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任天堂、2026年3月期は大幅増収増益 売上高2兆3130億円・純利益4240億円 Switch 2好調

決算サマリー 2026.08.10
任天堂、2026年3月期は大幅増収増益 売上高2兆3130億円・純利益4240億円 Switch 2好調

※本記事は任天堂が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

任天堂は2026年3月期(FY26)の連結業績として、売上高23,130億円(前期比+98.6%)、営業利益3,601億円(同+27.5%)、経常利益5,421億円(同+45.6%)、当期純利益4,240億円(同+52.1%)を計上した。Nintendo Switch 2の発売により大幅な増収増益となった。2027年3月期(FY27)は売上高20,500億円(同-11.4%)、営業利益3,700億円(同+2.7%)を見込む。

目次

連結業績(当期 実績)

売上高は前期比+98.6%の23,130億円、営業利益は同+27.5%の3,601億円(営業利益率15.6%、前期比-8.7pt)。経常利益は同+45.6%の5,421億円、当期純利益は同+52.1%の4,240億円(当期純利益率18.3%、前期比-5.6pt)となった。売上高段階での為替の影響額は+192億円、営業利益段階での為替の影響額は約+333億円。売上総利益は9,089億円(同+28.0%、売上総利益率39.3%、前期比-21.7pt)、販売費及び一般管理費は5,488億円(同+28.3%、売上高販管費率23.7%、前期比-13.0pt)。研究開発費は1,778億円(同+23.7%)、広告宣伝費は1,446億円(同+67.1%)。

項目当期(FY26)前期(FY25)増減
売上高23,130億円11,649億円+98.6%
営業利益3,601億円2,825億円+27.5%
営業利益率15.6%24.3%-8.7pt
経常利益5,421億円3,723億円+45.6%
当期純利益4,240億円2,788億円+52.1%
当期純利益率18.3%23.9%-5.6pt

セグメント別(事業区分別)の状況

売上高の内訳は、ゲーム専用機(ハードウェア・ソフトウェア等)が22,395億円(前期比+106.7%)、IP関連収入等(映像コンテンツ収入、スマートデバイス向け課金収入、ロイヤリティ収入、オフィシャルストアにおけるグッズ販売等)が735億円(同-9.7%)。デジタル売上高は4,076億円(同+25.0%)、デジタル売上高比率は54.6%(前期比+1.1pt)。ハードウェアの販売状況(セルイン)はNintendo Switch 2が1,986万台、Nintendo Switchが380万台(同-64.8%)。ソフトウェアはNintendo Switch 2が4,871万本、Nintendo Switchが13,691万本(同-11.9%)。

セグメント指標当期(FY26)前期(FY25)
ゲーム専用機売上高22,395億円10,835億円
IP関連収入等売上高735億円813億円
連結売上高の内訳(ゲーム専用機・IP関連収入等、地域別売上高割合)
出典:任天堂 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.4
ハードウェアおよびソフトウェアの主な販売状況(セルイン)
出典:任天堂 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.5

通期業績予想

2027年3月期(FY27)の業績予想は、売上高20,500億円(前期比-11.4%)、営業利益3,700億円(同+2.7%)、経常利益4,300億円(同-20.7%)、当期純利益3,100億円(同-26.9%)。前提為替レートは1ドル150円、1ユーロ175円。米国の関税措置による影響は2026年3月末時点の税率を勘案し、メモリを中心とする部材価格の高騰や関税措置等に伴う原価への影響として約1,000億円を織り込んでいる。Nintendo Switch 2の予想販売数量はハードウェア1,650万台(同-16.9%)、ソフトウェア6,000万本(同+23.2%)。Nintendo Switchはハードウェア200万台(同-47.4%)、ソフトウェア10,500万本(同-23.3%)を見込む。また、Nintendo Switch 2は2026年5月25日に日本で49,980円から59,980円へ、2026年9月1日に米国で449.99ドルから499.99ドルへ、欧州で469.99ユーロから499.99ユーロへ価格変更を予定しており、業績予想にはこれらの影響も反映されている。

項目FY27予想FY26実績増減
売上高20,500億円23,130億円-11.4%
営業利益3,700億円3,601億円+2.7%
経常利益4,300億円5,421億円-20.7%
当期純利益3,100億円4,240億円-26.9%
年間配当162円219円-57円
連結業績(予想)FY27業績予想の前提
出典:任天堂 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.10

株主還元

年間配当はFY27予想162円(FY26実績219円から57円減)。2026年3月には自己株式の取得・消却を実施し、取得した株式の総数は11,430,000株、取得価額(総額)は99,921,060,000円(取得日2026年3月3日)。消却した株式数は11,430,000株(消却前の発行済株式総数に対する割合0.88%、消却日2026年3月31日)。

項目自己株式の取得自己株式の消却
株式数11,430,000株11,430,000株
金額・割合99,921,060,000円消却前発行済株式総数の0.88%
実施日2026年3月3日2026年3月31日
自己株式の取得と消却について
出典:任天堂 2026年3月期 通期 決算説明資料 P.22

ビジネスハイライト

当期のNintendo Switch 2の本体セルスルーは、Nintendo Switch発売直後の通期実績を上回る水準で推移し、年間プレイユーザーは前期に続き1億人を超える規模で推移した。「ポケットモンスター」関連ソフトは、2026年2月27日発売のNintendo Switchソフトが発売後6週間で全世界累計400万本以上、2026年3月5日発売のNintendo Switch 2ソフトが発売後5週間で全世界累計400万本以上のセルスルーとなった。「トモダチコレクション わくわく生活」は発売後2週間の全世界累計セルスルーが380万本以上。映画「ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー」は2026年4月1日から世界各地で公開され、公開4週間で全世界興行収入が8億ドルを超えた。

※本記事は任天堂が公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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