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エスプール、2025年11月期は営業利益13.1%減 2026年11月期は増収増益を計画

決算サマリー 2026.08.24
エスプール、2025年11月期は営業利益13.1%減 2026年11月期は増収増益を計画

※本記事はエスプールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

エスプールが発表した2025年11月期の連結決算は、売上収益26,029百万円(前年同期比+1.9%)、営業利益2,418百万円(同△13.1%)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,444百万円(同△31.2%)となった。ビジネスソリューション事業が二桁増収で人材ソリューション事業の減収を補い増収は確保したものの、品川センター撤退に伴う一過性損失や広域行政BPOサービスの苦戦などにより、営業利益は前期・計画をともに下回った。2026年11月期は増収増益を計画し、今期に基盤整備を進め、2027年11月期からの再成長を目指すとしている。

目次

連結業績(2025年11月期 実績)

障がい者雇用支援、環境経営支援、販売促進支援の各サービスが業績をけん引し、売上収益は前期比+1.9%の26,029百万円となった。一方、人材アウトソーシングや広域行政BPOの苦戦に加え、一過性費用の計上により、営業利益は前期比△13.1%の2,418百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益は同△31.2%の1,444百万円にとどまった。

項目2025年11月期2024年11月期増減前年同期比
売上収益26,02925,554+474+1.9%
売上総利益9,7359,454+280+3.0%
営業利益2,4182,783△364△13.1%
営業利益率9.3%10.9%△1.6pt
税引前利益2,1232,569△446△17.4%
親会社の所有者に帰属する当期利益1,4442,099△655△31.2%

セグメント別業績の状況

ビジネスソリューション事業は障がい者雇用支援サービスなどが伸長し、売上収益16,554百万円(前期比+10.2%)と二桁増収となったが、一時費用の発生により営業利益は3,585百万円(同△3.1%)にとどまった。人材ソリューション事業は売上収益9,579百万円(同△9.8%)と減収したものの、高単価案件への注力と販管費抑制により営業利益は822百万円(同△5.2%)、営業利益率は8.6%(前期比+0.4pt)に改善した。

セグメント指標2025年11月期2024年11月期
ビジネスソリューション事業売上収益16,55415,016
人材ソリューション事業売上収益9,57910,620
ビジネスソリューション事業営業利益3,5853,699
人材ソリューション事業営業利益822867
セグメント別業績(前年同期比)
出典:2025年11月期 決算説明資料 P.7

主要サービスの状況

障がい者雇用支援サービスは売上収益9,045百万円(前期比+12.6%)となり、採用・教育が円滑に進み計画を上回って着地した。環境経営支援サービスは企業向けの脱炭素対応ニーズの高まりを背景に売上収益1,928百万円(同+21.1%)と増収増益を達成した。一方、広域行政BPOサービスは国策系業務の拡大が限定的となり、売上収益1,368百万円(同△9.2%)にとどまり計画を大きく下回った。人材アウトソーシングサービスの内訳では、コールセンター業務が定型業務の縮小により減収となったが、建設技術者派遣は1Qの黒字化以降順調に拡大した。

事業セグメント構成(2025年11月期実績)
出典:2025年11月期 決算説明資料 P.40

通期業績予想(2026年11月期)

2026年11月期の業績予想は、売上収益26,844百万円(前期比+3.1%)、営業利益2,733百万円(同+13.0%)、税引前利益2,436百万円(同+14.7%)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,659百万円(同+14.9%)としている。セグメント別では、ビジネスソリューション事業が増収増益を計画する一方、人材ソリューション事業は派遣スタッフの採用強化に向けた投資により、売上減少に比例して利益減少が大きくなる計画としている。

項目2026年11月期(計画)2025年11月期(実績)増減前年比
売上収益26,84426,029+814+3.1%
売上総利益10,3249,735+588+6.0%
営業利益2,7332,418+314+13.0%
営業利益率10.2%9.3%+0.9pt
税引前利益2,4362,123+312+14.7%
親会社の所有者に帰属する当期利益1,6591,444+214+14.9%
2026年11月期セグメント別業績予想
出典:2025年11月期 決算説明資料 P.30

半期業績予想(2026年11月期)

営業利益は下期偏重の計画(1Q:△205百万円、2Q:644百万円、3Q:517百万円、4Q:1,777百万円)としており、広域行政BPOおよび環境経営支援サービスが下期に収益化が進む事業特性のため、上期赤字・下期黒字の構成となる見込み。

項目2026年11月期計画(上期)2026年11月期計画(下期)2025年11月期実績(上期)2025年11月期実績(下期)
売上収益12,36914,47512,49913,530
売上総利益4,2646,0604,4245,310
営業利益4392,2948061,612
税引前利益2912,1456701,453
親会社の所有者に帰属する当期利益1941,4654101,033

株主還元

配当は1株当たり10円を維持する計画で、連結配当性向は47.2%となる見込み。配当方針は連結配当性向30%以上とし、減益の場合でも単年度での連結配当性向が60%を超えるまでは減配しない方針としている。

配当計画・配当方針
出典:2025年11月期 決算説明資料 P.33

経営体制

2026年2月26日開催予定の第26期定時株主総会を経て、浦上壮平氏が代表取締役会長に、白川儀一氏が社長執行役員に就任予定。浦上氏が障がい者雇用支援事業を、白川氏がそれ以外の既存事業を担当する二頭体制とし、経営の実行力を高めグループの持続的成長を確実に推進するとしている。

※本記事はエスプールが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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