ちゅうぎんフィナンシャルグループ

株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ、2026年3月期は6期連続増益 純利益397億円 2027年3月期は450億円予想

決算サマリー 2026.08.20
株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ、2026年3月期は6期連続増益 純利益397億円 2027年3月期は450億円予想

※本記事はちゅうぎんフィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループが公表した2026年3月期(2025年度)決算によれば、連結経常利益は560億円(前年比+177億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は397億円(前年比+123億円)となり、6期連続の増益となった。トップラインの伸長が牽引し、公表比でも当期純利益は+47億円上振れした。2027年3月期(2026年度)は連結経常利益650億円、親会社株主に帰属する当期純利益450億円、ROE7%以上を計画している。

目次

連結業績(2026年3月期 実績)

2026年3月期のFG連結経常利益は560億円(前年比+177億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は397億円(前年比+123億円)だった。参考として中国銀行単体では、コア業務粗利益が1,203億円(前年比+206億円)、コア業務純益が584億円(前年比+139億円)となった一方、与信費用は61億円(前年比▲73億円)に減少した。有価証券関係損益は▲35億円(前年比▲60億円)。中国銀行単体の当期純利益は369億円(前年比+117億円)だった。

項目2025年3月期(前期)2026年3月期(当期)前年比
連結経常利益383億円560億円+177億円
親会社株主に帰属する当期純利益274億円397億円+123億円
中国銀行単体 コア業務粗利益997億円1,203億円+206億円
中国銀行単体 コア業務純益445億円584億円+139億円
中国銀行単体 与信費用134億円61億円▲73億円
中国銀行単体 当期純利益252億円369億円+117億円
2025年度決算のP/L概要と親会社株主に帰属する当期純利益の増減要因
出典:ちゅうぎんフィナンシャルグループ 2026年3月期 決算説明資料 P.6

グループ会社の状況

中国銀行以外のグループ会社は、中銀証券が牽引し、各社の利益はおおむね堅調に推移した。グループ会社合計の経常利益は46.5億円(前年比+2.6億円)、純利益は31.6億円(前年比+1.9億円)だった。中銀証券の経常利益は13.6億円(前年比+4.9億円)、純利益は9.4億円(前年比+3.3億円)となり、増益に寄与した。

グループ会社経常利益(億円)前年比純利益(億円)前年比
中銀リース5.5▲1.33.7▲0.7
中銀カード3.2+0.12.0▲0.0
ちゅうぎんヒューマンイノベーションズ0.4+0.20.2+0.1
ちゅうぎんキャピタルパートナーズ0.6+0.10.4+0.0
Cキューブ・コンサルティング0.6▲1.00.6▲0.9
ちゅうぎんエナジー+エナジー1号+エナジーファンド0.4+1.10.2+0.9
中銀証券13.6+4.99.4+3.3
中銀アセットマネジメント2.4+0.31.6+0.1
中銀事務センター0.5+0.00.3+0.0
CBS0.9▲1.00.6▲0.6
中銀保証18.0▲0.712.0▲0.2
グループ会社合計46.5+2.631.6+1.9

通期業績予想

2027年3月期(2026年度)は、資金利益を中心としたトップライン拡大を計画している。地元を中心にアセットを積み上げるほか、国内政策金利引上げを2026年6月・12月の2回織り込む。一方で、ベースアップや戦略投資を継続する方針で、人件費は前年比約30億円増、施策投資は約25億円増を計画している。この結果、FG連結経常利益は650億円(前年比+90億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は450億円(前年比+53億円)、ROE7%以上を見込む。

項目2026年3月期(実績)2027年3月期(予想)前年比
連結経常利益560億円650億円+90億円
親会社株主に帰属する当期純利益397億円450億円+53億円
中国銀行単体 コア業務粗利益1,203億円1,331億円+128億円
中国銀行単体 コア業務純益584億円646億円+62億円
中国銀行単体 与信費用61億円75億円+14億円
中国銀行単体 当期純利益369億円423億円+54億円
2026年度業績予想(FG連結・中国銀行単体)
出典:ちゅうぎんフィナンシャルグループ 2026年3月期 決算説明資料 P.10

株主還元

株主還元については、2026年度(2027年3月期)は配当性向40%程度を目標に、利益成長を通じた配当拡大を行う方針である。あわせて、資本コントロールを通じた機動的な自己株式取得を行う。1株当たり配当は2025年度(2026年3月期)実績の90円(前年比+28円)に対し、2026年度(2027年3月期)は102円(前年比+12円)を予想している。

項目2025年3月期(前々期実績)2026年3月期(当期実績)2027年3月期(予想)
1株当たり配当62円90円102円
配当総額110億円159億円181億円
株主還元の推移(配当総額・1株当たり配当・自己株取得)
出典:ちゅうぎんフィナンシャルグループ 2026年3月期 決算説明資料 P.12

中期経営計画/トピック

中期経営計画「未来共創プラン ステージⅢ」(2023年4月~2027年3月)における財務KPIの進捗は、2025年度実績(2026年3月期)で親会社株主に帰属する当期純利益397億円、ROE6.8%、普通株式等Tier1比率(有価証券評価差額金等除く)11.0%となり、2026年度目標(2027年3月期)の当期純利益400億円以上・ROE7%以上・同比率11~12%に向けて進捗した。次期中期経営計画(2027年度~2030年度)に向けては、長期ビジョン(2040年度)とバックキャスティングによる検討に着手しており、現時点での検討水準として2031年3月期に親会社株主に帰属する当期純利益800億円以上、ROE10%以上を掲げている。

中期経営計画KPIの進捗状況(財務KPI・非財務KPI)
出典:ちゅうぎんフィナンシャルグループ 2026年3月期 決算説明資料 P.54

※本記事はちゅうぎんフィナンシャルグループが公開したIR資料(直近の通期決算説明資料)に基づく事実整理であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。数値は開示資料に基づきますが、利益指標の定義や集計方法は会社により異なる場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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