16銭の配当が見込まれるとしているが、あくまで予想としての計算であり、配当実施を決議したものではないとしている。また、株主優待制度として、1年以上継続保有の株主を対象に、保有株式数に応じてオリジナルQUOカード(100株以上200株未満:1,500円相当、200株以上400株未満:2,000円相当、400株以上:3,000円相当)を継続的に進呈している。

成長戦略

地方創生(宿泊施設不足に悩む自治体との連携によるBRO-ZEROの空き家活用提案)、内装・外装工事や不動産運用領域を中心としたM&A、米国マーケットへの海外版BRO-ZERO展開(2026年からの準備・基盤構築を経て2028年の売上創出を目指す)などを成長戦略の柱としている。

※本記事はブロードエンタープライズが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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