山陰合同銀行

山陰合同銀行、2026年3月期は最終利益21.1%増の226億円 5期連続の最高益

決算サマリー 2026.08.26
山陰合同銀行、2026年3月期は最終利益21.1%増の226億円 5期連続の最高益

※本記事は山陰合同銀行が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

山陰合同銀行の2026年3月期は、連結経常収益が前期比317億円増の1,670億円と5期連続の増収、経常利益は同56億円増の323億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同39億円増の226億円となり5期連続で過去最高益を更新した。単体では貸出金利息や有価証券利息配当金の増加、与信費用の減少などが寄与し、当期純利益は221億円(前期比38億円増)。2027年3月期は連結当期純利益255億円を計画し、6期連続の最高益更新を見込む。株主還元は配当性向40%程度を目安に累進的な増配方針を継続する。

目次

業績(2026年3月期 実績)

連結では経常収益1,670億円(前期比317億円増、+23.4%)、経常利益323億円(同56億円増、+21.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益226億円(同39億円増、+21.1%)。単体の業務粗利益は692億円(同28億円減、△3.8%)となったが、資金利益は797億円(同31億円増)に拡大し、うち貸出金利息は777億円(同158億円増)、有価証券利息配当金は319億円(同65億円増)。一方、その他業務利益は△224億円(同53億円悪化)で、有価証券ポートフォリオの見直しに伴う債券関係損益△153億円などが影響した。経費は395億円(同10億円増)、一般貸倒引当金繰入額は△13億円(前期50億円から64億円改善)。単体の経常利益は313億円(同54億円増)、当期純利益は221億円(同38億円増)となった。

項目2025年3月期2026年3月期増減
連結経常収益1,353億円1,670億円+317億円
連結経常利益267億円323億円+56億円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結)187億円226億円+39億円
業務粗利益(単体)720億円692億円△28億円
資金利益(単体)766億円797億円+31億円
経費(単体)384億円395億円+10億円
経常利益(単体)259億円313億円+54億円
当期純利益(単体)182億円221億円+38億円
2026年3月期業績ハイライトのスライド
出典:山陰合同銀行 2026年3月期 決算説明資料 P.4

収益動向(資金利益・与信費用)

貸出金利息は貸出金残高の増加や利回り上昇により618億円から777億円へ158億円増加し、有価証券利息配当金も319億円へ65億円増加した。一方、預金金利の引き上げにより預金利息(△)は66億円から240億円へ174億円増加した。与信費用は大口与信先向けに前期計上した引当金の一部戻入もあり、128億円から68億円へ59億円減少(△46.3%)した。本業の収益力を示す顧客向けサービス業務利益は183億円から211億円へ27億円増加(+15.1%)した。

項目2025年3月期2026年3月期増減
資金利益766億円797億円+31億円
貸出金利息618億円777億円+158億円
有価証券利息配当金253億円319億円+65億円
預金利息(△)66億円240億円+174億円
与信費用128億円68億円△59億円
顧客向けサービス業務利益183億円211億円+27億円
顧客向けサービス業務利益・コア業務純益の状況のスライド
出典:山陰合同銀行 2026年3月期 決算説明資料 P.10

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期は連結で経常収益1,976億円(前期比306億円増)、経常利益375億円(同52億円増)、親会社株主に帰属する当期純利益255億円(同29億円増)を計画し、6期連続の過去最高益更新を見込む。単体では業務粗利益796億円(同104億円増)、うち資金利益839億円(同42億円増)、貸出金利息984億円(同207億円増)を見込む一方、預金利息(△)は415億円(同175億円増)に拡大する見通し。経費は416億円(同21億円増)、与信費用は60億円(同8億円減)、単体当期純利益は250億円(同29億円増)を計画する。同行は2026年3月に親会社株主に帰属する当期純利益予想を235億円から255億円に上方修正した。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(計画)増減
連結経常収益1,670億円1,976億円+306億円
連結経常利益323億円375億円+52億円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結)226億円255億円+29億円
業務粗利益(単体)692億円796億円+104億円
資金利益(単体)797億円839億円+42億円
経費(単体)395億円416億円+21億円
与信費用(単体)68億円60億円△8億円
当期純利益(単体)221億円250億円+29億円
2027年3月期業績予想のスライド
出典:山陰合同銀行 2026年3月期 決算説明資料 P.20

株主還元

利益還元は配当性向40%程度を目安に、原則減配せず利益成長とともに累進的に増配する方針。2026年3月期の1株当たり配当金は60円(連結配当性向40.2%)、2027年3月期予想は68円(同40%程度)を計画する。自己株式取得は業績・資本状況や株価などを踏まえ機動的に実施する方針で、2026年5月開催の取締役会では総額30億円を上限とする自己株式取得を決議し実施中。政策保有株式(上場株式、時価ベース)の対連結純資産比率は2026年3月末で12.8%となっており、2030年3月末までに10%未満とする方針。

1株当たり配当金連結配当性向
2025年3月期48円39.1%
2026年3月期60円40.2%
2027年3月期(予想)68円40%程度
株主還元の充実および政策保有株式の状況のスライド
出典:山陰合同銀行 2026年3月期 決算説明資料 P.21

※本記事は山陰合同銀行が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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