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横浜フィナンシャルグループ、2026年3月期は純利益1,065億円で5期連続増益 L&Fアセットファイナンス子会社化が寄与

決算サマリー 2026.08.10
横浜フィナンシャルグループ、2026年3月期は純利益1,065億円で5期連続増益 L&Fアセットファイナンス子会社化が寄与

※本記事は横浜フィナンシャルGが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

横浜フィナンシャルグループの2026年3月期連結決算は、経常収益4,907億円(前期比+22.9%)、経常利益1,550億円(同+26.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,065億円(同+28.6%)と増収増益となった。2025年4月に子会社化した株式会社L&Fアセットファイナンスの収益貢献も寄与し、当期純利益は5期連続の増益となった。

2027年3月期は連結経常利益1,915億円、親会社株主に帰属する当期純利益1,290億円を計画。年間配当金は2026年3月期の38円00銭から2027年3月期は47円00銭へ増配を予定し、配当性向は40%程度を維持する方針。

目次

連結業績(当期 実績)

経常収益は、ソリューションビジネスの深化・拡大による貸出金利息や有価証券利息配当金の増加で資金運用収益が伸びたほか、法人役務を中心とした役務取引等収益も堅調に推移し、前期に比べ916億円増加し4,907億円となった。経常費用は預金利息の増加による資金調達費用の増加や、債券の入れ替え・投資信託の損切りなどによるその他業務費用の増加で前期比593億円増加し3,357億円。この結果、経常利益は前期比322億円増加の1,550億円、親会社株主に帰属する当期純利益はL&Fアセットファイナンスの子会社化による収益貢献もあり、前期比237億円増加の1,065億円となった。

項目当期前期増減
経常収益490,724百万円399,103百万円+22.9%
経常利益155,018百万円122,764百万円+26.2%
親会社株主に帰属する当期純利益106,523百万円82,805百万円+28.6%
ROE(東証基準)7.9%6.4%+1.5pt

グループ会社別(横浜銀行・東日本銀行・神奈川銀行)の状況

3行合算では、業務粗利益は円債の入れ替えや投資信託の損切りなどによりその他業務利益が減少するも、預貸金利息の増加や法人役務を中心とした役務取引等利益の増加により前年度比289億円増加の2,733億円。実質業務純益は同219億円増加の1,391億円、コア業務純益(除く投資信託解約損益)は同358億円増加の1,696億円となった。与信関係費用が同20億円減少した結果、3行合算の当期純利益は同185億円増加の990億円。横浜銀行923億円、東日本銀行50億円、神奈川銀行15億円と、いずれも増益となった。

区分指標当期前期
3行合算当期純利益990億円804億円
横浜銀行当期純利益923億円752億円
東日本銀行当期純利益50億円44億円
神奈川銀行当期純利益15億円8億円
3行合算コア業務純益(除く投資信託解約損益)1,696億円1,337億円
2026年3月期決算ダイジェスト(3行合算・グループ連結の損益状況)
出典:横浜フィナンシャルグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.18

財務健全性・資産の状況

総資産は当期に8,773億円増加し25兆6,704億円、純資産は1,257億円増加し1兆4,183億円となった。預金は4,642億円増加し20兆8,772億円、貸出金は9,217億円増加し17兆6,674億円、有価証券は1,555億円増加し3兆776億円。不良債権残高は前年度末比横ばいの2,245億円、不良債権比率は1.2%と低水準を維持した。バーゼルⅢ(国際統一基準)にもとづく連結ベースの総自己資本比率(速報値)は14.94%、普通株式等Tier1比率(速報値)は14.42%と、質の高い資本構成を維持している。

自己資本比率・有価証券評価損益、金融再生法開示債権の状況
出典:横浜フィナンシャルグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.21

通期業績予想

2027年3月期の連結業績予想は、経常利益1,915億円(前期比+23.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,290億円(同+21.1%)、1株当たり当期純利益116円06銭。3行合算では、業務粗利益3,197億円、実質業務純益1,770億円、コア業務純益(除く投資信託解約損益)1,851億円、当期純利益1,245億円(うち横浜銀行1,180億円)を計画し、与信関係費用は100億円を見込む。ROE(東証基準)は9.0%を計画している。

項目予想(2027年3月期)前期(実績・2026年3月期)
連結経常利益191,500百万円(1,915億円)155,018百万円(1,550億円)
親会社株主に帰属する当期純利益129,000百万円(1,290億円)106,523百万円(1,065億円)
1株当たり当期純利益116円06銭94円02銭
ROE(東証基準)9.0%7.9%
2027年3月期業績予想と1株当たりの配当予想
出典:横浜フィナンシャルグループ 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.22

株主還元

2026年3月期の年間配当金は中間17円00銭・期末21円00銭の合計38円00銭(前期比+9円)とし、配当金総額は42,746百万円、配当性向(連結)40.4%、純資産配当率(連結)3.1%となった。2027年3月期は中間23円00銭・期末24円00銭の年間47円00銭を予定し、配当性向は引き続き40%程度を維持する方針。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)
中間配当17円00銭23円00銭
期末配当21円00銭24円00銭
年間配当金合計38円00銭47円00銭
配当性向(連結)40.4%40.4%

トピック:L&Fアセットファイナンスの子会社化

当社は2025年4月1日、三井住友信託銀行の完全子会社であった三井住友トラスト・ローン&ファイナンス(同日付で株式会社L&Fアセットファイナンスに商号変更)の発行済普通株式の85.0%を取得し子会社化した。同社は個人向け住宅ローン・賃貸用不動産ローン・不動産担保ローン等を提供する不動産担保融資専門の金融会社。取得対価(現金)は54,485百万円、発生したのれんは7,406百万円(10年間均等償却)。企業結合日に受け入れた資産は481,610百万円(うち貸出金475,127百万円)、引き受けた負債は426,224百万円。当期におけるL&F取込利益(のれん等償却後)は49億円で、親会社株主に帰属する当期純利益の増加要因となった。

※本記事は横浜フィナンシャルGが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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