アンビション DX ホールディングス

アンビションDXホールディングス、2026年6月期は6期連続増収増益 7期連続増配へ

決算サマリー 2026.08.25
アンビションDXホールディングス、2026年6月期は6期連続増収増益 7期連続増配へ

※本記事はアンビション DX ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

アンビションDXホールディングスの2026年6月期は、売上高541億円(前期比3.4%増)、営業利益41億円(同4.5%増)で、いずれも過去最高を更新した。金利上昇に伴う支払利息の増加により経常利益・当期純利益は小幅な減益となったが、売上高・営業利益はともに6期連続で増加した。2027年6月期は売上高600億円(同10.8%増)、営業利益51億円(同23.6%増)、当期純利益26億円(同12.4%増)の増収増益を見込み、配当は112円で7期連続の増配を予定する。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

売上高は541億31百万円(前期比+17億58百万円、+3.4%)、営業利益は41億24百万円(同+1億78百万円、+4.5%)となり、6期連続の増収増益となった。一方、営業外費用が支払利息の増加(3億35百万円→5億64百万円、+68.2%)を主因に4億49百万円から6億52百万円(+45.3%)に拡大したことから、経常利益は35億24百万円→35億8百万円(▲0.5%、▲16百万円)、当期純利益は23億50百万円→23億12百万円(▲1.6%、▲38百万円)とそれぞれ小幅な減益となった(単位:百万円)。

項目2026年6月期2025年6月期増減
売上高54,13152,372+3.4%(+1,758百万円)
営業利益4,1243,946+4.5%(+178百万円)
経常利益3,5083,524▲0.5%(▲16百万円)
当期純利益2,3122,350▲1.6%(▲38百万円)
2026年6月期の業績ハイライト
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.5

セグメント別の状況

賃貸DXプロパティマネジメント事業は、管理戸数の増加とAMBITION Cloudによる生産性向上により大幅増益となり、売上高236億56百万円(前期比+9.3%)、営業利益31億69百万円(同+31.4%)と過去最高収益を達成した。賃貸DX賃貸仲介事業は売上高10億83百万円(同+6.2%)、営業利益78百万円(同+44.2%)の増収増益。売買DXインベスト事業は、買取再販事業における大型案件の売却時期が計画対比で後ろ倒しとなったものの、売上高は279億16百万円(同▲0.5%)とほぼ前期並みを確保し、営業利益は36億29百万円(同▲5.3%)となった。その他・不動産DXインキュベーション事業は、ライフライン事業のアライアンス件数が微増にとどまったことなどから売上高14億75百万円(同▲10.1%)、営業利益は▲1億47百万円(前期12百万円)となった(単位:百万円)。

セグメント指標2026年6月期2025年6月期増減比
賃貸DXプロパティマネジメント売上高23,65621,649+9.3%
賃貸DXプロパティマネジメント営業利益3,1692,411+31.4%
賃貸DX賃貸仲介売上高1,0831,020+6.2%
賃貸DX賃貸仲介営業利益7854+44.2%
売買DXインベスト売上高27,91628,061▲0.5%
売買DXインベスト営業利益3,6293,833▲5.3%
その他・不動産DXインキュベーション売上高1,4751,640▲10.1%
その他・不動産DXインキュベーション営業利益▲14712-%
賃貸DXプロパティマネジメント事業の業績
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.17

通期業績予想

2027年6月期は、堅調なストック型ビジネス(賃貸DX事業)による相乗効果と、売買DX事業における買取再販の伸長を背景に、売上高600億円(前期比+10.8%)、営業利益51億円(同+23.6%)、経常利益42億円(同+19.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益26億円(同+12.4%)を計画し、増収増益かつ過去最高の売上高・利益を見込む(単位:百万円)。

項目2027年6月期予想2026年6月期実績前期比
売上高60,00054,131+10.8%
営業利益5,1004,124+23.6%
経常利益4,2003,508+19.7%
親会社株主に帰属する当期純利益2,6002,312+12.4%
2027年6月期の通期業績予想
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.25

株主還元

配当については、7期連続の増配となる2027年6月期予想1株当たり112.00円を予定する(前期110.00円)。2025年6月期の配当実績105.00円には記念配当50円を含む。また、新たな株主還元ルールとしてDOE(純資産配当率)を基準とした累進配当方針を導入し、「引き上げた配当水準を原則として維持・向上させる」姿勢を明確にしている。具体的な目標DOE水準は今後の経営会議での決定を経て別途開示する予定。

配当金
2021年6月期13.60円
2022年6月期19.00円
2023年6月期22.00円
2024年6月期37.00円
2025年6月期105.00円(記念配当50円を含む)
2026年6月期110.00円
2027年6月期(予想)112.00円
配当金の推移とDOE導入
出典:2026年6月期 決算説明資料 P.44

中期経営計画/トピック

当社は、固定的な売上高・利益の量的規模を追う従来の中期経営計画の数値目標設定から、「規模の拡大」から一株当たり価値の最大化を目指す「資本効率の追求(高ROEの維持)」および「安定的な株主還元の拡充(DOEの導入)」へと経営の軸足を移行した。長期的な方向性として、203X年6月期に営業利益100億円の達成を見据えている。2026年6月期のROE(親会社株主帰属当期純利益÷自己資本の期首期末平均に基づく試算値)は25.20%で、不動産セクター平均9.98%(東証33業種別指数「不動産業」、2026年6月30日時点)を上回る水準となっている。

※本記事はアンビション DX ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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