サニーサイドアップグループ

サニーサイドアップグループ、2026年6月期は2期連続増収・6期連続増益で過去最高 特別損失計上により純損失に転落

決算サマリー 2026.08.23
サニーサイドアップグループ、2026年6月期は2期連続増収・6期連続増益で過去最高 特別損失計上により純損失に転落

※本記事はサニーサイドアップグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

サニーサイドアップグループの2026年6月期は、売上高262.29億円(前期比+33.9%)、営業利益22.25億円(同+39.3%)と2期連続増収・6期連続増益を達成し、いずれも過去最高を更新した。経常利益も22.20億円(同+35.7%)と過去最高を更新したが、公開買付関連費用やのれんを含む固定資産の減損損失など特別損失20.7億円を計上した影響で、親会社株主に帰属する当期純利益は3.69億円の損失となり、前期の9.48億円の利益から赤字に転落した。株式会社アカツキによる当社株券等に対する公開買付けが成立し、経営統合に向けた実務協議・手続きが本格化している。

目次

連結業績(2026年6月期 実績)

売上高は前年比+33.9%の262億29百万円で、2026年2月13日公表の通期業績予想232億円を+13.1%上回った。営業利益は同+39.3%の22億25百万円(営業利益率8.5%、前期比+0.3pt)となり、予想22億50百万円に対して▲1.1%だった。経常利益は同+35.7%の22億20百万円で、予想に対し▲1.3%。一方、公開買付関連費用6.3億円、のれんを含む固定資産の減損損失14.2億円(うちビルコム関連13.9億円)を含む特別損失20.7億円を計上した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は▲3.69億円(前期9.48億円)となり、1株当たり当期純利益は▲25.05円(前期63.58円)だった。

項目2024年6月期2025年6月期2026年6月期対前年増減率
売上高17,90819,58726,229+33.9%
営業利益(営業利益率)1,465(8.2%)1,597(8.2%)2,225(8.5%)+39.3%(+0.3pt)
経常利益1,5011,6352,220+35.7%
親会社株主に帰属する当期純利益795948▲369
1株当たり当期純利益53.30円63.58円▲25.05円
連結業績の概況
出典:2026年6月期 決算補足説明資料 P.6

セグメント別の業績

全セグメントで増収を達成した。ビジネスディベロップメント事業はビルコムの損益3か月分の連結が寄与し大幅増収となった。ブランドコミュニケーション事業とフードブランディング事業はともに二桁増益を達成した一方、ビジネスディベロップメント事業はビルコムの株式取得に伴うのれんの償却等が影響し減益となった。

セグメント指標2025年6月期2026年6月期対前年同期増減率
ブランドコミュニケーション事業売上高16,22522,072+36.0%
ブランドコミュニケーション事業セグメント利益(利益率)2,727(16.8%)3,605(16.3%)+32.2%(▲0.5pt)
フードブランディング事業売上高3,2953,634+10.3%
フードブランディング事業セグメント利益(利益率)93(2.8%)161(4.4%)+73.6%(+1.6pt)
ビジネスディベロップメント事業売上高66523+685.6%
ビジネスディベロップメント事業セグメント利益(利益率)16(24.3%)2(0.5%)▲83.5%(▲23.8pt)
セグメント別業績
出典:2026年6月期 決算補足説明資料 P.9

通期業績予想との差異

項目2026年6月期通期業績予想(2026年2月13日公表)2026年6月期実績予想比
売上高23,20026,229+13.1%
営業利益(営業利益率)2,250(9.7%)2,225(8.5%)▲1.1%
経常利益2,2502,220▲1.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,280▲369
1株当たり当期純利益86.76円▲25.05円

株主還元

年間配当は11円(中間配当11円)とした。2026年5月13日公表の意見表明プレスリリースにおいて、株式会社アカツキによる公開買付価格が期末配当を行わないことを前提に判断・決定されたことを受け、期末配当を無配へ修正した。前期(2025年6月期)の年間配当は22円、配当性向は34.6%だった。

項目2024年6月期2025年6月期2026年6月期
1株当たり年間配当金20円22円11円
配当性向37.5%34.6%
配当の状況
出典:2026年6月期 決算補足説明資料 P.13

中期方針期間の総括

2026年6月期を最終年度とする中期方針期間が終了し、定量目標の連結営業利益20億円を超過達成した。開始前の2023年6月期との比較で、連結売上高は189億円から262億円へ+38.4%(年平均+11.4%)、連結営業利益は12.9億円から22.2億円へ+71.6%(年平均+19.7%)、連結営業利益率は6.8%から8.5%へ+1.6pt改善した。主力のブランドコミュニケーション事業は売上高153億円から220億円へ+43.5%(年平均+12.8%)、営業利益22.9億円から36.0億円へ+56.9%(年平均+16.2%)、営業利益率は14.9%から16.3%へ+1.4pt向上した。

公開買付けの成立と経営統合の本格化

株式会社アカツキによる当社株券等に対する公開買付けが成立し、経営統合に向けた実務協議・手続きが本格化している。8月28日開催予定の臨時株主総会での承認を条件として株式併合の効力が発生し、当社株式は2026年9月16日に東京証券取引所スタンダード市場において上場廃止予定である。2026年7月10日時点の株主構成は、株式会社アカツキが63.16%、株式会社ネクストフィールドが29.16%。スクイーズアウト手続き完了後、株式会社アカツキを株式交換完全親会社、当社を株式交換完全子会社とする株式交換を実施予定である。

公開買付けの成立と経営統合の本格化
出典:2026年6月期 決算補足説明資料 P.32

※本記事はサニーサイドアップグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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