電算システムホールディングス

電算システムホールディングス、2025年12月期は16期連続増収 営業利益は56.8%増

決算サマリー 2026.08.26
電算システムホールディングス、2025年12月期は16期連続増収 営業利益は56.8%増

※本記事は電算システムホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

電算システムホールディングス(4072)の2025年12月期は、GIGAスクール案件を含むGoogle事業の伸長により売上高が16期連続で増収となった。売上高は681億31百万円(前期比11.2%増)、営業利益は36億24百万円(同56.8%増)、経常利益は38億43百万円(同51.6%増)、当期純利益は28億96百万円(同56.5%増)。不採算案件の影響があった前期と比較し、各利益は大きく増加した。売上高・各利益ともに計画を上回って着地した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

営業利益率は5.3%で前期比1.5pt上昇し、経常利益率は5.6%で同1.5pt上昇した。売上高の計画達成率は100.9%、営業利益は103.6%、経常利益は108.9%、当期純利益は114.5%だった。財務面では、資産合計は前期末比73億65百万円増の691億12百万円、純資産合計は同25億87百万円増の248億81百万円。自己資本比率は35.6%(前期末比0.1pt低下)だが、負債に計上される収納代行預り金を除いた実質的な自己資本比率は52.6%(同0.5pt上昇)。ネットキャッシュ(総キャッシュから収納代行預り金・有利子負債を控除した額)は前期末比27億2百万円増の170億67百万円となった。

項目2025年12月期2024年12月期前期比
売上高68,131百万円61,256百万円+11.2%
営業利益3,624百万円2,311百万円+56.8%
経常利益3,843百万円2,534百万円+51.6%
当期純利益2,896百万円1,850百万円+56.5%
2025年12月期業績ハイライト
出典:2025年12月期決算説明資料 P.3

セグメント別の状況

情報サービスセグメントは、GIGAスクール構想に対応した機器・システム案件の増加や、Google Workspaceなどクラウドサービス分野の伸長により、売上高は前期比15.5%増の430億61百万円。前期は不採算案件の影響で営業損失2億78百万円だったが、当期は営業利益9億42百万円に大きく増加した。収納代行サービスセグメントは、前期後半以降に稼働した取引先が順調に推移し、売上高は前期比4.6%増の250億69百万円、営業利益は同3.8%増の26億76百万円だった。

セグメント指標2025年12月期2024年12月期
情報サービス売上高43,061百万円37,281百万円
情報サービス営業利益942百万円▲278百万円
収納代行サービス売上高25,069百万円23,974百万円
収納代行サービス営業利益2,676百万円2,579百万円
情報サービスセグメント業績サマリー
出典:2025年12月期決算説明資料 P.7

通期業績予想

2026年12月期は、売上高700億円(前期比2.7%増)、営業利益36億50百万円(同0.7%増)、経常利益38億50百万円(同0.2%増)を計画。売上高は2025年度に計上したGIGAスクール案件の反動減により成長率が鈍化する見込み。純利益は、2025年度に子会社株式売却に伴い法人税が一時的に減少した反動があり、前期比9.6%減の26億20百万円を計画している。

項目2026年12月期(予想)2025年12月期(実績)増減率
売上高70,000百万円68,131百万円+2.7%
営業利益3,650百万円3,624百万円+0.7%
経常利益3,850百万円3,843百万円+0.2%
純利益2,620百万円2,896百万円▲9.6%
2026年12月期業績予想
出典:2025年12月期決算説明資料 P.15

株主還元

基本方針は、内部留保を確保しつつ財政状態や経営成績を総合的に判断し、安定的かつ継続的な利益配当を行うこと。2024年度の普通配当は年間60円(中間20円・期末40円)、2025年度予定は年間90円(中間40円・期末50円)、2026年度予定は年間100円(中間50円・期末50円)としている。株主優待として、1単元(100株)以上を1年以上継続保有する株主に3,000円相当の岐阜県特産品または寄付を提供している。

項目2024年度(実績)2025年度(予定)2026年度(予定)
年間配当60円90円100円
中間配当20円40円50円
期末配当40円50円50円
株主還元方針
出典:2025年12月期決算説明資料 P.23

中期経営計画

2026年12月期~2028年12月期の中期計画では、売上高を700億円→750億円→820億円(前年伸び率平均6.4%)、営業利益を36億50百万円→41億50百万円→46億50百万円(同8.8%)と計画している。情報サービスはGIGAスクール反動減で2026年度の伸びが小さいが、クラウド事業の拡大は継続する見込み。収納代行サービスは、ブロックチェーン決済インフラへの投資額増加により2026年度は営業利益が減少するが、2027年度以降に成果を見込むとしている。長期計画「Challenge 1000」では、2027年12月期に売上高1000億円の達成を目指す方針を掲げている。

※本記事は電算システムホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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