トヨコー

トヨコー、2026年3月期は売上高154.7%増 CoolLaser初の海外受注を獲得

決算サマリー 2026.08.26
トヨコー、2026年3月期は売上高154.7%増 CoolLaser初の海外受注を獲得

※本記事はトヨコーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社トヨコーは2026年5月13日、2026年3月期決算説明資料を公表した。売上高は3,133百万円(前期比154.7%)、営業利益は629百万円(前期301百万円)、当期純利益は550百万円(前期321百万円)となり、通期予想に対する売上達成率は104.5%だった。CoolLaser事業は装置販売による売上成長が続き、SOSEI事業とともに業績をけん引した。2027年3月期は3期連続の増収増益を見込んでいる。

目次

業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の売上高は3,133百万円(前期比154.7%)となった。売上原価は1,833百万円(同157.6%)、売上総利益は1,300百万円(同150.8%)。販売費及び一般管理費は671百万円(同119.6%)で、人件費・研究開発費・支払手数料・その他から構成される。営業利益は629百万円(前期301百万円)、経常利益は618百万円(前期262百万円)、当期純利益は550百万円(前期321百万円)となった。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)前期比
売上高3,1332,025154.7%
売上原価1,8331,163157.6%
売上総利益1,300862150.8%
販管費671561119.6%
営業利益629301
経常利益618262
当期純利益550321

事業セグメント別の状況

事業別では、SOSEI事業の売上高が1,783百万円(前期比111.3%)、営業利益は630百万円(前期571百万円)となった。CoolLaser事業の売上高は1,350百万円(前期比319.3%)、営業利益は249百万円(前期は69百万円の営業損失)となった。本社費は250百万円(前期201百万円)。全社売上高に占めるCoolLaser事業の構成比は43.1%(前期20.9%)に拡大した。

事業指標2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)
SOSEI事業売上高1,7831,603
SOSEI事業営業利益630571
CoolLaser事業売上高1,350422
CoolLaser事業営業利益249-69
本社費営業利益-250-201
売上高・営業利益の推移
出典:株式会社トヨコー 2026年3月期 決算説明資料 P.5

財務体質(貸借対照表)

2026年3月末の資産合計は5,341百万円(前期3,889百万円)、負債合計は2,362百万円(同1,859百万円)、純資産合計は2,979百万円(同2,030百万円)となった。CoolLaser事業の運転資本増加や設備投資、販売パートナーである三菱HCキャピタルとの連携強化に伴うコマーシャルペーパー500百万円の購入などに資産を活用した。上場前に調達した高利率の長期借入金300百万円は2026年9月末に繰上返済予定で、年間8百万円の利息削減を見込む。2027年3月期計画では資産合計5,424百万円、負債合計1,791百万円、純資産合計3,633百万円を見込む。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期(実績)2027年3月期(計画)
資産合計5,3413,8895,424
負債合計2,3621,8591,791
純資産合計2,9792,0303,633
会社概要・事業別売上高の推移
出典:株式会社トヨコー 2026年3月期 決算説明資料 P.19

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の業績予想は、売上高4,000百万円(前期比127.7%)、営業利益790百万円(同125.6%)、経常利益772百万円(同124.8%)、当期純利益654百万円(同118.9%)。事業別ではSOSEI事業の売上高1,900百万円・営業利益656百万円、CoolLaser事業の売上高2,100百万円・営業利益401百万円を見込む。2026年3月期から2027年3月期にかけての売上成長率は+27.6%の見通し。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前期比
売上高4,0003,133127.7%
営業利益790629125.6%
経常利益772618124.8%
当期純利益654550118.9%

成長戦略・トピックス

CoolLaser事業は2026年2月にシンガポールで開催された「シンガポール・エアショー2026」で、アラブ首長国連邦のGBA社と調印式を行い、初の海外受注を獲得した。1台目は2027年3月期中に輸出予定で、中東情勢の影響を踏まえても納品見通しに変わりはないとしている。また、2026年3月9日より「JPXスタートアップ急成長100指数」の構成銘柄に選定された。2025年に東証グロース市場に上場した41社のうち指数選定は同社を含め3社のみで、建設業では唯一の選定となった。投資信託持株比率は2025年9月末の4.2%から2026年3月末には10.5%に上昇した。CoolLaser新工場「HAMAMATSU BASE」は2026年2月より月2台生産を開始しており、2030年3月期に年間120台の生産を目指す中期経営計画に変更はないとしている。

CoolLaser初の海外受注の調印式
出典:株式会社トヨコー 2026年3月期 決算説明資料 P.12
JPXスタートアップ急成長100指数の選定
出典:株式会社トヨコー 2026年3月期 決算説明資料 P.16

※本記事はトヨコーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次