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燦ホールディングス、2025年3月期は増収増益 配当は10期連続増配

決算サマリー 2026.08.26
燦ホールディングス、2025年3月期は増収増益 配当は10期連続増配

※本記事は燦ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

燦ホールディングス(9628)の2025年3月期(4Q累計)連結業績は、営業収益31,984百万円(前期比+42.5%)、営業利益4,521百万円(同+19.3%、営業利益率14.1%)、経常利益4,363百万円(同+14.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,721百万円(同+99.8%)となった。2024年9月にTOBにより株式会社きずなホールディングス(きずなHD)を連結子会社化したことに加え、既存葬祭3社の事業が好調に推移したことで増収増益となった。1株当たり年間配当金は37円(前期比+2円)とし、10期連続の増配を実施する。

目次

連結業績(2025年3月期 実績)

葬儀施行件数はきずなHDの連結により前期比61.9%増加した一方、家族葬の割合が増えたことで葬儀施行単価は同7.4%減少し、葬儀施行収益は前期比49.9%増となった。一般管理費はきずなHDの連結子会社化に伴う一過性費用やのれん等の償却費の発生により同110.3%増加した。また、ノンコア事業資産である不動産信託受益権の譲渡(2025年3月)により固定資産売却益34億3百万円を計上した。

項目2025年3月期2024年3月期増減
営業収益31,984百万円22,437百万円+9,547百万円(+42.5%)
営業費用24,216百万円17,104百万円+7,112百万円(+41.6%)
一般管理費3,246百万円1,543百万円+1,703百万円(+110.3%)
営業利益4,521百万円3,789百万円+732百万円(+19.3%)
経常利益4,363百万円3,800百万円+562百万円(+14.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益4,721百万円2,363百万円+2,357百万円(+99.8%)
2025年3月期業績概要(連結)
出典:燦ホールディングス 2025年3月期 決算説明会資料 P.5

グループ会社別の状況

グループ会社別に見ると、葬仙グループは葬儀施行件数が前期比7.0%増加し、営業収益1,623百万円(同+4.0%)、営業利益204百万円(同+31.1%)となった。タルイグループは小規模葬儀に適した新規会館を中心に葬儀施行件数が同8.1%増加し、営業収益2,113百万円(同+6.0%)、営業利益512百万円(同+13.2%)となった。きずなグループは2024年9月から2025年2月までの6カ月間の業績を連結し、営業収益7,459百万円、営業利益366百万円を計上した(公開買付関連費用約2億26百万円およびのれん等の償却額3億84百万円を含む)。公益社グループは新規出店会館を中心に一般葬儀の葬儀施行件数が前期比10.7%増加し、葬儀施行単価は1,143千円と前期並みで推移した。

グループ会社指標2025年3月期2024年3月期
葬仙グループ葬儀施行件数1,638件1,531件
葬仙グループ営業収益1,623百万円1,560百万円
葬仙グループ営業利益204百万円155百万円
タルイグループ葬儀施行件数1,851件1,712件
タルイグループ営業収益2,113百万円1,993百万円
タルイグループ営業利益512百万円452百万円
きずなグループ葬儀施行件数(6カ月間)8,354件
きずなグループ営業収益(6カ月間)7,459百万円
きずなグループ営業利益(6カ月間)366百万円
きずなグループの業績概況
出典:燦ホールディングス 2025年3月期 決算説明会資料 P.16

通期業績予想(参考:2026年3月期・12か月換算)

当社は2025年6月25日開催予定の定時株主総会での定款一部変更承認を条件に、決算期を3月31日から8月31日に変更する予定である。経過措置として2025年度は17カ月の変則決算(2026年8月期)となり、詳細な業績予想は現在精査中で確定次第開示するとしている。参考情報として開示された12カ月換算の2026年3月期業績予想は、営業収益41,700百万円(前期比+30.4%)、営業利益4,900百万円(同+8.4%、営業利益率11.8%)、経常利益4,750百万円(同+8.9%)、当期純利益2,775百万円(同▲41.2%)。葬儀事業はきずなHDの通期寄与や死亡人口の増加、新規出店効果により増収を見込む一方、事業拡大に伴う人件費・会館出店維持コストの増加やきずなHDののれん等償却額の増加により、当期純利益は減益を見込む。

項目2026年3月期予想(12か月換算・参考)2025年3月期実績増減
営業収益41,700百万円31,984百万円+9,716百万円(+30.4%)
営業利益4,900百万円4,521百万円+379百万円(+8.4%)
経常利益4,750百万円4,363百万円+387百万円(+8.9%)
当期純利益2,775百万円4,721百万円▲1,946百万円(▲41.2%)
2026年3月期業績予想(12か月・参考)
出典:燦ホールディングス 2025年3月期 決算説明会資料 P.20

株主還元

剰余金の配当については、連結業績・資金状況・中長期成長投資のための内部留保確保・財務健全性等を総合的に勘案しつつ、原則として減配せず配当の維持または増配を継続する累進配当政策を採用する方針に変更した。2025年3月期の1株当たり年間配当金は37円(中間12円・期末25円)で、当初予想(2024年5月10日発表、年間24円)から13円増配し、10期連続の増配となった。連結配当性向は16.0%(固定資産売却益等の特殊要因を除くと32.1%)。自己株式取得についても株価等を考慮のうえ機動的に実施する方針。

項目2025年3月期実績2024年3月期実績
1株当たり年間配当金37円35円
中間配当12円23円
期末配当25円12円
配当性向(連結)16.0%20.5%
配当金の推移(10期連続増配)
出典:燦ホールディングス 2025年3月期 決算説明会資料 P.28

中期経営計画/トピック

10年ビジョンにおける葬儀事業の会館数目標は、きずなHD連結子会社化により前倒しで達成(会館数267会館、目標比262%)したことを受け、新たな目標として「550会館」に引き上げた。新中期経営計画(2025年度~2027年度)では、資本効率指標としてROEを採用し中長期的に安定して8%以上を目指すほか、EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)を重要指標に追加する方針。数値目標の詳細は2025年8月を目途に公表するとしている。また、きずなホールディングスとの経営統合(PMI)の推進や、決算期変更による経営・事業運営の効率化にも取り組む。

※本記事は燦ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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