ジィ・シィ企画

ジィ・シィ企画、2026年6月期は増収で黒字化 売上高22.1%増

決算サマリー 2026.08.26
ジィ・シィ企画、2026年6月期は増収で黒字化 売上高22.1%増

※本記事はジィ・シィ企画が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

ジィ・シィ企画(4073)の2026年6月期は、決済端末販売の伸長により売上高が前期比22.1%増の2,252百万円となった。固定費を中心とした費用削減の効果もあり、前期の営業損失80百万円から一転して営業利益69百万円を計上し黒字化した。経常利益は33百万円(前期は経常損失115百万円)、当期純利益は70百万円(前期は当期純損失146百万円)だった。一方、通期業績予想(売上高2,403百万円、営業利益92百万円)に対してはいずれも未達で着地した。

目次

業績(2026年6月期 実績)

売上高は端末販売が大きく増加したことにより、前期比+407百万円(+22.1%)の2,252百万円と伸長した。営業利益は69百万円(前期は▲80百万円)、経常利益は33百万円(前期は▲115百万円)、当期純利益は70百万円(前期は▲146百万円)と、いずれも黒字化した。

項目2026年6月期2025年6月期前期比
売上高2,252百万円1,844百万円+22.1%
営業利益69百万円▲80百万円
経常利益33百万円▲115百万円
当期純利益70百万円▲146百万円

セグメント別の状況

ペイメントインテグレーション事業は、受託開発売上・端末販売がともに増収となり、特に端末販売が好調だったことから売上高は前期比+69.2%の1,220百万円、営業利益は82百万円(前期は▲60百万円)を確保した。ペイメントサービス事業は、前期にあった大型サブスク案件の反動減により売上高は前期比▲8.1%の1,031百万円、営業利益は同▲38.9%の25百万円となったが、決済ASP・保守運用サービスは堅調に推移し営業利益を確保した。

セグメント指標2026年6月期2025年6月期
ペイメントインテグレーション事業売上高1,220百万円721百万円
ペイメントインテグレーション事業営業利益82百万円▲60百万円
ペイメントサービス事業売上高1,031百万円1,123百万円
ペイメントサービス事業営業利益25百万円41百万円
セグメント損益状況(対前期比)
出典:2026年6月期決算補足説明資料 P.5

通期業績予想との比較

売上高は業績予想2,403百万円に対し2,252百万円(予想比▲6.3%)、営業利益は予想92百万円に対し69百万円(予想比▲24.6%)、経常利益は予想55百万円に対し33百万円(予想比▲39.1%)と、いずれも未達だった。一方、当期純利益は法人税等調整額(益)38百万円を計上した結果、予想54百万円に対し70百万円(予想比+30.4%)となった。

項目2026年6月期(業績予想)2026年6月期(実績)予想比
売上高2,403百万円2,252百万円▲6.3%
営業利益92百万円69百万円▲24.6%
経常利益55百万円33百万円▲39.1%
当期純利益54百万円70百万円+30.4%

トピック

キャナルペイメントサービス株式会社からチャージポイントゲートウェイ(CPGW)事業を引き継いだ。当社がCPGWに関する契約上の地位を引き継いだことで、コンビニ・カード会社・金融機関は引き続きプリペイドカードへのチャージサービスを利用でき、切替後の保守・運用も当社がワンストップで提供する。この引き継ぎにより、取扱ペイメントと取扱端末を拡充した。

チャージポイントゲートウェイ事業の引き継ぎ
出典:2026年6月期決算補足説明資料 P.9

成長戦略と取り組み状況

成長戦略として、①マーケットターゲットの拡大(大・中規模約11,900社、小規模約185,000社を対象に、カード会社との協業やマルチ決済端末サブスク型販売を展開)、②Android OS搭載の決済端末「決済端末2.0」の投入(2メーカー4機種)、③決済端末サブスクリプションサービス「サクラ」の拡販、④国際ブランド決済ネットワーク接続サービスによる決済コストの低減、⑤決済手数料売上の拡大、⑥対面決済から非対面決済(CNP)へのオムニチャネル拡張、の各取り組みを進めている。

成長戦略:マーケットターゲットの拡大
出典:2026年6月期決算補足説明資料 P.11

通期業績予想(2027年6月期)

2027年6月期は、売上高2,751百万円(前期比122.2%)を計画。ペイメントインテグレーション事業は端末販売好調のトレンドが続く見込みで売上高1,691百万円(同138.6%)、ペイメントサービス事業は前期と同水準の1,060百万円(同102.8%)を見込む。営業利益は109百万円(同157.9%)、営業利益率4.0%、経常利益は69百万円(同206.0%)、当期純利益は67百万円(同96.0%)、当期純利益率2.4%を計画している。固定費を中心としたコスト低減を継続し、利益を確保する方針。

項目2027年6月期(予想)2026年6月期(実績)前期比
売上高2,751百万円2,252百万円122.2%
ペイメントインテグレーション事業1,691百万円1,220百万円138.6%
ペイメントサービス事業1,060百万円1,031百万円102.8%
営業利益109百万円69百万円157.9%
経常利益69百万円33百万円206.0%
当期純利益67百万円70百万円96.0%
2027年6月期通期業績予想
出典:2026年6月期決算補足説明資料 P.18

株主還元

本資料には配当や自己株式取得等の株主還元に関する記載はない(開示なし)。

※本記事はジィ・シィ企画が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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