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イエローハット、2026年3月期は増収も営業減益 純利益は過去最高を更新

決算サマリー 2026.08.26
イエローハット、2026年3月期は増収も営業減益 純利益は過去最高を更新

※本記事はイエローハットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

イエローハットの2026年3月期(連結)は、タイヤ値上げ前の駆け込み需要などにより増収となった一方、営業利益は前期比2.4%減となった。売上高は前年実績・計画を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益は119億68百万円(前期比6.3%増)で過去最高を更新した。配当金は前期比12円増配の62.0円とした。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は1,712億80百万円(前期比11.2%増)となった。販管費の増加等により営業利益は150億87百万円(前期比2.4%減)、経常利益は165億82百万円(前期比1.5%減)となったが、投資有価証券売却益等の特別利益計上により親会社株主に帰属する当期純利益は119億68百万円(前期比6.3%増)と過去最高を更新した。なお1株当たり当期純利益は2025年4月1日付1:2株式分割を考慮した遡及修正値であり、前期の実際の配当金は分割前の100円。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)前期比増減額前期比増減率
売上高171,280154,06617,21311.2%
売上総利益74,47767,3917,08510.5%
販売費及び一般管理費59,38951,9407,44914.3%
営業利益15,08715,450▲363▲2.4%
経常利益16,58216,838▲256▲1.5%
親会社株主に帰属する当期純利益11,96811,2607076.3%
1株当たり当期純利益137.86円123.55円14.31円11.6%
2026年3月期決算のポイント
出典:イエローハット 2026年3月期 決算説明資料 P.4

セグメント別の状況

カー用品・二輪用品等販売事業は小売が前期比17.0%増と伸長した一方、卸売は同0.2%減となり、事業全体では売上高が前期比11.6%増の1,654億86百万円となった。賃貸不動産事業は同0.2%増の57億93百万円。セグメント利益はカー用品・二輪用品等販売事業が前期比2.7%減の136億80百万円、賃貸不動産事業が同0.9%増の14億6百万円となった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期前期比
カー用品・二輪用品等販売事業売上高165,486148,287+11.6%
(うち小売)売上高114,92598,200+17.0%
(うち卸売)売上高46,04946,128▲0.2%
賃貸不動産事業売上高5,7935,779+0.2%
合計売上高171,280154,066+11.2%
カー用品・二輪用品等販売事業セグメント利益13,68014,056▲2.7%
賃貸不動産事業セグメント利益1,4061,394+0.9%
合計セグメント利益15,08715,450▲2.4%
セグメント別売上高・利益
出典:イエローハット 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は、イエローハット既存店の通期店頭売上高を前期比104%と見込み、増収増益を計画している。売上高は1,760億円(前期比2.8%増)、営業利益は160億円(同6.0%増)、経常利益は174億円(同4.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は122億円(同1.9%増)を見込む。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比増減額前期比増減率
売上高176,000171,2804,7192.8%
売上総利益77,52574,4773,0474.1%
販売費及び一般管理費61,52559,3892,1353.6%
営業利益16,00015,0879126.0%
経常利益17,40016,5828174.9%
親会社株主に帰属する当期純利益12,20011,9682311.9%
1株当たり当期純利益142.61円137.86円4.75円3.4%
業績予想(2027年3月期)
出典:イエローハット 2026年3月期 決算説明資料 P.21

株主還元

2026年3月期の配当金は中間29円・期末33円の合計62円とし、前期比12円増配で16期連続の増配となる見込み。2026年5月8日発表で、期末配当は直近予想(29円)から4円増配となった。2027年3月期の配当金は中間34円・期末34円の合計68円を予想する。2026年3月期~2028年3月期の中期経営計画では配当性向45%を目標、総還元性向は3年累計で100%以上とする方針。あわせて自己株式600万株(上限、発行済株式総数の7.0%)・取得価額総額75億円(上限)を上限とする自己株式取得を決議し、取得した全株式を消却する予定。

区分中間期末合計
2026年3月期(実績)29.00円33.00円62.00円
2027年3月期(予想)34.00円34.00円68.00円
株主還元方針
出典:イエローハット 2026年3月期 決算説明資料 P.24

中期経営計画

2025年1月発表の中期経営計画では、「イエローハット=クルマの総合メンテナンス企業」を掲げ、エリア戦略・出店戦略、店舗・商品戦略、ロイヤルカスタマーの育成、整備士の育成戦略、二輪事業の強化を戦略の柱とする。2028年3月期の数値目標は連結売上高1,800億円、連結営業利益168億円、連結経常利益181億円、連結当期純利益118億円、ROE10%以上、総還元性向3年累計100%以上。2026年3月期実績は売上高1,712億円、営業利益150億円、経常利益165億円、当期純利益119億円、ROE9.8%、総還元性向86.9%となっている。

※本記事はイエローハットが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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