国際計測器

国際計測器、2026年3月期は増収増益 バランシングマシン牽引で営業利益72.2%増

決算サマリー 2026.08.21
国際計測器、2026年3月期は増収増益 バランシングマシン牽引で営業利益72.2%増

※本記事は国際計測器が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

国際計測器の2026年3月期は、売上高14,948百万円(前年同期比+13.2%)、営業利益2,085百万円(同+72.2%)となり増収増益となった。バランシングマシンの売上増加及び原価率改善が主因。受注高は前年同期比+9.3%、受注残高は同+3.2%とともに増加した。2027年3月期は売上高14,000百万円(同△6.3%)、営業利益1,600百万円(同△23.3%)を予想している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

連結損益は、売上高14,948百万円(前年同期比+13.2%)、売上総利益6,021百万円(同+22.9%)、営業利益2,085百万円(同+72.2%)、経常利益2,296百万円(同+62.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,496百万円(同+59.1%)となった。1株当たり当期純利益は110.96円。営業利益の増加要因は、バランシングマシンの売上増加及び原価率改善による。

項目2025年3月期2026年3月期前年同期比
売上高13,20414,948+13.2%
売上原価8,3058,926+7.5%
売上総利益4,8996,021+22.9%
販売費及び一般管理費3,6883,936+6.7%
営業利益1,2112,085+72.2%
経常利益1,4112,296+62.7%
親会社株主に帰属する当期純利益9401,496+59.1%
1株当たり当期純利益(円)69.08110.96
2026年3月期決算概要サマリー
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.4

製品別の状況

製品別売上高は、バランシングマシンが9,699百万円(前年同期比+12.2%)と、米国及び中国のタイヤメーカー向けの出荷・検収増加により伸長した。電気サーボモータ式試験機は2,526百万円(同+10.9%)、材料試験機は950百万円(同+292.7%)と、電力業界向けクリープ試験装置や腐食環境試験装置などの受注増加により大きく伸びた。シャフト歪自動矯正機は444百万円(同△18.2%)、その他は1,327百万円(同△11.5%)と減少した。

製品2025年3月期2026年3月期前年同期比
バランシングマシン8,6419,699+12.2%
電気サーボモータ式試験機2,2772,526+10.9%
材料試験機241950+292.7%
シャフト歪自動矯正機544444△18.2%
その他1,4991,327△11.5%
連結売上高(製品別構成・推移)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.7

地域別の状況

地域別売上高は、日本4,338百万円(前年同期比+12.2%)、米国2,391百万円(同+65.9%)、アジア7,632百万円(同+23.0%)、その他585百万円(同△65.3%)となった。米国では外資系タイヤメーカーへのバランシングマシンの出荷・検収が増加した。

地域2025年3月期2026年3月期前年同期比
日本3,8684,338+12.2%
米国1,4412,391+65.9%
アジア6,2037,632+23.0%
その他1,690585△65.3%

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高14,000百万円(前年同期比△6.3%)、営業利益1,600百万円(同△23.3%)、経常利益1,600百万円(同△30.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(同△33.2%)を見込む。利益率が安定しているバランシングマシンの構成比に大きな変化がない中、売上高が若干減少する見込みであることが減益要因。

項目2026年3月期実績2027年3月期予想前年同期比
売上高14,94814,000△6.3%
売上原価8,9268,500△4.8%
売上総利益6,0215,500△8.7%
販売費及び一般管理費3,9363,900△0.9%
営業利益2,0851,600△23.3%
経常利益2,2961,600△30.3%
親会社株主に帰属する当期純利益1,4961,000△33.2%
1株当たり当期純利益(円)110.9674.21
2027年3月期 通期連結業績予想
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.16

製品別見通し

2027年3月期の製品別見通しは、バランシングマシン8,930百万円(前年同期比△7.9%)、電気サーボモータ式試験機2,100百万円(同△16.9%)、材料試験機900百万円(同△5.3%)、シャフト歪自動矯正機630百万円(同+41.6%)、その他1,440百万円(同+8.5%)としている。

連結売上高(製品別見通し)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.18

株主還元

総還元性向50%の達成を目標とし、企業体質の強化及び業容の拡大に備えて内部留保を充実することも重要な課題とする方針。2027年3月期の1株当たり配当金は40円を予定している。

トピックス

振動試験機・ステアリング試験機・包装貨物用試験機等は安定的に収益寄与する見込み。動力循環式タイヤ摩耗試験機及び動力循環式フラットロードタイヤ総合試験機は受注見込み、鉄道車輪粘着力測定装置は開発完了見込みとしている。

※本記事は国際計測器が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

Articles

株主優待

記事がありません。

個人投資家・企業様各位

目次