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ひらまつ、2026年3月期は各段階利益が予想を大幅超過 純利益は前期反動で減益

決算サマリー 2026.08.24
ひらまつ、2026年3月期は各段階利益が予想を大幅超過 純利益は前期反動で減益

※本記事はひらまつが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ひらまつは2026年5月26日、2026年3月期決算説明会を開催した。ホテル事業のマネジメント・コントラクト(MC)化の通期適用に伴い会計上は減収となったが、既存事業は実質増収を確保した。増収効果に加え生産性向上施策等により、各段階利益は予想を大幅超過した。ただし前期に計上したホテル資産譲渡益の反動により、当期純利益は前年比で減益となった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

全社売上高は9,881百万円(前年比▲7.3%)となったが、修正計画(26年2月)比では+1.1%、当初計画比では+5.6%と計画を上回った。営業利益は200百万円(前年比▲19.7%)で、当初計画(122百万円)比では+64.1%の大幅超過。経常利益は204百万円(前年比+17.3%)となった。当期純利益は219百万円(前年比▲85.6%)となったが、これは前期に計上したホテル資産譲渡益の反動によるものである。

項目2026年3月期実績2025年3月期実績前年比
全社売上高9,881百万円10,662百万円▲7.3%
営業利益200百万円249百万円▲19.7%
経常利益204百万円173百万円+17.3%
当期純利益219百万円1,530百万円▲85.6%
業績概要
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.4

事業別売上高(総額ベース)の状況

事業別売上高(総額ベース参考値)は全社計13,965百万円(前年比+0.3%)。レストランは閉店等の影響で前年比微減となったが、既存店ベースでは増収した。ブライダルは組数及び組単価が向上し大幅増収となった。ホテルは猛暑の影響、競争激化、訪日需要変化等により一部施設の稼働率が低下し減収となった。その他は運営受託、ワイン外販の拡大により増収となった。

事業2026年3月期実績2025年3月期実績前年比
レストラン5,450百万円5,492百万円▲0.8%
ブライダル3,946百万円3,602百万円+9.6%
ホテル4,236百万円4,572百万円▲7.3%
その他331百万円250百万円+32.5%
全社売上高(総額ベース)13,965百万円13,917百万円+0.3%
事業別売上高(総額ベース参考値)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.5

財務状況

消費税精算に伴う現預金の減少により総資産は11,914百万円(前期比▲228百万円)となった。一方、負債圧縮と利益剰余金の積み上げにより自己資本比率は51.2%(前期比+2.8pt)に上昇し、ROA・ROEともに改善した。

項目2026年3月期末2025年3月期末増減
総資産11,914百万円12,142百万円▲228百万円
自己資本比率51.2%48.4%+2.8%
ROA(総資産経常利益率)2.5%1.0%+1.5%
ROE(経常利益ベース)5.0%3.4%+1.6%

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、全社売上10,591百万円(前年比+7.2%)、営業利益341百万円(前年比+70.4%)、経常利益321百万円(前年比+57.6%)、当期純利益288百万円(前年比+31.1%)で、中期計画(26年2月上方修正)比±0.0%とした。中期計画2年目と同水準の増収・大幅増益を計画しており、主要事業は足元も堅調に推移していることから、通期を通じて安定的な収益拡大を見込んでいる。

項目2027年3月期業績予想2026年3月期実績前年比
全社売上高10,591百万円9,881百万円+7.2%
営業利益341百万円200百万円+70.4%
経常利益321百万円204百万円+57.6%
当期純利益288百万円219百万円+31.1%
連結業績予想(通期)
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.22

株主還元

27年3月期の配当予想は1株当たり1.22円。業績動向に関わらず1円を下限とする配当実施を確保する方針である。中期経営計画2030における株主還元の基本方針は、連結配当性向30%程度を基本とし、配当性向に基づく算定額が1円以上となる場合には配当を行うというものである。

27年3月期配当予想/配当方針
出典:2026年3月期 決算説明会資料 P.25

中期経営計画2030のトピック

資料には2026年2月26日公表の中期経営計画2030(Appendix)も添付されている。2027年3月期の主要施策として、新規出店(前期末開業を含め計4店舗開業)、中核レストランの改修、ブライダル事業の推進、ホテル事業の運営強化、M&Aを活用した新規事業領域の拡張(100%子会社の株式会社HRMIを設立しM&Aを推進)、生産性向上プロジェクトの推進の5点を掲げている。2030年度の財務数値目標は、売上高133.3億円、営業利益率10.0%、EBITDA18.5億円、自己資本利益率(ROE)16.1%、総資産利益率(ROA)11.0%としている。

※本記事はひらまつが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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