松屋アールアンドディ

松屋アールアンドディ、2026年3月期は増収 売上総利益・営業利益・経常利益が過去最高

決算サマリー 2026.08.21
松屋アールアンドディ、2026年3月期は増収 売上総利益・営業利益・経常利益が過去最高

※本記事は松屋アールアンドディが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

松屋アールアンドディの2026年3月期(通期)実績は、売上高9,771百万円(前年同期比102.1%)、営業利益2,130百万円(同109.1%)、経常利益2,206百万円(同107.3%)となった。メディカルヘルスケア事業における血圧計腕帯の売上増加のほか、セイフティシステム事業のカーシート事業の収益性改善により、売上総利益・営業利益・経常利益はいずれも過去最高となった。親会社株主に帰属する当期純利益は1,549百万円(同99.3%)とほぼ横ばいだった。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

売上総利益は3,219百万円(前年同期比110.7%)で、売上総利益率は30.4%から33.0%に上昇した。税金等調整前当期純利益は2,044百万円(同99.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,549百万円(同99.3%)、1株当たり当期純利益は72.50円(同98.8%)だった。

項目2025.3期実績2026.3期実績前年同期比
売上高9,5679,771102.1%
売上総利益2,9073,219110.7%
売上総利益率30.4%33.0%+2.6
営業利益1,9532,130109.1%
経常利益2,0542,206107.3%
税金等調整前当期純利益2,0502,04499.7%
親会社株主に帰属する当期純利益1,5601,54999.3%
1株当たり当期純利益(円)73.3872.5098.8%

セグメント別の状況

セグメント別では、メディカルヘルスケア事業の売上高が血圧計腕帯の出荷増加により6,808百万円(前年同期比112.4%)、セグメント利益も2,124百万円(同106.9%)と増加した。セイフティシステム事業は縫製自動機のインド向け設備投資需要が一旦落ち着いたことで売上高は2,861百万円(同84.7%)と減収となったが、カーシート事業のベトナムでの生産が堅調に推移し採算性が改善したことで、セグメント利益は397百万円(同157.3%)と増益になった。

区分2025.3期実績2026.3期実績前年同期比
売上高9,5679,771102.1%
 メディカルヘルスケア事業6,0596,808112.4%
 セイフティシステム事業3,3782,86184.7%
 その他12910178.8%
セグメント利益1,9532,130109.1%
 メディカルヘルスケア事業1,9872,124106.9%
 セイフティシステム事業252397157.3%
 その他31△35
 調整△318△355
セグメント別売上高&利益
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.4
売上高及び営業利益の増減要因
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.5

通期業績予想

2025年12月15日公表のオムロンヘルスケア株式会社による公開買付けへの賛同表明のとおり、本公開買付け及びその後の一連の手続きにより当社株式が上場廃止となる予定であることから、2027年3月期の業績予想は記載されていない。

2027年3月期業績予想に関する記載
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.8

株主還元

連結キャッシュ・フロー計算書では、財務活動によるキャッシュ・フローの減少(△38百万円から△283百万円)は配当金支払の増額によるものと説明されている。配当金額など具体的な数値の開示はない。

財政状態

総資産は10,907百万円から12,507百万円に増加した。取引拡大により売上債権等が1,307百万円から1,986百万円に増加したほか、大野及びベトナムでの新工場投資により有形無形固定資産が3,271百万円から3,717百万円に増加した。純資産合計は6,932百万円から8,149百万円に増加した。

項目2025.3期実績2026.3期実績
現金及び預金4,1374,405
売上債権等1,3071,986
有形無形固定資産3,2713,717
資産合計10,90712,507
負債合計3,9754,357
純資産合計6,9328,149

キャッシュ・フローの状況

営業活動によるキャッシュ・フローは2,570百万円から1,272百万円に減少した。血圧計腕帯及びカーシートなどの取引増加により売上債権が増加したことによるものとされている。投資活動によるキャッシュ・フローは△745百万円から△1,074百万円となり、大野及びベトナムでそれぞれ新工場建設への投資が発生したことによるものとされている。

項目2025.3期実績2026.3期実績
営業活動によるキャッシュ・フロー2,5701,272
投資活動によるキャッシュ・フロー△745△1,074
財務活動によるキャッシュ・フロー△38△283
減価償却費192185
設備投資△501△620

成長戦略

成長戦略として、ベトナムを中心とした生産基盤をもとに3D縫製自動化ラインなど自動化に取り組み、メディカルヘルスケア事業及びセイフティシステム事業の受注拡大を図るとしている。ベトナムでは血圧計腕帯やカーシートの生産量拡大に対応するため、Honai第二工場(敷地面積12,000㎡、投資予定額6億円~8億円)を建設中で、2026年9月の完成、2027年4月の生産開始を予定している。福井県大野市では新工場(INNOVATION PLANT、敷地面積11,376㎡、投資予定額約2億円)が2026年3月に完成した。

ベトナムHonai第二工場建設計画
出典:2026年3月期 決算説明資料 P.11

※本記事は松屋アールアンドディが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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