フジオフードグループ本社

フジオフードグループ本社、2025年12月期は増収も営業利益40.4%減少 2026年12月期は増収減益を計画

決算サマリー 2026.08.24
フジオフードグループ本社、2025年12月期は増収も営業利益40.4%減少 2026年12月期は増収減益を計画

※本記事はフジオフードグループ本社が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

フジオフードグループ本社は2025年12月期、原材料価格高騰の価格転嫁により一時的に客数が減少したものの、既存店売上の伸びなどで売上高は31,932百万円(前期比1.9%増)となった。一方、人件費などのコスト上昇が響き、営業利益は725百万円(前期比40.4%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は90百万円(前期比80.3%減)にとどまった。国内直営既存店売上高前年比は103.3%、全店では104.4%と伸長し、下期の営業利益は前期並みに改善した。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上高は直営事業が30,341百万円(前期比2.3%増)、FC事業が1,590百万円(前期比3.7%減)となった。売上原価率は35.4%(前期比0.4pt増)、販管費率は62.3%(前期比1.2pt増)となり、人件費率も0.5pt増加した。特別損失には減損損失436百万円、店舗解約損33百万円を計上している。EBITDA(営業利益+減価償却費)は1,280百万円(前期比27.6%減)だった。なお、期初予想(売上高32,291百万円、営業利益617百万円)に対し、実績は売上高が358百万円下回った一方、営業利益率が改善し、営業利益は予想を108百万円(17.6%)、経常利益は128百万円(27.3%)、当期純利益は44百万円(97.8%)それぞれ上回った。

項目2025年12月期2024年12月期増減
売上高31,932百万円31,324百万円+607百万円(+1.9%)
直営事業30,341百万円29,672百万円+668百万円(+2.3%)
FC事業1,590百万円1,651百万円△61百万円(△3.7%)
売上総利益20,622百万円20,347百万円+274百万円(+1.3%)
販売費及び一般管理費19,896百万円19,130百万円+765百万円(+4.0%)
営業利益725百万円1,217百万円△491百万円(△40.4%)
経常利益596百万円1,030百万円△434百万円(△42.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益90百万円459百万円△368百万円(△80.3%)
EBITDA1,280百万円1,769百万円△489百万円(△27.6%)

セグメント別(ブランド別)の状況

直営事業をブランド別に見ると、つるまるは店舗数と既存店売上の増加により売上高1,694百万円(前期比31.1%増)と伸長した。串家物語は7,612百万円(前期比1.8%増)、さち福やは3,354百万円(前期比3.9%増)、まいどおおきに食堂は5,160百万円(前期比0.0%増)、えびのやは2,108百万円(前期比0.1%増)だった。国内直営既存店売上高前年比(2025年通期)は全業態103.3%、まいどおおきに食堂104.2%、串家物語101.8%となった。

ブランド2025年12月期売上高構成比前期比増減率
まいどおおきに食堂5,160百万円17.0%+0.0%
串家物語7,612百万円25.1%+1.8%
つるまる1,694百万円5.6%+31.1%
さち福や3,354百万円11.1%+3.9%
えびのや2,108百万円6.9%+0.1%
その他10,411百万円34.3%+0.0%
直営事業合計30,341百万円100.0%+2.3%
国内直営既存店売上前年比の推移
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.9

通期業績予想(2026年12月期)

2026年12月期は既存店売上高前年比103%を見込み、売上高は32,653百万円(前期比2.3%増)を計画する。一方、25店舗分の撤退費用240百万円を見込むことなどから、営業利益は510百万円(前期比29.7%減)、経常利益は445百万円(前期比25.2%減)を計画する。当期純利益は110百万円(前期比22.3%増)を見込む。半期別では上期に売上高16,156百万円・営業利益210百万円、下期に売上高16,497百万円・営業利益299百万円を計画しており、通期営業利益に対する下期の構成比は58.6%となる見込みだ。

項目2025年12月期(実績)2026年12月期(計画)増減
売上高31,932百万円32,653百万円+721百万円(+2.3%)
営業利益725百万円510百万円△215百万円(△29.7%)
経常利益596百万円445百万円△150百万円(△25.2%)
当期純利益90百万円110百万円+20百万円(+22.3%)
項目上期計画下期計画通期計画
売上高16,156百万円16,497百万円32,653百万円
営業利益210百万円299百万円510百万円
経常利益179百万円266百万円445百万円
当期純利益69百万円41百万円110百万円
連結業績推移(2026年12月期計画含む)
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.21

株主還元

配当方針は配当性向20%~30%を目途に安定的かつ継続的な配当を目指すとしている。また、2025年12月末権利確定分より株主優待商品の一部を変更した。贈呈基準(100株~299株:3,000円相当、300株~999株:6,000円相当、1,000株以上:12,000円相当を年2回)に変更はない。

配当金・1株あたり当期純利益・配当性向の推移
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.16

中期経営計画/トピック

ブランドポートフォリオについては、メインの7業態で全体の83%を構成する一方、不採算・低シナジーブランドは整理・統合を進め、約50業態を25業態へ半減させる方針。全ブランド共通で投資回収5年以内を基準とする。また、損益管理システム、受発注システム、経費精算システムの刷新によるDX推進で業務効率化を図る。2025年12月末現在のグループ全体の店舗数は702店舗(直営店398店、委託店80店、FC店224店)となっている。

ブランドポートフォリオの再編
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.22

※本記事はフジオフードグループ本社が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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