※本記事はシステムサポートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
システムサポートホールディングスの2026年6月期(通期・連結)決算は、売上高310億91百万円(前期比+15.4%)、営業利益29億66百万円(同+33.7%)、経常利益29億65百万円(同+32.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益18億72百万円(同+28.5%)となった。大口リセール解約の影響により売上高は予想を下回ったものの、高付加価値領域の拡大と収益性改善が進展し、営業利益は修正予想を上回って着地した。
連結業績(2026年6月期 実績)
売上高は期初予想比-2.8%、7月10日開示の修正予想比-3.0%と計画を下回った。一方、営業利益はクラウドインテグレーション事業の拡大や高収益案件の増加による収益性改善が寄与し、期初予想比+10.4%、修正予想比+4.4%と計画を上回った。売上総利益率は29.4%(前年同期比+1.5pt)、営業利益率は9.5%(同+1.3pt)に改善した。
| 項目 | 2025年6月期 | 2026年6月期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 26,938百万円 | 31,091百万円 | +15.4% |
| 売上総利益 | 7,503百万円(27.9%) | 9,131百万円(29.4%) | +21.7% |
| 営業利益 | 2,218百万円(8.2%) | 2,966百万円(9.5%) | +33.7% |
| 経常利益 | 2,244百万円(8.3%) | 2,965百万円(9.5%) | +32.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,457百万円(5.4%) | 1,872百万円(6.0%) | +28.5% |

セグメント別業績(2026年6月期・連結)
5事業のうち、クラウドインテグレーション事業とシステムインテグレーション事業が増収増益をけん引した。システムインテグレーション事業は2025年7月実施のM&A効果と高収益案件の拡大で営業利益(セグメント利益)が前年同期比+94.2%と大きく伸びた。アウトソーシング事業は増収も一部受注減の影響で営業利益は前年同期比-8.8%の減益となった。海外事業はM&A関連費用の一巡により損益が改善したが、営業利益は依然として損失(-5百万円)だった。
| セグメント | 売上高 | 前年同期比 | 売上総利益 | 営業利益(セグメント利益) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラウドインテグレーション事業 | 11,733百万円 | +20.7% | 3,502百万円(29.8%) | 1,591百万円(13.6%) | +22.1% |
| システムインテグレーション事業 | 15,164百万円 | +13.5% | 4,019百万円(26.5%) | 872百万円(5.8%) | +94.2% |
| アウトソーシング事業 | 2,445百万円 | +2.2% | 698百万円(28.6%) | 359百万円(14.7%) | -8.8% |
| プロダクト事業 | 1,191百万円 | +29.0% | 729百万円(61.2%) | 204百万円(17.2%) | +49.5% |
| 海外事業 | 556百万円 | +2.7% | 237百万円(42.7%) | -5百万円 | - |

通期業績予想(2027年6月期)
中期経営計画2029の初年度として、AI・データ・クラウド領域の拡大と収益性向上に向けた取り組みを推進する。2027年6月期は売上高347億22百万円(前期比+11.7%)、営業利益34億12百万円(同+15.0%)、経常利益34億11百万円(同+15.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益21億57百万円(同+15.2%)を計画する。
| 項目 | 2026年6月期実績 | 2027年6月期通期予想 | 増減比率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 31,091百万円 | 34,722百万円 | +11.7% |
| 営業利益 | 2,966百万円(9.5%) | 3,412百万円(9.8%) | +15.0% |
| 経常利益 | 2,965百万円(9.5%) | 3,411百万円(9.8%) | +15.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,872百万円(6.0%) | 2,157百万円(6.2%) | +15.2% |

株主還元
将来に向けた成長投資や経営体質強化を行いつつ、株主に対しては連結配当性向40%以上を目安とし、累進配当を継続することを基本方針としている。成長投資と株主還元の両立をより明確に示すため、2027年6月期より新たに「連結配当性向40%以上」を目安として設定した。なお、資料に示された1株当たり配当金の推移はグラフ表記のみで各年度の値が明確に対応付けられないため、本記事では具体的な金額の記載を見送る。
会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社システムサポートホールディングス |
| 本社所在地 | 石川県金沢市本町1-5-2 リファーレ9F |
| 設立 | 1980年1月 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:4396) |
| 資本金 | 7億23百万円 |
| 売上高 | 310億91百万円(2026年6月期・連結) |
| 代表者 | 代表取締役社長 小清水 良次 |
| 社員数 | 1,992名(2026年6月末現在・連結) |

※本記事はシステムサポートホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。