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MITホールディングス、2025年11月期は減収減益 配当は30円に増配

決算サマリー 2026.08.26
MITホールディングス、2025年11月期は減収減益 配当は30円に増配

※本記事はMITホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

MITホールディングスは2026年1月14日、2025年11月期(通期)の決算補足説明資料を公表した。連結売上高は51億17百万円(前年同期比1億22百万円減、2.3%減)、営業利益は1億69百万円(同28百万円減、14.2%減)、経常利益は1億62百万円(同25百万円減、13.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は94百万円(同29百万円減、23.9%減)と減収減益となった。システムインテグレーションサービスにおける大型案件の終了や、DXソリューションサービスでの新規受注の進捗遅れが減収の主因である。

目次

連結業績(2025年11月期 実績)

2025年11月期は中期経営計画3年目に当たるが、当初予想(売上高57億円、営業利益2億85百万円)に対する充足率は、売上高89.8%、営業利益59.4%にとどまった。要因として、システムインテグレーションサービスにおけるプロジェクト体制構築・次期大型案件立上げの遅れによる稼働工数の想定未達、DXソリューションサービスにおけるWisebookの次期バージョン・新機能リリース時期のずれ、3次元対応製品「DynaCAD CUBE」の次期バージョン開発の遅れ、GIGAスクール支援サービスの入札案件受注の想定未達が挙げられている。(単位:百万円)

項目2024年11月期2025年11月期前期比
売上高5,2405,117△122(△2.3%)
売上原価4,0644,019△44(△1.1%)
売上総利益1,1751,098△77(△6.6%)
販売費及び一般管理費978928△49(△5.1%)
営業利益197169△28(△14.2%)
経常利益187162△25(△13.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益12494△29(△23.9%)
2025年11月期 決算ハイライト(売上高・営業利益・経常利益・当期純利益)
出典:MITホールディングス 2025年11月期決算補足説明資料 P.4

事業別(サービス別)の状況

サービス別の売上高は、システムインテグレーションサービスが43億78百万円(前期比29百万円減、0.7%減、売上構成比85.6%)、DXソリューションサービスが7億39百万円(前期比93百万円減、11.2%減、売上構成比14.4%)だった。DXソリューションサービスでは、Wisebookの次期バージョンおよび新機能のリリース時期が翌期にずれた影響、3次元対応製品「DynaCAD CUBE」の次期バージョン開発に時間を要したことによる新規販売の限定、GIGAスクール支援サービスにおける入札案件受注の減少が影響した。一方、駐輪場管理システムや食事予約管理システムの新規受注は拡大傾向にあるとしている。(単位:百万円)

サービス2024年11月期2025年11月期前期比
システムインテグレーションサービス4,4074,378△29(△0.7%)
DXソリューションサービス832739△93(△11.2%)
損益計算書の概況(2024年11月期・2025年11月期比較)
出典:MITホールディングス 2025年11月期決算補足説明資料 P.11

通期業績予想(2026年11月期)

2026年11月期の業績予想は、売上高57億円(システムインテグレーションサービス47億64百万円、DXソリューション9億36百万円)、営業利益2億85百万円(営業利益率5.0%)、経常利益2億77百万円、当期純利益1億72百万円、ROE22.0%としている。システムインテグレーションサービスでは、上流工程を担うプライム企業からの受注拡大、技術者のスキル向上・最適配置による技術者単価の上昇、AIを含む新技術の活用によるプロセス効率化・提案力強化を、DXソリューションサービスでは、ストック型ビジネスの基盤強化や自社プロダクトのデータ活用・AI技術の応用によるサービス価値向上を掲げている。(単位:百万円)

項目2025年11月期(実績)2026年11月期(計画)増減率
売上高5,1175,700+11.4%
システムインテグレーション4,3784,764+8.8%
DXソリューション739936+26.6%
営業利益169285+68.4%
営業利益率3.3%5.0%+1.7%
経常利益162277+70.9%
当期純利益94172+81.3%
ROE13.7%22.0%+8.3%
2026年11月期 業績予想
出典:MITホールディングス 2025年11月期決算補足説明資料 P.16

財務体質・キャッシュ・フロー

総資産は2,106百万円(前期比△335百万円)。自己資本比率は34.3%となり、前期比7.1ポイント改善した。有利子負債の圧縮を進めたことによるもの。営業キャッシュ・フローは3億8百万円、フリーキャッシュフローは2億51百万円を確保した。財務キャッシュ・フローは有利子負債の返済により4億23百万円のマイナスとなった。(単位:百万円)

項目2024年11月期末2025年11月期末前期比
流動資産1,8411,547△293
固定資産593554△38
資産合計2,4422,106△335
流動負債1,037979△58
固定負債740403△336
負債合計1,7781,383△395
純資産合計663723+59
自己資本比率27.2%34.3%+7.1pt

株主還元/配当方針

同社は、業績の推移を見据え、将来の事業発展と経営基盤強化のための内部留保を確保しつつ、安定的かつ継続的な配当を維持することを基本方針としている。中期経営計画の目標指標として、連結配当性向30%以上を掲げる。2025年11月期の期末配当金は1株当たり30円の普通配当を予定しており、前期の普通配当26円より4円増配となる。また、当期より株主優待制度を新設し、毎年11月30日現在で300株(3単元)以上を保有する株主を対象にQUOカード5,000円分を進呈するとしている。

配当金推移および株主還元方針
出典:MITホールディングス 2025年11月期決算補足説明資料 P.17

中期経営計画/トピック

同社は2030年までに売上高100億円、営業利益率10%を目指すとしており、システムインテグレーション売上70%、DXソリューション売上30%の事業構成を計画している。2026年11月期は売上高57億円を計画している。

※本記事はMITホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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