※本記事はディア・ライフが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ディア・ライフの2025年9月期(2024年10月〜2025年9月)連結決算は、堅調な不動産市況を背景とした仕入・売却の好循環とセールスプロモーション事業の高付加価値化により、経常利益7,831百万円(前期比68.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,320百万円(同67.8%増)と、リアルエステート事業・セールスプロモーション事業ともに過去最高益を計上した。自己資本比率は前年度末比6.8pt増の59.3%に上昇し、過去最高益計上を記念して1株当たり配当金は63円(配当性向51.5%)に決定した。2026年9月期は中期経営目標「挑戦2028~Catch the Wave~」のもと、経常利益100億円を目標に掲げる。
連結業績(2025年9月期 実績)
2025年9月期の連結業績は、堅調な不動産市況を背景に市場ニーズを的確に捉えた仕入活動と売却活動が好循環したことに加え、セールスプロモーション事業が高品質高単価路線への転換を進めた結果、売上高78,505百万円(前期比67.5%増)、営業利益7,726百万円(同67.3%増)、経常利益7,831百万円(同68.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5,320百万円(同67.8%増)となり、経常利益・当期純利益ともに過去最高益を計上した。EPSは122.31円(同68.8%増)。
| 項目 | 2024年9月期 | 2025年9月期 | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 46,880百万円 | 78,505百万円 | +31,625百万円(67.5%増) |
| 営業利益 | 4,619百万円 | 7,726百万円 | +3,107百万円(67.3%増) |
| 経常利益 | 4,656百万円 | 7,831百万円 | +3,175百万円(68.2%増) |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 3,170百万円 | 5,320百万円 | +2,150百万円(67.8%増) |
| EPS | 72.44円 | 122.31円 | +49.87円(68.8%増) |

セグメント別の状況
セグメント別では、リアルエステート事業がセグメント売上高74,569百万円(前期比74.1%増)、セグメント利益8,619百万円(同59.1%増)となり、都心5区を中心とした23区内への投資が寄与した。期末不動産残高は仕入・売却の好循環により16,800百万円(前期比32.2%減)に減少した。セールスプロモーション事業は高付加価値サービスへの転換に伴い一部顧客からの撤退も行った結果、売上高は3,936百万円(同2.9%減)の減収となったが、派遣単価の上昇によりセグメント利益は79百万円となり、2年連続でセグメント利益を計上した。
| セグメント | 指標 | 2024年9月期 | 2025年9月期 |
|---|---|---|---|
| リアルエステート | 売上高 | 42,826百万円 | 74,569百万円 |
| リアルエステート | セグメント利益 | 5,417百万円 | 8,619百万円 |
| セールスプロモーション | 売上高 | 4,053百万円 | 3,936百万円 |
| セールスプロモーション | セグメント利益 | 20百万円 | 79百万円 |

通期業績予想
中期経営目標「挑戦2028~Catch the Wave~」に基づき、2026年9月期の経常利益目標を10,000百万円(100億円)に設定した。中期(2026年9月期~2028年9月期)では経常利益150億円、ROE20%以上、ROIC12%水準、自己資本比率40%以上を掲げる。
| 指標 | 2025年9月期(実績) | 2026年9月期~2028年9月期(中期目標) | 2035年9月期(創業30周年目標) |
|---|---|---|---|
| 経常利益 | 78億円 | 150億円 | 300億円 |
| ROE | 20.2% | 20%以上 | 20%以上 |
| ROIC | 12.7% | 12%水準 | 14%水準 |
| 自己資本比率 | 59.3% | 40%以上 | 40%以上 |

株主還元
配当性向40%を目標に、経営成績及びDOE(株主資本配当率)を考慮した上で安定的な配当を目指す方針。2025年9月期は過去最高益計上を記念し、1株当たり配当金を63円(配当性向51.5%)に決定した。2026年9月期は1株当たり64円を配当目標とする。

財務の状況
物件売却に伴う資金回収により現金預金は27,104百万円(前期末18,653百万円)に増加する一方、借入金の返済が進み有利子負債は15,166百万円(前期末18,850百万円)に減少した。この結果、自己資本比率は前年度末比6.8pt増の59.3%(不動産業界平均30%)に上昇し、D/Eレシオは0.54倍となった。
| 項目 | 2024年9月期末 | 2025年9月期末 |
|---|---|---|
| 現金預金 | 18,653百万円 | 27,104百万円 |
| 仕掛販売用不動産 | 10,644百万円 | 4,616百万円 |
| 販売用不動産 | 14,139百万円 | 12,184百万円 |
| 有利子負債 | 18,850百万円 | 15,166百万円 |
| 純資産 | 25,075百万円 | 28,492百万円 |
中期経営目標「挑戦2028~Catch the Wave~」
「挑戦2028~Catch the Wave~」では、東京23区に重点をおいたリアルエステート事業のオーガニックグロースと、M&Aを活用した戦略投資により成長加速を図る方針を掲げる。キャッシュフローアロケーションでは、手元資金・営業収入600~800億円と借入・資金調達2,000億円以上を原資に、3年累計で株主還元90~150億円、人的資本投資10~50億円、成長投資2,200億円以上(戦略投資30~200億円等)を計画する方針を示す。
※本記事はディア・ライフが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。