清和中央ホールディングス

清和中央ホールディングス、2025年12月期は減収も 営業・純利益は黒字転換

決算サマリー 2026.08.21
清和中央ホールディングス、2025年12月期は減収も 営業・純利益は黒字転換

※本記事は清和中央ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

清和中央ホールディングスは2025年12月期の決算を発表した。国内鉄鋼内需が前年を4%程度下回るなど厳しい事業環境が続いたが、鋼材市況が年終盤に底打ちの兆しを見せたことや各種対策の効果により、収益面はV字回復した。ただし水準としてはなお低い状態からの脱却には至っていないとしている。連結売上金額は500億26百万円(前期比2.8%減)となった一方、営業利益は4億円、親会社株主に帰属する当期純利益は3億48百万円となり、いずれも前期の損失から黒字に転換した。経常利益は前期比2,635.7%増の5億18百万円となった。

目次

連結業績(2025年12月期 実績)

売上数量は318千トン(前期比1.4%増)と微増したものの、鋼材価格の下落により売上金額は前期比2.8%減の500億26百万円となった。一方、損益面では営業利益・経常利益・税前利益がいずれも大幅に増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は前期の1億1百万円の損失から3億48百万円の利益へと黒字転換した。1株当たり当期純利益は88.45円(前期は△25.72円)、1株当たり純資産は4,061.38円(前期3,991.22円)となった。

項目2025年12月期2024年12月期前期比
売上数量(千トン)318314+4(1.4%)
売上金額(百万円)50,02651,471△1,445(△2.8%)
営業利益(百万円)400△99+500(-)
経常利益(百万円)51818+499(2,635.7%)
税前利益(百万円)51714+502(3,438.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)348△101+449(-)
経営成績推移(連結)のグラフ
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.9

セグメント別(グループ会社別)の状況

清和中央ホールディングスは持株会社であり、単体のほか事業子会社の清和鋼業・中央鋼材の個別業績を開示している。2025年12月期は、単体の営業利益が3億5百万円(前期比5.5%増)となった。清和鋼業は売上数量178千トン(前期比0.8%増)となったものの、営業利益は2億3百万円(前期比13.8%減)と減益だった。一方、中央鋼材は売上数量141千トン(前期比2.0%増)、売上金額249億82百万円(前期比4.1%増)となり、営業利益は前期の4億34百万円の損失から73百万円の利益へと黒字転換した。

区分指標2025年12月期2024年12月期
清和中央ホールディングス(単体)営業収益(百万円)832825
清和中央ホールディングス(単体)営業利益(百万円)305289
清和中央ホールディングス(単体)当期純利益(百万円)259259
清和鋼業売上金額(百万円)24,95727,377
清和鋼業営業利益(百万円)203236
清和鋼業当期純利益(百万円)196221
中央鋼材売上金額(百万円)24,98224,008
中央鋼材営業利益(百万円)73△434
中央鋼材当期純利益(百万円)87△390
個別業績(単体:清和中央ホールディングス)の表
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想

会社は2026年12月期の見通しについて、世界経済は中国に若干の懸念が残るもののその他地域は改善し、緩やかな回復を見込むとしている。日本経済はサービス産業で賃金上昇やインバウンド効果による回復が続く一方、製造業は数量面で停滞し回復は鈍く、建設関連も本格的な回復には至らないと予想する。国内鉄鋼内需は「良くて昨年水準」と見込み、鋼材価格は昨年末の底打ちを受けて年前半は緩やかな上昇を見込むが、年後半の見通しは立てにくいとしている。鉄鋼流通業界については、需要回復の停滞と供給過剰の環境下で、販売増を目指した過当競争が続くと予想している。連結売上金額は510億円(前期比1.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3億60百万円(前期比3.4%増)を見込む。

項目2026年12月期予想2025年12月期(実績)増減率
売上数量(千トン)3303183.5%
売上金額(百万円)51,00050,0261.9%
営業利益(百万円)4404009.9%
経常利益(百万円)5405184.2%
税前利益(百万円)5405174.3%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)3603483.4%
連結業績予想の表
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.18

財政状態

2025年12月期末の資産合計は362億62百万円(前期比3.2%減)となった。流動資産・固定資産とも前期を下回った一方、純資産合計は161億99百万円(前期比1.7%増)に増加し、自己資本比率は44.1%(前期41.9%)に上昇した。

項目2025年12月期2024年12月期前期比
流動資産(百万円)25,72726,505△778(△2.9%)
固定資産(百万円)10,53510,937△402(△3.7%)
資産合計(百万円)36,26237,443△1,181(△3.2%)
負債合計(百万円)20,06321,519△1,456(△6.8%)
純資産合計(百万円)16,19915,924+275(1.7%)
自己資本比率44.1%41.9%
財政状態推移(連結)のグラフ
出典:2025年12月期 決算説明資料 P.11

株主還元

本資料には配当や自己株式取得など株主還元策に関する記載はない。

※本記事は清和中央ホールディングスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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