※本記事は令和アカウンティング・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
令和アカウンティング・ホールディングス(東証グロース:296A)は2026年3月期決算補足説明資料を公表した。連結売上高は前期比+14.6%の5,705百万円、経常利益は同+34.9%の1,994百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同+40.0%の1,421百万円となり、増収増益で着地した。経常利益率は35.0%、純利益率は24.9%まで上昇し、いずれも予想を上回る水準となった。2027年3月期は売上高6,300百万円、経常利益2,160百万円を計画している。
連結業績(当期 実績)
2026年3月期の連結売上高は前期比+14.6%の5,705百万円、経常利益は同+34.9%の1,994百万円で経常利益率は35.0%まで上昇した。親会社株主に帰属する当期純利益は同+40.0%の1,421百万円、純利益率は24.9%となった。自社および子会社の株式会社ミラクル経理が開発する汎用型効率化ツールの活用が前期以上に進展し、主に人件費および採用費を抑制できたことが、当初予想を上回る利益水準となった理由である。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 5,705百万円 | 4,979百万円 | +14.6% |
| 経常利益 | 1,994百万円 | 1,478百万円 | +34.9% |
| 経常利益率 | 35.0% | 29.7% | – |
| 親会社純利益 | 1,421百万円 | 1,014百万円 | +40.0% |
| 純利益率 | 24.9% | 20.4% | – |
| ROE | 49.6% | 37.3% | – |
| 自己資本比率(預り金調整後) | 76.7% | 80.4% | – |

単体(親会社)の業績とグループ会社の状況
令和アカウンティング・ホールディングス単体の2026年3月期売上高は5,186百万円(前期4,554百万円)、経常利益は1,962百万円(前期1,416百万円、経常利益率37.8%)、税引後利益は1,415百万円(前期975百万円、純利益率27.3%)となった。契約継続率は99.979%と非常に高い水準を維持している。主なグループ会社は株式会社ミラクル経理(MIC)、令和ヒューマン・ファースト株式会社(RHF)、令和インベストメント株式会社(RWI)、HSKベトナム会計監査法人(HSKV)である。
| 項目 | 2026年3月期(当期) | 2025年3月期(前期) |
|---|---|---|
| 売上高 | 5,186百万円 | 4,554百万円 |
| 経常利益 | 1,962百万円 | 1,416百万円 |
| 経常利益率 | 37.8% | 31.1% |
| 税引後利益 | 1,415百万円 | 975百万円 |
| 純利益率 | 27.3% | 21.4% |
| 契約継続率 | 99.979% | 99.810% |
通期業績予想
2027年3月期は、既存クライアントでの拡大計画を中心に計画値を積み上げ、売上高6,300百万円(前年比約10%増)を計画する。経常利益率はコンサルタントの昇給や教育、システムへの投資も見込みつつ、2026年3月期の水準(35.0%)を概ね維持する34.3%とし、経常利益2,160百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,440百万円を見込む。なお、2027年3月期予想の法人税等は税制優遇措置等を織り込まない保守的な数値としている。
| 項目 | 2027年3月期(予想) | 2026年3月期(実績) |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,300百万円 | 5,705百万円 |
| 売上総利益 | 3,590百万円 | 3,319百万円 |
| 粗利率 | 57.0% | 58.2% |
| 経常利益 | 2,160百万円 | 1,994百万円 |
| 経常利益率 | 34.3% | 35.0% |
| 親会社純利益 | 1,440百万円 | 1,421百万円 |
| 純利益率 | 22.9% | 24.9% |

株主還元
2026年3月期の年間配当金(2026年4月22日公表、中間は実績)は中間12円50銭、期末20円00銭の合計32円50銭(いずれも普通配当)で、2026年3月18日公表の予想からさらに50銭増額した。前期(2025年3月期)の年間配当は普通配当22円00銭に記念配当2円50銭を加えた合計24円50銭であった。基本的な配当性向は当社単体純利益の80%程度とし、さらに株主優待に代わるものとして財政状態等を勘案し毎期1%から10%の範囲で上乗せする方針である。2026年3月期より新たに中間・期末の年2回配当を実施している。なお、ROE及び配当性向が高水準であることから、週刊東洋経済2025年12月13日号「四季報『新春号』先取り」内のDOEランキングで第1位として紹介された。
| 区分 | 中間 | 期末 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期予想(2026年4月22日公表・中間は実績) | 12円50銭 | 20円00銭 | 32円50銭 |
| 2026年3月期当初予想(2025年6月16日公表) | 11円50銭 | 13円50銭 | 25円00銭 |
| 2025年3月期(前期実績) | - | 24円50銭 | 24円50銭 |

中期経営計画/トピック
子会社の株式会社ミラクル経理は2025年11月中旬にミラクルXシリーズのAI資産判定機能をリリースし、新規・既存クライアントとも引き合いが順調にスタート、既に複数の大企業クライアントと契約締結に至っている。潜在的市場規模は1,000億円とも推計されており、2026年度は営業体制を強化しグループ一丸となって事業拡大を目指す。2026年度にはミラクルXシリーズの固定資産台帳機能のリリースを予定し、AIエージェント搭載の基幹会計システム「ミラクルA」の開発も進めていく。また子会社の令和ヒューマン・ファースト株式会社(RHF)は給与計算事業、教育セミナー事業、人材派遣紹介事業を中心に、人に関わるコンサルティングを提供する企業として拡大を目指している。

※本記事は令和アカウンティング・ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。