※本記事はペットゴーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
ペットゴーは2026年3月期通期において、NB(ナショナルブランド)はロイヤルカナン食事療法食の商流変更により売上高が前年同期比66%まで減少した一方、DTC(Direct to Consumer)は同128%と大きく成長し、ブランド別売上構成比に占めるDTC比率は34%まで上昇した。全社売上高は当初計画通り前年同期比82%となり、売上高減少により営業損失を計上した。2027年3月期は”DTCシフト”を継続しつつ、着実な黒字化を目指す計画としている。
業績(2026年3月期 通期実績)
2026年3月期の全社売上高は7,420百万円(前期比82%)、営業利益は-204百万円(前期は228百万円)で営業損失に転じた。売上総利益は2,274百万円(前期比83%)、売上総利益率は30.6%(前期31.1%、-0.4pt)。経常利益は前期の207百万円から-227百万円に、当期純利益は前期の128百万円から-269百万円となった。
| 項目 | 25/3期 | 26/3期 | YoY |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 9,032百万円 | 7,420百万円 | 82% |
| 売上総利益 | 2,807百万円 | 2,274百万円 | 83% |
| 売上総利益率 | 31.1% | 30.6% | -0.4Pt |
| 営業利益 | 228百万円 | -204百万円 | ー |
| 営業利益率 | 2.5% | -2.8% | -5.3Pt |
| 経常利益 | 207百万円 | -227百万円 | ー |
| 当期純利益 | 128百万円 | -269百万円 | ー |

セグメント別の状況
報告セグメントとして「ペットコマース事業」と「ペットメディア事業」を当期より開示。ペットコマース事業はNBの影響で減収となり、売上高は7,126百万円(前期比79%)、セグメント利益は99百万円(前期比17%)にとどまった。一方、2025年4月にグループジョインしたFLAFFYによるペットメディア事業は売上高291百万円、セグメント利益57百万円と利益貢献した。なお、セグメント利益は共通費控除前の営業利益。
| セグメント | 指標 | 25/3期 | 26/3期 |
|---|---|---|---|
| ペットコマース事業 | 売上高 | 9,032百万円 | 7,126百万円 |
| ペットコマース事業 | セグメント利益 | 585百万円 | 99百万円 |
| ペットメディア事業 | 売上高 | ー | 291百万円 |
| ペットメディア事業 | セグメント利益 | ー | 57百万円 |

ペットコマース事業のブランド別動向(NB/DTC)
ペットコマース事業のブランド別では、ロイヤルカナン食事療法食の商流変更によりNB売上高は前年同期比66%の4,901百万円に減少した一方、DTCブランドは同128%の2,492百万円に拡大した。ブランド別売上構成比に占めるDTC比率は21%から34%へ上昇し、NB比率は79%から66%に低下した。
| ブランド | 25/3期 | 26/3期 | YoY |
|---|---|---|---|
| NB | 7,371百万円 | 4,901百万円 | 66% |
| DTC | 1,950百万円 | 2,492百万円 | 128% |

通期業績予想(2027年3月期)
2027年3月期は”DTCシフト”を継続しつつ、営業利益の黒字化を計画。全社売上高は7,992百万円、営業利益は153百万円(営業利益率1.9%)を見込む。NB売上高は4,863百万円、DTC売上高は3,027百万円を計画している。なお、NBとDTCの売上高は管理会計上の数値で、合計値は全社売上高と一致しない。
| 項目 | 2026年3月期実績 | 2027年3月期予想 |
|---|---|---|
| 全社売上高 | 7,420百万円 | 7,992百万円 |
| 営業利益 | -204百万円 | 153百万円 |
| 営業利益率 | -2.8% | 1.9% |
| NB売上高 | 4,901百万円 | 4,863百万円 |
| DTC売上高 | 2,492百万円 | 3,027百万円 |

株主還元
株主優待制度として、3月31日現在の株主名簿に1単元(100株)以上を保有する株主に対し、自社ECやアプリでの購入・寄付に利用できる5,000ポイント(1ポイント=1円相当)を贈呈する。6月の株主総会招集通知に同封して発送予定で、有効期限はポイント付与から6か月間。なお、本資料に配当に関する記載はない。
M&Aによる新規領域展開/中期的なトピック
2026年3月期はFLAFFY(2025年4月ジョイン)、DogHuggy(2025年12月ジョイン)と上場以来2件のM&Aを実行し、ペットコマースとペットメディア、新規領域を組み合わせた「ペットライフ・プラットフォーム」への進化を進めている。2027年3月期は、ペットコマースでの新規プレミアムフード投入や動物病院チャネルへの進出、ペットメディアでのSNS運用受託営業強化やイベント安定運用、DogHuggyの事業PMI強化や継続的なM&Aなど、”DTCシフト””収益基盤の強化””さらなる挑戦”を重点施策に掲げる。
※本記事はペットゴーが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。