※本記事はHSホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
HSホールディングス(証券コード8699)の2026年3月期(2025年4月~2026年3月)連結業績は、営業収益57,879百万円(前期比153.3%)、純営業収益11,531百万円(同128.0%)となった。営業損失は363百万円で前期の1,106百万円から縮小し、経常利益は17,713百万円(同117.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益は14,688百万円(同121.4%)といずれも増益となった。ハーン銀行・ソリッド銀行の持分法投資利益の増加や為替差益、リユース事業の増収が業績を押し上げた。
連結業績(2026年3月期 実績)
総資産は131,996百万円(前期末比114.4%)、純資産は100,635百万円(同116.1%)、現預金は18,797百万円(同105.7%)といずれも増加した。経常利益の増加要因としては、ハーン銀行及びソリッド銀行の業績好調による持分法投資利益の増加(+861百万円)と、円安による為替差益の増加(+853百万円)が挙げられている。
| 科目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 営業収益 | 57,879百万円 | 37,766百万円 | 153.3% |
| 純営業収益 | 11,531百万円 | 9,009百万円 | 128.0% |
| 営業損失 | ▲363百万円 | ▲1,106百万円 | – |
| 経常利益 | 17,713百万円 | 15,122百万円 | 117.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 14,688百万円 | 12,100百万円 | 121.4% |
| 総資産 | 131,996百万円 | 115,334百万円 | 114.4% |
| 純資産 | 100,635百万円 | 86,701百万円 | 116.1% |
| 現預金 | 18,797百万円 | 17,792百万円 | 105.7% |

セグメント別業績
セグメントは銀行関連事業・リユース事業・その他事業の3区分で構成される。リユース事業は株式会社STAYGOLDの売上好調と株式会社PRICING DATAの新規連結・合併の影響により、営業収益が55,251百万円(前期34,845百万円)に増加し、営業利益も617百万円(前期40百万円)に増益となった。銀行関連事業はキルギスコメルツ銀行における貸倒引当金計上の増加等により営業損失が続いたが、ハーン銀行・ソリッド銀行の持分法投資利益により経常利益は16,528百万円(前期14,795百万円)となった。その他事業は営業収益7,488百万円、営業利益6,716百万円、経常利益10,250百万円で、いずれも前期を上回った。
| セグメント | 科目 | 2026年3月期 | 2025年3月期 |
|---|---|---|---|
| 銀行関連事業 | 営業収益 | 2,615百万円 | 2,908百万円 |
| 銀行関連事業 | 営業利益 | ▲284百万円 | ▲652百万円 |
| 銀行関連事業 | 経常利益 | 16,528百万円 | 14,795百万円 |
| リユース事業 | 営業収益 | 55,251百万円 | 34,845百万円 |
| リユース事業 | 営業利益 | 617百万円 | 40百万円 |
| リユース事業 | 経常利益 | 409百万円 | ▲46百万円 |
| その他事業 | 営業収益 | 7,488百万円 | 6,183百万円 |
| その他事業 | 営業利益 | 6,716百万円 | 5,571百万円 |
| その他事業 | 経常利益 | 10,250百万円 | 6,544百万円 |
| 連結 | 営業収益 | 57,879百万円 | 37,766百万円 |
| 連結 | 営業利益 | ▲363百万円 | ▲1,106百万円 |
| 連結 | 経常利益 | 17,713百万円 | 15,122百万円 |

HSホールディングス単体業績
HSホールディングス単体(個別業績)は、営業収益7,225百万円(前期比121.1%)、営業利益6,519百万円(同121.6%)、経常利益7,956百万円(同125.7%)、当期純利益6,590百万円(同134.4%)といずれも増収増益となった。関係会社からの配当金の増加が主な増減要因とされている(関係会社からの配当金は内部取引のため連結業績には影響しない)。総資産は53,722百万円(前期末比112.3%)、純資産は53,365百万円(同113.6%)となった。
海外銀行子会社(ハーン銀行・ソリッド銀行・キルギスコメルツ銀行)の状況
ハーン銀行、ソリッド銀行、キルギスコメルツ銀行はいずれも決算日が12月31日であり、本資料では2025年1月~12月(現地通貨ベース)の業績を記載している。モンゴル最大の商業銀行であるハーン銀行は、融資残高の増加や金利上昇により資金運用収益が増加し、当期純利益は694,847百万MNT(前期比108.8%)となった。ロシア・ウラジオストクのソリッド銀行は、融資残高の増加や金利収入・外為取引収支の増加により、当期純利益は2,311百万RUB(同153.2%)となった。ただし、2025年10月15日に英国の金融制裁対象リストに含まれており、今後、欧米主要国が追随した場合はソリッド銀行の業績に大きな影響を与えると予想されている。キルギスコメルツ銀行は、2025年3月にキルギス中央銀行の指示により追加の引当金・費用を計上したことなどにより、当期純利益は▲271百万KGS(前期123百万KGS)となった。
| 会社名 | 科目 | 2025年12月期 | 2024年12月期 |
|---|---|---|---|
| ハーン銀行 | 当期純利益(Profit for the period) | 694,847百万MNT | 638,514百万MNT |
| ハーン銀行 | 総資産(Total assets) | 23,942,309百万MNT | 20,302,725百万MNT |
| ソリッド銀行 | 当期純利益(Profit for the period) | 2,311百万RUB | 1,509百万RUB |
| ソリッド銀行 | 総資産(Total assets) | 44,093百万RUB | 36,199百万RUB |
| キルギスコメルツ銀行 | 当期純利益(Profit for the period) | ▲271百万KGS | 123百万KGS |
| キルギスコメルツ銀行 | 総資産(Total assets) | 7,765百万KGS | 8,460百万KGS |

リユース事業(株式会社STAYGOLD)の状況
リユース事業を担う株式会社STAYGOLDは、2026年2月期の売上高が51,710百万円(前期比148.4%)となった。BtoB販売を維持しつつ店舗・ECを中心としたBtoC販売が伸長し、営業利益は1,497百万円(同175.4%)、経常利益は1,427百万円(同186.3%)、当期純利益は1,184百万円(同329.7%)といずれも増益となった。総資産は11,777百万円(前期末比186.3%)、棚卸資産(在庫残高)は5,022百万円(同214.2%)となった。2025年8月1日付で株式会社PRICING DATAを吸収合併しており、当期の損益にはPD社の7ヶ月間の業績が含まれている。海外販路・データ・システムの三位一体によるシナジー創出を図っており、タイでのテストセールも完了したとしている。
| 科目 | 2026年2月期 | 2025年2月期 | 前期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 51,710百万円 | 34,845百万円 | 148.4% |
| 営業利益 | 1,497百万円 | 853百万円 | 175.4% |
| 経常利益 | 1,427百万円 | 766百万円 | 186.3% |
| 当期純利益 | 1,184百万円 | 359百万円 | 329.7% |
| 総資産 | 11,777百万円 | 6,321百万円 | 186.3% |

※本記事はHSホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。