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いつも、2026年3月期は増収増益 協業ブランドパートナーが+41.1%増収でけん引

決算サマリー 2026.08.21
いつも、2026年3月期は増収増益 協業ブランドパートナーが+41.1%増収でけん引

※本記事はいつもが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社いつも(証券コード7694)の2026年3月期は、グループ連結で売上高約178.8億円、営業利益約2.7億円となり増収増益で着地した。経常利益は249百万円(前期比+474.8%)、当期純利益は157百万円で、前期の当期純損失98百万円から黒字転換した。単体は売上高約162.8億円・営業利益約5.4億円で着地する一方、主要な子会社(ビーラン、ピースユー)は売上高約13.3億円・営業利益約▲2.0億円とマイナスでの着地となった。サービス別では協業ブランドパートナーが前期比+41.1%の大幅な増収増益となり、業績をけん引した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

連結売上高は前期の13,940百万円から17,878百万円(前期比+28.2%)に、売上総利益は5,153百万円から6,736百万円(同+30.7%、売上総利益率37.7%)に増加した。いつも.データマーケティング(iDM)の活用により、前期比で社員数は約11%減少した一方、売上総利益は約31%増加し、高い生産性を実現した。営業利益は269百万円(前期比+262.3%)、経常利益は249百万円(同+474.8%)、調整後EBITDA(注:営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用+M&Aにかかる取得費用)は463百万円(同+81.1%)となった。

項目(百万円)2026年3月期実績2025年3月期実績前期比
売上高17,87813,940+28.2%
売上総利益6,7365,153+30.7%
販売費及び一般管理費6,4675,079+27.3%
営業利益26974+262.3%
経常利益24943+474.8%
調整後EBITDA463255+81.1%
当期純利益157▲98
2026年3月期 全社連結業績サマリー
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.5

サービス別の状況

サービス別では、Oneコマースがいつも.データマーケティング(iDM)とECノウハウの活用により売上高3,165百万円(前期比+14.2%)、売上総利益1,416百万円(同+15.8%)と増収増益となった。協業ブランドパートナーは複数ブランドの新規ローンチが寄与し、売上高13,091百万円(前期比+41.1%)、売上総利益4,604百万円(同+47.0%)と大幅な増収増益を実現した。共創・自創バリューアップは、ビーランが新ブランド「DIG」をローンチしたものの需要変動や天候等の影響で売上高1,422百万円(前期比▲17.8%)、売上総利益557百万円(同▲17.4%)と減収減益となった一方、KohGenDoは増収増益だった。ECプラットフォームは、ピースユーの増収増益により売上高199百万円(前期比+25.1%)、売上総利益158百万円(同+28.9%)となった。

セグメント指標(百万円)2026年3月期実績2025年3月期実績前期比
Oneコマース売上高3,1652,771+14.2%
Oneコマース売上総利益1,4161,222+15.8%
協業ブランドパートナー売上高13,0919,280+41.1%
協業ブランドパートナー売上総利益4,6043,132+47.0%
共創・自創バリューアップ売上高1,4221,729▲17.8%
共創・自創バリューアップ売上総利益557675▲17.4%
ECプラットフォーム売上高199159+25.1%
ECプラットフォーム売上総利益158123+28.9%
2026年3月期 サービス別連結業績
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.8

通期業績予想(2027年3月期)

2027年3月期の連結業績予想は、売上高205.6億円(前期比+15.0%)、売上総利益78.3億円(同+16.2%)、営業利益3.2億円(同+21.0%)、経常利益305百万円(同+22.2%)、調整後EBITDA507百万円(同+9.6%)、当期純利益188百万円(同+19.6%)としている。なお、協業ブランドパートナーでの新規ブランド獲得は業績予想に含めずに計画している。

項目(百万円)2026年3月期実績2027年3月期予測前期比
売上高17,87820,560+15.0%
売上総利益6,7367,826+16.2%
販売費及び一般管理費6,4677,500+16.0%
営業利益269326+21.0%
経常利益249305+22.2%
調整後EBITDA463507+9.6%
当期純利益157188+19.6%
2027年3月期 連結業績予想
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.29

サービス別の2027年3月期予想は、売上高の伸びを協業ブランドパートナーが牽引する計画で、同事業は売上高15,431百万円(前期比+17.9%)、売上総利益5,517百万円(同+19.8%)を見込む。Oneコマースは売上高3,337百万円(同+5.4%)、共創・自創バリューアップは売上高1,528百万円(同+7.5%)、ECプラットフォームは売上高261百万円(同+31.3%)とそれぞれ増収を見込む。

セグメント指標2026年3月期実績2027年3月期予測前期比
Oneコマース売上高3,1653,337+5.4%
Oneコマース売上総利益1,4161,424+0.6%
協業ブランドパートナー売上高13,09115,431+17.9%
協業ブランドパートナー売上総利益4,6045,517+19.8%
共創・自創バリューアップ売上高1,4221,528+7.5%
共創・自創バリューアップ売上総利益557666+19.5%
ECプラットフォーム売上高199261+31.3%
ECプラットフォーム売上総利益158217+37.2%

株主還元

本資料には配当・自己株式取得等の株主還元に関する記載はない。

成長戦略/トピック

2027年3月期は、iDMにAIによる実行機能を統合した「増幅装置」への進化や、バリューチェーンとチャネルの統合を目指す「いつも.TX(Total Transformation)」の推進を掲げる。TikTok Shopでは、TSP・CAP・TAPの3パートナーシップを軸とした「成長連鎖モデル」により市場成長を収益に取り込むほか、Amazon領域では広告運用・動画制作等のノウハウをAIエージェント化する専門AIエージェントの開発を進める。また、子会社ビーランの黒字化と役割の再定義(パイロット店舗化)にも取り組むとしている。

2027年3月期 全社取り組み(成長戦略)
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.22

※本記事はいつもが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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