※本記事は稲葉製作所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
稲葉製作所の2025年7月期(2024年8月~2025年7月)の連結業績は、売上高41,905百万円(前期比1.2%減)、営業利益1,865百万円(同39.1%減)、経常利益2,197百万円(同35.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益1,546百万円(同36.7%減)となった。
仕入単価の上昇、減価償却費・エネルギーコスト・労務費等の増加、生産高の低下に伴う原価率の上昇が重荷となり、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも前期を下回った。
連結業績(2025年7月期 実績)
| 項目 | 2025年7月期 | 2024年7月期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 41,905百万円 | 42,414百万円 | 1.2%減 |
| 営業利益 | 1,865百万円 | 3,064百万円 | 39.1%減 |
| 経常利益 | 2,197百万円 | 3,402百万円 | 35.4%減 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,546百万円 | 2,441百万円 | 36.7%減 |
事業別の状況
鋼製物置事業は、物価上昇の継続による個人消費の伸び悩みを受け需要が弱含みで推移するなか、製品説明会・勉強会の開催や用途開発、建築対応製品「FORTA」や高い耐風圧性能のガレージ機種の追加、新製品「コモ・スペース」の投入など製品ラインナップの充実に取り組んだ。オフィス家具事業は、オープンオフィス化や人材確保などに伴うオフィス移転・改装需要は堅調に推移したものの、価格競争の影響を受け、移転・リニューアル案件の獲得が停滞した。両事業とも利益は前期を下回った。
財政状態
総資産は前期末比1,075百万円減少の59,467百万円、純資産は同450百万円増加の44,020百万円となった。自己資本比率は前期末比2.0ポイント上昇し74.0%となった。
| 項目 | 2025年7月期 | 2024年7月期 |
|---|---|---|
| 総資産 | 59,467百万円 | 60,542百万円 |
| 純資産 | 44,020百万円 | 43,570百万円 |
| 自己資本比率 | 74.0% | 72.0% |
| 1株当たり純資産 | 2,772.17円 | 2,705.24円 |
株主還元
当期の配当金は、中間配当21円・期末配当21円の合計1株当たり42円とし、連結配当性向は43.8%となった。次期の配当については、中間配当22円・期末配当22円の合計1株当たり44円を予定している。
| 項目 | 2025年7月期(実績) | 2026年7月期(予想) |
|---|---|---|
| 1株当たり年間配当金 | 42円 | 44円 |
| 配当性向 | 43.8% | 37.4% |
次期業績予想(2026年7月期)
翌連結会計年度の業績については、売上高42,850百万円(当期比2.3%増)、営業利益2,460百万円(同31.9%増)、経常利益2,800百万円(同27.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益1,870百万円(同20.9%増)を見込んでいる。鋼製物置事業は個人消費の伸び悩みから需要が弱含みで推移すると見込む一方、オフィス家具事業はオフィスの移転・改装需要が引き続き堅調に推移すると見込んでいる。
| 項目 | 2026年7月期(予想) | 増減率 |
|---|---|---|
| 売上高 | 42,850百万円 | 2.3%増 |
| 営業利益 | 2,460百万円 | 31.9%増 |
| 経常利益 | 2,800百万円 | 27.4%増 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,870百万円 | 20.9%増 |
本記事は稲葉製作所が公表した2025年7月期決算短信をもとに作成しています。決算短信は監査法人の監査対象外です。
※本記事は稲葉製作所が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。