※本記事はMonotaROが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
MonotaRO(3064)の2025年12月期(通期)連結業績は、売上高333,880百万円(前年比+15.9%、計画比+1.7%)、営業利益46,192百万円(前年比+24.6%、計画比+7.4%)と増収増益になった。売上総利益率は29.8%(前年比+0.3pt)に上昇し、販管費率は16.0%(前年比△0.4pt)に低下したことで、営業利益率は13.8%(前年比+0.7pt)に改善した。親会社株主に帰属する当期純利益は32,434百万円(前年比+23.1%、計画比+7.1%)。2026年12月期は連結売上高381,379百万円(前年比+14.2%)、連結営業利益53,069百万円(前年比+14.9%)を計画している。
連結業績(2025年12月期 実績)
2025年12月期の連結売上高は333,880百万円で、前年の288,119百万円から+15.9%増加し、通期計画の328,173百万円に対しても+1.7%の計画比増となった。営業利益は46,192百万円(前年比+24.6%、計画比+7.4%)、経常利益は46,057百万円(前年比+23.4%、計画比+7.0%)。当期純利益は31,979百万円(前年比+24.3%、計画比+7.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は32,434百万円(前年比+23.1%、計画比+7.1%)だった。
| 項目 | 2024年度実績 | 2025年度実績 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 288,119百万円 | 333,880百万円 | +15.9% |
| 売上総利益 | 84,420百万円(29.3%) | 99,636百万円(29.8%) | +18.0% |
| 販売管理費 | 47,353百万円(16.4%) | 53,443百万円(16.0%) | +12.9% |
| 営業利益 | 37,066百万円(12.9%) | 46,192百万円(13.8%) | +24.6% |
| 経常利益 | 37,320百万円(13.0%) | 46,057百万円(13.8%) | +23.4% |
| 当期純利益 | 25,726百万円(8.9%) | 31,979百万円(9.6%) | +24.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 26,338百万円(9.1%) | 32,434百万円(9.7%) | +23.1% |

セグメント別(事業別)の状況
単体決算ではMonotaRO.com事業とエンタープライズ事業の2事業を展開している。単体売上高は322,814百万円(前年比+16.9%、計画比+2.5%)、単体営業利益は47,379百万円(前年比+22.9%、計画比+7.5%、営業利益率14.7%)。このうちエンタープライズ事業の売上高は106,310百万円(売上構成比32.9%)で前年比+23.5%となったが、一部新規・既存企業の注文件数が計画比で減少したため計画比は△1.3%だった。MonotaRO.com事業は注文件数・注文顧客数がともに前年比・計画比で増加し、第4四半期のオフィス関連商品需要増加(売上影響の約80%がMonotaRO.com事業)も寄与した。
| 区分 | 指標 | 2024年度実績 | 2025年度実績 | 前年比 |
|---|---|---|---|---|
| MonotaRO単体 | 売上高 | 276,100百万円 | 322,814百万円 | +16.9% |
| うちエンタープライズ事業 | 売上高 | 86,083百万円(構成比31.2%) | 106,310百万円(構成比32.9%) | +23.5% |
| MonotaRO単体 | 営業利益 | 38,550百万円(14.0%) | 47,379百万円(14.7%) | +22.9% |

通期業績予想(2026年12月期計画)
2026年12月期の連結計画は、売上高381,379百万円(前年比+14.2%)、売上総利益113,035百万円(売上比29.6%)、販売管理費59,966百万円(売上比15.7%)、営業利益53,069百万円(前年比+14.9%、営業利益率13.9%)、経常利益52,789百万円(前年比+14.6%)、当期純利益35,895百万円(前年比+12.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益36,180百万円(前年比+11.5%)としている。単体計画では売上高368,849百万円(前年比+14.3%)、うちエンタープライズ事業127,985百万円(売上構成比34.7%、前年比+20.4%)、単体営業利益54,228百万円(前年比+14.5%、営業利益率14.7%で前年同水準を維持)を見込む。連結営業利益は2025年度と同水準の営業利益率を維持する方針としている。
| 項目 | 2025年度実績 | 2026年度計画 | 前年比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 333,880百万円 | 381,379百万円 | +14.2% |
| 売上総利益 | 99,636百万円(29.8%) | 113,035百万円(29.6%) | +13.4% |
| 販売管理費 | 53,443百万円(16.0%) | 59,966百万円(15.7%) | +12.2% |
| 営業利益 | 46,192百万円(13.8%) | 53,069百万円(13.9%) | +14.9% |
| 経常利益 | 46,057百万円(13.8%) | 52,789百万円(13.8%) | +14.6% |
| 当期純利益 | 31,979百万円(9.6%) | 35,895百万円(9.4%) | +12.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 32,434百万円(9.7%) | 36,180百万円(9.5%) | +11.5% |

株主還元
配当方針は、親会社株主に帰属する当期純利益に対する配当性向50%以上を目安に実施するとしている。第26期(2025年度)の配当見込は1株当たり33.0円(中間配当実績15.0円、期末配当見込18.0円)で、親会社株主に帰属する当期純利益の対計画上振れにより期末配当を計画の16.0円から18.0円へ増配見込みとした。第27期(2026年度)の配当計画は1株当たり37.0円(中間配当計画18.0円、期末配当計画19.0円)。また、2026年2月3日付で自己株式の取得を決定し、取得上限は100億円または800万株、取得期間は2026年2月4日~2026年12月30日(予定)で、取得する自己株式は取得完了後、全て消却予定としている。
| 項目 | 2025年度(第26期) | 2026年度(第27期)計画 |
|---|---|---|
| 1株当たり配当金 | 33.0円 | 37.0円 |
| 中間配当 | 15.0円(実績) | 18.0円(計画) |
| 期末配当 | 18.0円(見込) | 19.0円(計画) |

中期経営計画/トピック
中長期の経営目標として、売上成長率15%超、売上増加率を超える利益成長の実現、ROE30%以上の水準を目指すとしている。配当性向50%以上を目安とした上で、その余のキャッシュは成長投資、投資を行わない場合は自己株式取得による株主還元に用いる方針。設備投資では茨城県の水戸物流センター計画が進行中で、延床面積約74,000㎡、在庫点数50万SKU、出荷能力30万行/日、投資額504億円、2025年5月に着工し2027年5月に建物竣工、2028年5月にDC稼働を予定している。2025年10月中旬から12月にかけてはオフィス関連商品を中心とした外部要因による需要急増があり、2026年12月期計画にはこの需要の定着分を織り込んでいる。
※本記事はMonotaROが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。