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シード、2026年3月期は増収 営業減益も経常・純利益は増益

決算サマリー 2026.08.21
シード、2026年3月期は増収 営業減益も経常・純利益は増益

※本記事はシードが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社シードは2026年3月期の連結決算を発表した。売上高は33,942百万円(前年同期比+2.1%)、売上総利益は15,222百万円(同+4.1%)となった一方、営業利益は1,439百万円(同△7.8%)と減益、経常利益は1,406百万円(同+5.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,135百万円(同+4.0%)となった。2025年3月期第2四半期に発生した生産トラブルが解消したことで売上総利益は改善したものの、組織改編の検討に伴うアドバイザリー費用等が発生し販管費が増加した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上高は国内外のコンタクトレンズ市場の緩やかな成長やPureシリーズを中心とした販売伸長により前年同期比+2.1%の33,942百万円となった。売上総利益は生産トラブル解消による改善で同+4.1%の15,222百万円となったが、円安による一部輸入商品の仕入原価上昇の影響もあった。販管費は人件費の増加やスマートコンタクトレンズ事業の会社分割・シンガポール物流拠点立ち上げの検討に伴うアドバイザリー費用等により増加し、営業利益は同△7.8%の1,439百万円となった。経常利益は営業外収益の増加等により同+5.5%の1,406百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同+4.0%の1,135百万円となった。単位は百万円(百万円未満切捨て)。

項目2024/3期2025/3期2026/3期前年同期比2026/3期通期見通し(2025年5月12日公表)進捗率
売上高32,39633,23133,942+2.1%37,00091.7%
売上総利益14,18314,62815,222+4.1%
営業利益2,0501,5621,439△7.8%2,00072.0%
経常利益2,0591,3331,406+5.5%1,60087.9%
親会社株主に帰属する当期純利益1,9641,0921,135+4.0%1,100103.2%
2026年3月期 サマリー(連結)
出典:2026年3月期 連結決算説明会 P.4

事業別の状況

事業別売上高は、コンタクトレンズ(光学機器含む)が33,258百万円(前期32,540百万円)、ケア用品が590百万円(前期564百万円)、その他(眼内レンズ・眼鏡事業含む)が92百万円(前期126百万円)となった。単体卸売ベースの対前年同期比では、エアグレードが44.4%増、乱視用が10.0%増、遠近両用が10.8%増と伸長した。

区分2024/3期2025/3期2026/3期
コンタクトレンズ31,74732,54033,258
ケア用品533564590
その他11512692
事業別売上高
出典:2026年3月期 連結決算説明会 P.6

通期業績予想(2027年3月期見通し)

2027年3月期の見通しは、売上高37,000百万円(前期比+9.0%)、営業利益2,200百万円(同+52.8%、営業利益率5.9%)、経常利益1,750百万円(同+24.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,350百万円(同+18.9%)としている。「シード1dayPureシリーズ」のスペシャリティレンズ販売強化やリブランディング推進、中国での連結会社の完全子会社化、東南アジアでの販売強化などを成長施策として挙げている。

項目2026年3月期2027年3月期見通し増減額増減率
売上高33,94237,000+3,057+9.0%
営業利益1,4392,200+760+52.8%
経常利益1,4061,750+343+24.5%
親会社株主に帰属する当期純利益1,1351,350+214+18.9%
2027年3月期見通し
出典:2026年3月期 連結決算説明会 P.24

株主還元

1株当たり年間配当金は2026年3月期実績で15円。2026年3月31日の株価終値606円に対する配当利回りは2.5%。今後の成長戦略と株主への安定的な利益還元の継続を総合的に勘案し、配当性向30〜40%を目標とした配当の継続を目指すとしている。

項目内容
1株当たり年間配当金(2026年3月期)15円
配当利回り(2026年3月31日終値606円時点)2.5%
配当性向目標30〜40%
株主還元
出典:2026年3月期 連結決算説明会 P.26

トピックス

鴻巣研究所4号棟は2026年1月に竣工し、第二期計画が完了すると年間最大生産能力は10億74百万枚に増加する見込み。2026年3月31日をもって東証プライム市場から東証スタンダード市場へ上場市場区分を変更した。2026年7月1日を効力発生日(予定)として、スマートコンタクトレンズ事業を完全子会社の株式会社オキュデバイセズへ会社分割(簡易吸収分割)により承継する予定。中東情勢の不安定化によるエネルギー価格・物流調達環境の先行き不透明感を踏まえ、中期経営計画(2024年4月〜2027年3月)における財務目標を見直した。

※本記事はシードが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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