※本記事はヒットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
株式会社ヒットの2026年6月期(通期)は、繁華街デジタル媒体の稼働が好調に推移し、売上高は前年比16.7%増の5,159百万円となった。中東情勢の影響を受けたものの6月以降は復調の兆しが見えており、売上高・親会社株主に帰属する当期純利益は計画を上回る着地となり、営業利益・経常利益は過去最高益となった。営業利益は前年比3.4%増の1,433百万円、経常利益は同5.1%増の1,437百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同8.7%増の984百万円だった。

連結業績(2026年6月期 実績)
売上総利益は前年比9.7%増の3,015百万円、販売費及び一般管理費は同16.1%増の1,582百万円だった。営業利益率は、4Qにおける中東情勢の先行き不透明感を背景とした広告出稿の手控えや、資材・人件費高騰を背景とした資産除去債務(ARO)の増額補正といった一時的要因が重なり、前期を下回る結果となった。
| 項目 | 2025年6月期 | 2026年6月期 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4,419百万円 | 5,159百万円 | +16.7% |
| 売上総利益 | 2,750百万円 | 3,015百万円 | +9.7% |
| 販売費及び一般管理費 | 1,363百万円 | 1,582百万円 | +16.1% |
| 営業利益 | 1,387百万円 | 1,433百万円 | +3.4% |
| 経常利益 | 1,367百万円 | 1,437百万円 | +5.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 905百万円 | 984百万円 | +8.7% |
事業(媒体)別の状況
当社は単一セグメントであるが、広告種別(自社デジタル媒体・自社アナログ媒体・その他)に売上高を分類して開示している。自社デジタル媒体は既存媒体の稼働好調に加え、渋谷センター街ヒットビジョンやCHANGE ViSiON Harajuku等の稼働開始効果により増収した。売上高構成比は自社デジタル媒体が72.8%を占める。
| 区分 | 2025年6月期 | 2026年6月期 |
|---|---|---|
| 自社デジタル媒体 | 3,353百万円 | 3,756百万円 |
| 自社アナログ媒体(施工費等含む) | 625百万円 | 692百万円 |
| その他 | 440百万円 | 711百万円 |
| 売上高合計 | 4,419百万円 | 5,159百万円 |

通期業績予想(2027年6月期)
| 項目 | 2027年6月期予想 | 2026年6月期実績 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,900百万円 | 5,159百万円 | +14.4% |
| 営業利益 | 1,500百万円 | 1,433百万円 | +4.6% |
| 経常利益 | 1,529百万円 | 1,437百万円 | +6.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,000百万円 | 984百万円 | +1.7% |

株主還元
2026年6月期の期末配当は、普通配当35円に記念配当5円を加えた1株当たり40.0円(分割前)とした。2026年7月1日付の1株につき2株の株式分割を考慮すると分割後は20.0円に相当する。2027年6月期の予想配当は、分割後の1株当たり21.0円としている。
| 区分 | 分割前 | 分割後 |
|---|---|---|
| 2026年6月期(実績) | 40.0円 | 20.0円 |
| 2027年6月期(予想) | – | 21.0円 |

トピックス
2026年6月期には、当社にとって創業以来初の交通広告(駅構内)媒体として、池袋駅地下1階のデジタルサイネージを取得し、『池袋駅ヒットスクリーン』として2026年9月1日より運用開始を予定している。また2027年6月期には、海外子会社HIT SINGAPORE PTE. LTD.がシンガポールで大型デジタル媒体広告枠の独占ライセンスを取得し、当社グループにとって海外初となる自社デジタル媒体として2026年9月より取り扱いを開始する。
※本記事はヒットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。