丸藤シートパイル

丸藤シートパイル、2026年3月期は増収増益 創業100周年で記念配当を実施

決算サマリー 2026.08.21
丸藤シートパイル、2026年3月期は増収増益 創業100周年で記念配当を実施

※本記事は丸藤シートパイルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

丸藤シートパイル株式会社の2026年3月期連結業績は、売上高403.4億円(前期比+13.4%)、営業利益21.1億円(同+33.6%)となり、増収増益を確保した。経常利益は2,663百万円(前期比+28.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,965百万円(同+28.1%)と、いずれも増益となった。同社は2026年3月に創業100周年を迎え、期末配当金は前期実績130円から60円増配の190円に、創業100周年記念配当10円を加えた1株当たり200円とした。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期の連結売上高は40,340百万円(前期35,585百万円、前期比+13.4%)、営業利益は2,110百万円(前期1,579百万円、前期比+33.6%)となった。資料によれば、民間設備投資プロジェクトの底堅い建設需要が継続する環境の下、各四半期で売上高が順調に推移し、採算性を重視した価格改善への取り組みにより営業利益で33.6%の増益を確保したとしている。経常利益は2,663百万円(前期比+28.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,965百万円(前期比+28.1%)だった。

項目2025年3月期(前期)2026年3月期(当期)前期比率
売上高35,58540,340+13.4%
営業利益1,5792,110+33.6%
経常利益2,0772,663+28.2%
親会社株主に帰属する当期純利益1,5341,965+28.1%
2026年3月期 決算サマリー(連結売上高403.4億円・連結営業利益21.1億円)
出典:丸藤シートパイル株式会社 2026年3月期決算説明資料 P.5

売上高の区分別の状況

連結売上高の内訳は、建設資材の販売・賃貸、資材提供に付随する工事、運送、製品加工の5区分で構成される。資料によれば、販売収入は前期より販売数量を抑制しながらも増収、賃貸収入は価格改善と稼働率向上により増収、工事収入はグループ会社と連携した高付加価値工法の提案等により受注に注力した結果増収となった。運送収入・加工収入も価格改善によりそれぞれ増収となった。

区分2025年3月期2026年3月期増減前期比率2026年3月期構成比率
販売12,35313,6131,260+10.2%33.8%
賃貸4,6565,299643+13.8%13.1%
工事12,59014,8972,307+18.3%36.9%
運送3,2163,328112+3.5%8.3%
加工2,7683,200431+15.6%7.9%
合計35,58540,3404,755+13.4%100.0%
連結売上高の増減要因(区分別)
出典:丸藤シートパイル株式会社 2026年3月期決算説明資料 P.8

通期業績予想

同社は2027年3月期の業績予想として、売上高41,000百万円(前期比1.6%)、営業利益2,000百万円(前期比▲5.2%)、経常利益2,600百万円(前期比▲2.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,750百万円(前期比▲11.0%)を見込む。資料では、都市部の再開発事業や民間設備投資プロジェクト、公共事業投資の下支えにより底堅い建設需要の推移が見込まれる一方、慢性的な人手不足やエネルギー・原材料価格の高止まりに起因するインフレ圧力・建設コストの上昇により採算性の厳しさは一層増すと予想されるとしている。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)増減(%)
売上高40,34041,0001.6%
営業利益2,1102,000▲5.2%
経常利益2,6632,600▲2.4%
親会社株主に帰属する当期純利益1,9651,750▲11.0%
2027年3月期 業績予想
出典:丸藤シートパイル株式会社 2026年3月期決算説明資料 P.12

株主還元

配当方針は、配当性向35%以上、また1株当たり配当金190円を基軸とした累進配当を設定するとしている。2026年3月期は、前期実績の普通配当130円から60円増配の190円に、創業100周年記念配当10円を加えた1株当たり200円とした(配当性向36.2%)。2027年3月期の配当予想は190円(配当性向38.6%)。なお、2026年4月1日付で普通株式1株につき5株の株式分割を行ったが、期末配当金の基準日が2026年3月31日であるため、上記の1株当たり配当金は株式分割前の株式数を基準として表示しており、株式分割後の2027年3月期(予想)の1株当たり配当金は38円となる。

期末配当金(円)配当性向
2024年3月期11028.7%
2025年3月期13030.3%
2026年3月期20036.2%
2027年3月期(予想)19038.6%
期末配当金の推移(株式分割前換算)
出典:丸藤シートパイル株式会社 2026年3月期決算説明資料 P.13

中期経営計画/トピックス

同社は2026年3月に創業100周年を迎え、中期経営計画(2026-2030年度)を始動した。収益目標として2031年3月期(連結ベース)に売上高470億円、営業利益30億円、ROE8%以上を掲げ、持続的成長への投資として5年間で100億円程度を計画する。トピックスとして、千葉県市原市能満に用地を取得した「市原能満ヤード」を2026年6月より運用開始したほか、2025年12月より茨城工場で稼働を開始した覆工板自動整備ライン(100体/日の整備能力、業界初)の導入により従来比40%の整備力向上を実現したとしている。また、高強度腹起し材『丸藤550』の運用を開始したほか、『RG工法(油圧バイブロ併用圧入工法)』が2025年3月に国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」に登録された。

※本記事は丸藤シートパイルが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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