※本記事はホームポジションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ホームポジション株式会社は2025年8月期(通期)の決算を発表した。売上高は17,364百万円(前期比△12.0%)と減収だったが、売上総利益は2,320百万円(前期比+89.1%)と大きく伸び、営業利益563百万円、経常利益405百万円、当期純利益387百万円と、いずれも前期の赤字から黒字に転換した。長期販売在庫の圧縮が進んだことや販売管理費が想定を下回ったことなどにより、2025年7月10日開示の修正計画も上回った。
業績(2025年8月期 実績)
前期に長期在庫の処分売りが集中した反動で当期は販売件数が減少し、売上高は前期比2,365百万円減の17,364百万円となった。一方、収益性を重視した土地の厳選仕入や在庫圧縮を進めたことで売上総利益は1,093百万円増の2,320百万円へ拡大した。販売費及び一般管理費は1,756百万円(前期比41百万円減)に抑えられ、営業利益563百万円、経常利益405百万円、当期純利益387百万円と、いずれも前期の赤字から黒字転換した。これらの結果は2025年7月10日開示の修正計画を上回った。
| 項目 | 2025年8月期(実績) | 2024年8月期(実績) | 前期比増減額 | 前期比増減率 | 7/10開示 修正計画 |
|---|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,364 | 19,730 | △2,365 | △12.0% | 17,000 |
| 売上総利益 | 2,320 | 1,226 | +1,093 | +89.1% | - |
| 販売費及び一般管理費 | 1,756 | 1,797 | △41 | △2.3% | - |
| 営業利益 | 563 | △570 | +1,134 | - | 440 |
| 経常利益 | 405 | △754 | +1,159 | - | 220 |
| 当期純利益 | 387 | △691 | +1,078 | - | 150 |

財務状態(2025年8月末時点)
総資産は14,473百万円(前期末比2,841百万円増)となった。関東エリアを中心に積極的な用地仕入を進めたことにより、仕掛販売用不動産が7,538百万円(同2,196百万円増)に増加し、これに伴い短期借入金も5,510百万円(同865百万円増)へ増加した。純資産は第三者割当による新株式の発行により資本金及び資本剰余金が増加し、5,769百万円(同2,327百万円増)となった。
| 項目 | 2025年8月末 | 2024年8月末 | 前期末比増減額 |
|---|---|---|---|
| 資産合計 | 14,473 | 11,632 | 2,841 |
| 負債合計 | 8,704 | 8,190 | 513 |
| 純資産合計 | 5,769 | 3,441 | 2,327 |
| 流動資産 | 13,808 | 11,152 | 2,656 |
| 仕掛販売用不動産 | 7,538 | 5,341 | 2,196 |
| 流動負債 | 7,354 | 6,316 | 1,037 |
| 短期借入金 | 5,510 | 4,645 | 865 |

事業方針・エリア別の状況
当社は戸建分譲事業を展開し、関東エリアと東海エリアに拠点を持つ。2025年8月期は、長期在庫処分の無かった関東エリアの販売件数は前期並みで推移した一方、前期に一巡した長期在庫処分の反動もあり、全体の販売件数は前期比△113件と大幅な減少となった。2026年8月期は、今後成長が見込まれる関東エリア(特に東京、神奈川)の営業拠点を強化し、今期中に新規拠点の開設を計画している。事業方針の注力ポイントとして、安定的な仕入体制の構築、商品力の向上、販売チャネルの拡充を掲げる。
通期業績予想(2026年8月期)
2026年8月期は、施工コスト・販売コストの高止まりを想定し、堅実かつ着実な利益計画を策定した。売上高は19,000百万円(前期比+1,635百万円、+9.4%)を計画する一方、営業利益は500百万円(同△63百万円、△11.3%)、経常利益は350百万円(同△55百万円、△13.6%)、当期純利益は240百万円(同△147百万円、△38.1%)を計画している。販売効率を高め、利益面での上振れを目指す方針である。
| 項目 | 2025年8月期(実績) | 2026年8月期(計画) | 前期比増減額 | 前期比増減率 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,364 | 19,000 | +1,635 | +9.4% |
| 営業利益 | 563 | 500 | △63 | △11.3% |
| 経常利益 | 405 | 350 | △55 | △13.6% |
| 当期純利益 | 387 | 240 | △147 | △38.1% |

株主還元
配当による還元を基本方針とし、上場来毎期配当を実施している。

中期経営計画・トピック
中期的には関東エリアを強化し、売上高1000億円を目指す方針を掲げている。当社の強みとして、土地が持つ潜在的な価値を引き出す商品企画力・デザイン力、情報収集力・目利き力に基づく土地の仕入競争力、販売力のある仲介業者とのタイアップや自社ホームページを活用した販売力を挙げている。
※本記事はホームポジションが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。