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ユミルリンク、2025年12月期は増収増益で最高益 2026年12月期は基盤刷新投資で減益を計画

決算サマリー 2026.08.26
ユミルリンク、2025年12月期は増収増益で最高益 2026年12月期は基盤刷新投資で減益を計画

※本記事はユミルリンクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ユミルリンク株式会社の2025年12月期は、売上高3,054百万円(前期比+14.4%)、営業利益671百万円(同+5.3%)と増収増益で過去最高の売上・営業利益を更新した。全サービスが伸長し、SMS・Auth事業は契約増により前期比+27.4%の伸びとなった。一方、連結子会社株式会社ROCののれん減損に伴う特別損失81百万円を計上した結果、当期純利益は362百万円(同△22.8%)となった。2026年12月期は、サービス基盤の技術刷新投資などにより売上高3,360百万円(同+10.0%)の増収を計画する一方、営業利益は530百万円(同△21.0%)の減益を見込む。

目次

業績(2025年12月期 実績)

2025年12月期は損益の連結を開始しており、2024年12月期は単体決算の数値との比較となる。連結売上高は3,054百万円(前期比+14.4%)、売上原価は1,066百万円(同+22.2%)、売上総利益は1,988百万円(同+10.7%、売上総利益率65.1%)、販管費は1,316百万円(同+13.6%)、営業利益は671百万円(同+5.3%、営業利益率22.0%)、経常利益は672百万円(同+5.6%)となった。連結子会社株式会社ROCについて、事業成長が当初想定を下回ったためのれんの減損処理・一括償却による特別損失81百万円を計上し、当期純利益は362百万円(同△22.8%)となった。

項目2024年12月期2025年12月期増減率
売上高2,669百万円3,054百万円+14.4%
売上原価872百万円1,066百万円+22.2%
売上総利益1,796百万円1,988百万円+10.7%
売上総利益率67.3%65.1%△2.2pts
販管費1,158百万円1,316百万円+13.6%
営業利益637百万円671百万円+5.3%
営業利益率23.9%22.0%△1.9pts
経常利益637百万円672百万円+5.6%
特別損失81百万円
当期純利益469百万円362百万円△22.8%
当期純利益率17.6%11.9%△5.7pts

サービス別の状況

サービス別では、Mail事業の売上高が2,395百万円(前期比+6.1%)、SMS・Auth事業が446百万円(同+27.4%)、Survey・他が66百万円(同+8.6%)となり、全サービスが増収した。ストック売上ベースでは、Mail事業の通期ストック売上が2,182百万円から2,360百万円(同+8.1%)、期末MRRが189百万円から203百万円(同+7.2%)に伸長。SMS・Auth事業は通期ストック売上が350百万円から446百万円(同+27.5%)、期末MRRが30百万円から43百万円(同+40.3%)に伸長した。全シリーズの月次解約率(チャーンレート)は0.57%の低水準を維持し、NRR(売上維持率)はMail101.9%、SMS150.2%だった。ARR(年間経常収益)は30.3億円、Cuenoteシリーズの契約数は2,800件を超えた。

区分指標2024年12月期2025年12月期前年同期比
Mail通期ストック売上2,182百万円2,360百万円+8.1%
Mail期末MRR189百万円203百万円+7.2%
SMS・Auth通期ストック売上350百万円446百万円+27.5%
SMS・Auth期末MRR30百万円43百万円+40.3%
2025年12月期業績サマリー
出典:ユミルリンク2025年12月期通期決算説明資料 P.10

財務状況

2025年12月期末の資産合計は3,576百万円(前期末比+140百万円)、うち流動資産3,092百万円(同+123百万円)。負債合計は575百万円(同△12百万円)、純資産合計は3,000百万円(同+153百万円)となり、自己資本比率は82.9%から83.9%に上昇した。

損益計算書(通期実績)
出典:ユミルリンク2025年12月期通期決算説明資料 P.21

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は、売上高3,360百万円(前期比+10.0%)、うちストック売上3,101百万円(同+8.1%)、オペレーション売上・スポット売上258百万円(同+39.1%)を計画する。一方、サービス基盤の技術刷新に伴う減価償却費174百万円の発生や、ハイクラス人材を中心とした計18名の増員などにより、営業利益は530百万円(同△21.0%、営業利益率15.8%)、経常利益は533百万円(同△20.6%)と減益を見込む。当期純利益は365百万円(同+0.9%)とほぼ横ばいを計画する。会社は、新基盤への移管完了後は年間3~4億円のコスト削減を見込んでおり、投資は将来の収益性向上につながるとしている。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)増減率
売上高3,054百万円3,360百万円+10.0%
ストック売上2,868百万円3,101百万円+8.1%
オペレーション売上・スポット売上185百万円258百万円+39.1%
営業利益671百万円530百万円-21.0%
営業利益率22.0%15.8%-6.2pts
経常利益672百万円533百万円-20.6%
当期純利益362百万円365百万円+0.9%
当期純利益率11.9%10.9%-1.0pts
2026年12月期連結業績予想
出典:ユミルリンク2025年12月期通期決算説明資料 P.29

主要サービスの2026年12月期予想

Mail事業は通期ストック売上2,515百万円(前期比+6.6%)、期末MRR216百万円(同+6.7%)、月次解約率0.43%(同0.15pts改善)を計画。SMS・Auth事業は通期ストック売上523百万円(同+17.2%)、期末MRR47百万円(同+8.9%)、月次解約率0.35%(同0.03pts改善)を計画する。

区分指標2025年12月期(実績)2026年12月期(予想)増減率
Mail通期ストック売上2,360百万円2,515百万円+6.6%
Mail期末MRR203百万円216百万円+6.7%
Mail月次解約率0.58%0.43%-0.15pts
SMS・Auth通期ストック売上446百万円523百万円+17.2%
SMS・Auth期末MRR43百万円47百万円+8.9%
SMS・Auth月次解約率0.38%0.35%-0.03pts

株主還元

株主還元方針として、成長投資(M&A・開発投資)と内部留保の確保に加え、株主への安定的・継続的な利益還元を実施する方針を掲げている。普通配当は2025年12月期予想19円00銭に対し、2026年12月期は20円00銭を予想している。

株主還元方針・配当予想
出典:ユミルリンク2025年12月期通期決算説明資料 P.40

※本記事はユミルリンクが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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