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広島ガス、2026年3月期は減収増益 年間配当12円を維持

決算サマリー 2026.08.26
広島ガス、2026年3月期は減収増益 年間配当12円を維持

※本記事は広島ガスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

広島ガス(9535)の2026年3月期連結決算は、売上高88,396百万円(前期比▲3.5%)、営業利益1,584百万円(同+26.5%)、経常利益2,602百万円(同+36.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,105百万円(同+24.8%)となった。都市ガス販売量の減少や販売単価の低下により2期ぶりの減収となったものの、諸経費の減少や持分法による投資利益の増加により経常利益は3期ぶりの増益を確保した。2027年3月期は前期水準の年間配当12円を維持する方針。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期は、都市ガス販売量が家庭用・業務用の減少により前期比▲0.5%の457百万㎥となったほか、原油価格(JCC)が1バレル71ドル(前期比▲11ドル)、為替レートが1ドル151円(同▲2円)で推移したことなどにより、売上高は減収となった。一方、諸経費の減少や持分法による投資利益の増加により、営業利益・経常利益・当期純利益はいずれも増益となった。

項目2026年3月期2025年3月期増減
売上高88,396百万円91,595百万円▲3,198百万円(▲3.5%)
営業利益1,584百万円1,252百万円+331百万円(+26.5%)
経常利益2,602百万円1,909百万円+693百万円(+36.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益2,105百万円1,687百万円+418百万円(+24.8%)
2026年3月期の経営成績
出典:広島ガス 2026年3月期 決算説明資料 P.5

セグメント別の状況

セグメント別に見ると、ガス事業は都市ガス販売量の減少・販売単価の低下により減収となったものの、売上原価および諸経費の減少により増益(営業利益+411百万円、+74.7%)。LPG事業はCP価格下落に伴う販売単価低下により減収、販管費増加等もあり減益(同▲146百万円、▲35.1%)。その他事業(建設事業、高齢者サービス等)は建設工事売上の増加により増収となったが、建設工事原価の増加により減益(同▲6百万円、▲3.0%)となった。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
ガス事業売上高67,625百万円70,693百万円
ガス事業営業利益961百万円550百万円
LPG事業売上高17,847百万円17,981百万円
LPG事業営業利益270百万円417百万円
その他事業売上高2,923百万円2,920百万円
その他事業営業利益208百万円214百万円
売上高88,396百万円91,595百万円
営業利益1,584百万円1,252百万円
セグメント別業績(ガス事業・LPG事業・その他事業)
出典:広島ガス 2026年3月期 決算説明資料 P.6

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想については、都市ガス販売量463百万㎥(前期比+5百万㎥)、電力販売量78百万kWh(同+37百万kWh)、原油価格(JCC)1バレル80ドル(同+9ドル)、為替レート1ドル155円(同+4円)を前提としている。なお、本資料には損益計画の具体的な数値の開示はない。

項目2027年3月期予想2026年3月期実績増減
都市ガス販売量463百万㎥457百万㎥+5百万㎥
電力販売量78百万kWh41百万kWh+37百万kWh
原油価格(JCC)80$/bbl71$/bbl+9$/bbl
為替レート155円/$151円/$+4円/$
2027年3月期業績予想の前提条件
出典:広島ガス 2026年3月期 決算説明資料 P.10

株主還元

配当については、安定的・継続的な配当を基本方針とし、短期的な利益変動要因を除き連結配当性向30%以上を維持する方針。2026年3月期の配当性向は39.2%(EPS 30.7円)。2027年3月期も前期水準の年間配当12円を維持する予定。

項目2027年3月期予定2026年3月期実績
1株当たり年間配当金12円12円
配当性向30%以上を維持する方針39.2%
配当政策・1株あたり配当金推移
出典:広島ガス 2026年3月期 決算説明資料 P.11

中期経営計画/トピック

広島ガスグループは2026年度中期経営計画において、①都市ガス・LPG事業における市場の拡大による「深化」、②電力小売事業の拡大などによる「探索」、③人的資本の価値向上と業務改革による経営基盤の「強化」の3つの柱を掲げる。電力小売事業は2030年度に10万件のお客さま獲得を目指し、提供エリアを中国電力ネットワークエリアから東京電力パワーグリッド・東北電力ネットワークエリアへ順次拡大する計画。設備投資は2026年度に102億円(うちCN投資13億円)を計画し、2030年度までの累計投資額1,300億円を目指す。トピックスとして、2026年1月末より低圧動力メニューの販売を開始したほか、2026年7月に大野浦バイオマス発電所(発電規模1,990kW)の営業運転開始を予定している。

※本記事は広島ガスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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