タスキホールディングス

タスキホールディングス、2025年9月期は9期連続増収増益で最高益 配当は1円増配の36円

決算サマリー 2026.08.22
タスキホールディングス、2025年9月期は9期連続増収増益で最高益 配当は1円増配の36円

※本記事はタスキホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

タスキホールディングスの2025年9月期は、売上高744.1億円(YoY+56.8%)、営業利益88.1億円(YoY+116.8%)、EBITDA91.0億円(YoY+66.2%)となり、堅調な事業成長とM&Aにより9期連続の増収増益で最高益を更新した。親会社株主に帰属する当期純利益は49.3億円(YoY+122.5%)。SaaS事業のZISEDAI LAND導入社数は231社(FY2025.9のKPI220社に対し+11社、YoY+127社)となり、利益の上振れを受けて期末配当は当初計画から1円増配の36円とした。

目次

連結業績(2025年9月期 実績)

売上高は74,412百万円(前期47,455百万円、YoY+56.8%、計画76,000百万円に対し達成率97.9%)。売上総利益は14,792百万円(YoY+85.5%)、売上総利益率は19.9%(前期16.8%)に改善した。EBITDAは9,102百万円(YoY+66.2%)、営業利益は8,815百万円(YoY+116.8%)、経常利益は7,808百万円(YoY+119.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益は4,933百万円(YoY+122.5%)となった。財務面では、純資産がYoY+50.5%の33,005百万円、自己資本比率はKPIとする30%以上を維持し38.3%(前期35.9%)となった。

項目2024年9月期2025年9月期増減率2025年9月期計画
売上高47,45574,412+56.8%76,000
売上総利益7,97214,792+85.5%
売上総利益率16.8%19.9%
販売管理費3,9075,976+53.0%
EBITDA5,4789,102+66.2%8,900
営業利益4,0658,815+116.8%8,650
営業利益率8.6%11.8%
経常利益3,5607,808+119.3%7,550
経常利益率7.5%10.5%
親会社株主に帰属する当期純利益2,2174,933+122.5%4,750
純利益率4.7%6.6%
2025年9月期 決算ハイライト
出典:タスキホールディングス2025年9月期決算説明資料 P.4

セグメント別(事業別)の状況

当社グループはFinance Consulting事業、Life Platform事業(IoTレジデンス、リファイニング、資産コンサルティング、その他(オフィス、ホテル、物流施設、賃貸))、SaaS事業(非連結)に区分して開示している。2025年9月期の売上構成比はIoTレジデンス66.9%(前期78.3%)、資産コンサルティング19.0%(前期6.7%)、リファイニング13.3%(前期12.1%)、Finance Consulting0.3%(前期0.4%)、その他0.6%(前期2.5%)となり、IoTレジデンスと資産コンサルティングの伸長により各段階利益で計画を達成した。売上総利益率については、IoTレジデンス、リファイニングの大型プロジェクトで高利益率を確保し、資産コンサルティングを除き改善した。

セグメント2024年9月期売上構成比2025年9月期売上構成比
IoTレジデンス78.3%66.9%
リファイニング12.1%13.3%
資産コンサルティング6.7%19.0%
Finance Consulting0.4%0.3%
その他(オフィス、ホテル、物流施設、賃貸)2.5%0.6%
四半期売上高の推移
出典:タスキホールディングス2025年9月期決算説明資料 P.9

SaaS事業の状況

SaaS事業「ZISEDAI LAND」の導入社数は231社となり、FY2025.9のKPI220社に対して+11社、YoY+127社で着地した。ユーザー数は2,382人(1社あたり11.1人)に拡大した。機能拡張とカスタマーオンボーディングの強化により新規導入社数は計画を上回り、小規模事業者の多い売買仲介への導入が進んだことで1社あたりユーザー数は低下した。建築プラン自動生成AIサービス「ZISEDAI TOUCH&PLAN」は2025年内にVer.2.0の大型アップデートをローンチ予定で、住戸配置を含む建築プランの生成が可能となり事業性評価の時間短縮を図る。

通期業績予想(2026年9月期)

2026年9月期の通期計画は、中期経営計画で公表した前回計画を上方修正し、売上高100,450百万円(前回計画87,000百万円)、EBITDA11,500百万円(同10,950百万円)、営業利益11,000百万円(同10,450百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益5,800百万円(同5,700百万円)とし、売上高1,004億円の達成を目指す。

項目2025年9月期(実績)2026年9月期(前回計画)2026年9月期(今回計画)
売上高74,41287,000100,450
EBITDA9,10210,95011,500
営業利益8,81510,45011,000
親会社株主に帰属する当期純利益4,9335,7005,800
2026年9月期 通期計画
出典:タスキホールディングス2025年9月期決算説明資料 P.29

株主還元

2025年9月期の期末配当は、当初計画の35円から1円増配し36円とした(配当回数は年1回)。2026年9月期より配当方針を変更し、配当性向35%以上を目安とするとともに、中間配当を実施する予定としている。

項目2025年9月期2026年9月期
期末配当36円(当初計画35円から増配)
配当回数年1回中間配当を実施予定
配当性向35%以上
配当方針
出典:タスキホールディングス2025年9月期決算説明資料 P.34

中期経営計画・トピック

中期経営計画ではFY2027.9のKPIとして、SaaS事業の導入企業社数470社(FY2025.9実績231社)、Life Platform事業の棚卸資産残高800億円(FY2024.9比2倍超、FY2025.9実績463億円)、EBITDA成長率(CAGR)35%超、EPS140.00円(FY2025.9実績90.99円)、ROE40%超(FY2025.9実績18.5%)、自己資本比率30%以上(FY2025.9実績38.3%)を掲げている。長期ビジョン「BEYOND 2033」では、FY2033.9に売上高2,000億円を目指すとしている。また、東証プライム市場への市場変更に向け、証券会社による審査および改善期間を経て準備を進めている。

※本記事はタスキホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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