コンフィデンス・インターワークス

コンフィデンス・インターワークス、2026年3月期は増収減益 修正予想を上回り着地

決算サマリー 2026.08.21
コンフィデンス・インターワークス、2026年3月期は増収減益 修正予想を上回り着地

※本記事はコンフィデンス・インターワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社コンフィデンス・インターワークスは2026年3月期の通期決算を発表した。売上高は9,970百万円(前年同期比+18.8%)となり、2026年2月13日公表の修正予想(9,800百万円)を上回って着地した。一方、営業利益は1,284百万円(前年同期比▲1.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益は800百万円(同▲23.0%)となり、増収減益での着地となった。主力のゲーム業界向け派遣事業や人材紹介事業が軟調に推移する中、M&Aで新たに参入した領域の拡大が増収を牽引した。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

通期の売上高は9,970百万円(前年同期比+18.8%、修正予想比101.7%)、売上総利益は4,567百万円(同+8.7%)で、売上総利益率は45.8%(同▲4.3pt)となった。営業利益は1,284百万円(前年同期比▲1.4%、修正予想比101.2%)、経常利益は1,269百万円(同▲3.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益は800百万円(同▲23.0%)で着地した。前期に発生した子会社株式譲渡に伴う税負担軽減効果が当期は無かったことも、当期純利益減少の要因となった。(参考)EBITDAは1,557百万円(同+1.7%)だった。

項目2026年3月期(実績)2025年3月期前年同期比
売上高9,970百万円8,392百万円+18.8%
売上総利益4,567百万円4,203百万円+8.7%
売上総利益率45.8%50.1%▲4.3pt
営業利益1,284百万円1,303百万円▲1.4%
営業利益率12.9%15.5%▲2.6pt
経常利益1,269百万円1,311百万円▲3.2%
親会社株主に帰属する当期純利益800百万円1,039百万円▲23.0%
EBITDA(参考)1,557百万円1,530百万円+1.7%
2026年3月期通期決算ハイライト(売上高・営業利益と修正予想対比)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.9

セグメント別の状況

HRソリューション事業(派遣・受託)の売上高は6,937百万円(前年同期比+29.9%)と、当期新たに連結子会社となったレッツアイ・BRAISE・ジーズ・コーポレーションの業績取り込みにより大きく伸長した一方、セグメント利益は1,203百万円(同▲1.0%)とやや減少した。HRソリューション事業(人材紹介)は売上高1,482百万円(同▲0.4%)、セグメント利益500百万円(同▲5.8%)で、コンサルタント数減少により成約件数が減少した一方、AI・Web3・ディープテック領域の子会社プロタゴニストは黒字化により営業利益に貢献した。メディア&ソリューション事業は売上高1,563百万円(同▲0.0%)、セグメント利益542百万円(同+1.3%)で、求人広告メディア「工場ワークス」の売上が好調に推移し、固定費の変動費化によりセグメント利益率が改善した。

セグメント指標2026年3月期2025年3月期
HRソリューション事業 派遣・受託売上高6,937百万円5,339百万円
HRソリューション事業 派遣・受託セグメント利益1,203百万円1,215百万円
HRソリューション事業 人材紹介売上高1,482百万円1,488百万円
HRソリューション事業 人材紹介セグメント利益500百万円530百万円
メディア&ソリューション事業売上高1,563百万円1,564百万円
メディア&ソリューション事業セグメント利益542百万円535百万円
セグメント別 進捗率と業績の要因サマリー
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.16

通期業績予想

2027年3月期は、売上高11,500百万円(前年同期比+15.3%)、営業利益1,460百万円(同+13.6%)を見込み、増収増益の成長軌道への回帰を計画している。売上総利益は5,159百万円(同+13.0%)、売上総利益率は44.9%(同▲0.9pt)、営業利益率は12.7%(同▲0.2pt)を見込む。

項目2027年3月期(予想)2026年3月期(実績)前年同期比
売上高11,500百万円9,970百万円+15.3%
売上総利益5,159百万円4,567百万円+13.0%
売上総利益率44.9%45.8%▲0.9pt
営業利益1,460百万円1,284百万円+13.6%
営業利益率12.7%12.9%▲0.2pt
2027年3月期の業績予想と経年推移(売上高・営業利益)
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.24

株主還元

2026年3月期の配当は、前期から10円増配の年間75円にて確定し、上場以降の連続増配を継続した。2027年3月期は前期比10円増配となる年間85円(中間40円)の配当を予定しており、成長投資資金を確保しつつ株主還元を強化する方針。

配当実績・予想の推移
出典:2026年3月期 通期決算説明資料 P.28

中期経営計画/トピック

中長期業績目標として、2030年3月期に「売上高200億円、営業利益30億円」の達成を掲げ、既存事業の再成長と機動的なM&Aを軸にポートフォリオの多角化を進める方針。また、事業ごとの意思決定スピード向上と成長加速を目的に、2026年10月をめどにグループ経営体制へ移行するための会社分割準備を開始した。

※本記事はコンフィデンス・インターワークスが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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